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固定価格買い取り制度 家庭の負担、(将来は)年1万円超も

2014年11月25日 08時52分26秒 | 原発・発電・エネ

なんのための固定価格買取制度、「家庭の負担、年1万円超も」、、

再生可能エネルギーの導入拡大のための固定価格買い取り制度とはいえ、国の長期的なエネルギー政策も曖昧、現政府は、今も原発を重要なベース電源とて再稼働もさせたいのである。

電力自由化も、電源構成比も、再生可能エネルギーの目標もみえず、ただただ固定価格買い取り制度の先行。再生可能エネルギーの将来的な展望もみえず、こんなことでは、素人的にみても、固定価格買い取り制度で一気に事業参入が増加しても、期間が過ぎるとみんな一斉に事業撤退となるであろう。その程度のものなのだろうか、10年、20年過ぎたらまた考えるのだろうか、、、受益者負担とはいえ、なにか納得いかないな、、、

日本経済新聞-2014/11/23
再生可能エネルギーの普及を促すため、大手電力10社に太陽光、風力、地熱、中小水力、バイオマスの5つの電力を一定の固定価格で買い取ることを義務付ける制度。政府が2012年7月に導入した。再生エネルギー発電事業者が大手電力に電気を売るには ...…現在は電気料金への上乗せ分として標準的な家庭で年2700円を負担している。経産省の試算では、将来は年間の国民負担が4倍超の2兆7千億円に膨らみ、1家庭当たりの負担が1万円を超す可能性もある。……
 
 
経産省資源エネルギー庁

なっとく!再生可能エネルギー固定価格買取制度> 買取価格・期間等

買取価格・期間等

 

調達価格や調達期間は、各電源ごとに、事業が効率的に行われた場合、通常必要となるコストを基礎に適正な利潤などを勘案して定められてます。具体的には、中立的な調達価格等算定委員会の意見を尊重し、経済産業大臣が決定します。

太陽光 太陽光 10kW以上 10kW未満 10kW未満
(ダブル発電)
調達価格 32円+税 37円 30円
調達期間 20年間 10年間 10年間

 

風力 風力 20kW以上 20kW未満 洋上風力(※)
調達価格 22円+税 55円+税 36円+税
調達期間 20年間 20年間 20年間
  ※建設及び運転保守のいずれの場合にも船舶等によるアクセスを必要とするもの。

 

地熱 地熱 15,000kW以上 15,000kW未満
調達価格 26円+税 40円+税
調達期間 15年間 15年間

 

水力 水力 1,000kW以上
30,000kW未満
200kW以上
1,000kW未満
200kW未満
調達価格 24円+税 29円+税 34円+税
調達期間 20年間 20年間 20年間

 

水力 既設誘水路
活用中小
水力(※)
1,000kW以上
30,000kW未満
200kW以上
1,000kW未満
200kW未満
調達価格 14円+税 21円+税 25円+税
調達期間 20年間 20年間 20年間
  ※既に設置している導水路を活用して、電気設備と水圧鉄管を更新するもの。

 

バイオマス バイオ
マス
メタン発酵
ガス
(バイオマス由来)
間伐材等
由来の木質
バイオマス
一般木質
バイオマス・
農作物残さ
建設資材
廃棄物
一般廃棄物
その他の
バイオマス
調達価格 39円+税 32円+税 24円+税 13円+税 17円+税
調達期間 20年間 20年間 20年間 20年間 20年間
  バイオマスの例
【メタン発酵ガス】下水汚泥・家畜糞尿・食品残さ由来のメタンガス
【間伐材等由来の木質バイオマス】間伐材、主伐材※
【一般木質バイオマス・農作物残さ】製材端材、輸入材※、パーム椰子殻、もみ殻、稲わら
【建設資材廃棄物】建設資材廃棄物、その他木材
【一般廃棄その他のバイオマス】剪定枝・木くず、紙、食品残さ、廃食用油、汚泥、家畜糞尿、黒液
 

※「発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン」に基づく証明のないものについては、建設資材廃棄物として取り扱う。

 

 
 
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