環境省は、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)が低濃度で含まれている電気機器の保有状況を把握するため、地方自治体による全国調査を行う方針だ。2027年3月末までの処分が所有者に義務付けられる中、自治体を通じて保有事業者への適切な指導につなげる。24年度中に複数の政令市で試験的に始め、25年度から全国に拡大する。(参考「PCB処理加速へ実態調査 自治体通じ保有状況把握―環境省」)
高濃度PCB廃棄物の処理の見通しが立ったことで、これからやっと低濃度PCBの処分に重点を移すと~
環境省が毎年公表している「PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(令和4年度)」は、届け出があったPCB廃棄物の保管や使用事業者の集計になるのかな、、、
この集計も平成27年度分「PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(平成27年度)」までは高濃度、低濃度の区分なし、、平成28年度分から「PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(平成28年度)」高濃度、低濃度の区分有り、、
かつては、微量PCB混入廃重電機器の処理に関する専門委員会 も低濃度PCB汚染物対策検討委員会も欠かさず傍聴はしていたが、、ここのところJESCOのポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会、環境省の PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会委員会も、ももうなんだか頭がついていかなくなってしまった~なにしろ、東京PCB処理施設、10年の暫定事業と思って最期まで頑張って見届けようとおもっていたが、処理開始から20年間になってしまったので元気も出ない、、
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■PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(令和4年度)について2024年03月29日
表-1 PCB廃棄物の保管状況(令和5年3月31日現在)
使用中が増えるということは、掘り起こしなどで見つかったのか?