東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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23区清掃一組 平成27年度一般会計予算の総額は714億6,100万円(前年度より113億3,600万円減)

2015年02月25日 08時48分28秒 | 東京23区のごみ

☆東京二十三区清掃一部事務組合「平成27年度予算 歳入」より作成

東京二十三区清掃一部事務組合ホームページで、平成27年度の予算書などが公表された。

 予算のあらましをみると、平成27年度の一般会計予算の総額は、714億6,100万円、対前年度△113億3,600万円、13.7%の減とのこと。
23区の分担金も総額326億円となり、前年度より46億4,000万円減少している。
大田清掃工場の建設が完了したことで、建替え中は練馬と杉並となり、施設整備費が大幅に減少している。
詳細は,平成27年度予算のあらまし(PDF:383KB)予算書及び予算説明書(PDF:761KB)

主な特色は、
1.不燃ごみ及び粗大ごみの処理に係る技術調査:10,176千円
2.NEDO実証事業:2,508千円
3.灰溶融処理の段階的休止: △1,924,571千円
4.不適正搬入防止:63,923千円
5.主灰の資源化本格実施等: 283,146千円 ←とても気になる主灰のセメント原料化
6.清掃工場の建設:9,995,813千円
となっている。詳細は~

こうしてみると、灰溶融処理施設の休止にともなう,運転管理維持費用の削減は大きい。
平成25年度で中防灰溶融施設の休止、足立、世田谷、品川は今年度で休止となる。
それにかわる、主灰のセメント化事業(外部委託)、埋立処理費用の増加はどうなるか。
いろいろ気になることはあるが~

以下、グラフは予算書などから作成

●平成27年度予算、歳出合計71,461,000千円

 


●23区清掃一組の清掃費の推移

 

●当初予算と23区の分担金の推移

 

●平成27年度の23区の分担金(区別納付額)
清掃一組設立当初は、各区の分担金は人口割りで決めていたが、、、
今では、各区別ごみ量(区収集ごみ+持込ごみ)で分担金をきめている。

 

参考

●各区の分担金(負担の調整後の実納付額)

 


●「各区の負担の調整額」の確定額支払額推移


 

関連(本ブログ)
23区 「清掃負担の公平」による負担の調整額(平成27年度)について
2014年10月15日)

 

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