I’M GONNA SIT RIGHT DOWN AND WRITE MYSELF A LETTER
~手紙でも書こう~
1935年
作詞/ ジョウ・ヤング Joe Young
作曲/ フレッド・E・アーラート Fred E. Ahlert
【明るい失恋ソング?】
だいたい、世の中に「明るい失恋」なんてものはあるのでしょうか?
でもこの曲を聴くと、ふられたことや連絡が途絶えてしまったことを
歌っているのに、すごくカラッとした雰囲気を持つ、
歌詞とのギャップが面白い曲です
最近では、彼女との唯一の連絡手段だった手紙のやり取りさえも
途絶えてしまい、その寂しさと戦った主人公は、思いつくのです
『ならば自分で手紙を書こう!彼女から来たつもりの自分宛の手紙を!』
と・・・。
いいなぁ~。この人
明るいなぁ~(笑)
なかなか思えないですよね
?
【舌をかみそうなくらい長いタイトル】
しかし、この曲名をライブでご紹介させていただくときなど、
思わず舌をかみそうになります
歌になると大丈夫なのですが「さぁ!タイトルを言うぞ!」と思うと、
逆に力が入って言い間違えそうに
歌詞が長いもので、言いにくそうなものは他にもあり、例えば
『Between The Devil And The Deep Blue Sea』
『Rock-A-Bye Your Baby With A Dixie Melody』
『Spring Can Really Hang You Up The Most』
などがあります。でも比べてみると、ほら
『I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter』
やっぱり長いですね
あ、でももう一つ戦えるほどの長いタイトルの曲がありました
『I’m Gonna Lock My Heart And Throw Away The Key』
ん~~~!やっぱり僅差で、
『I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter』
の勝ちかなっ
!!
でも、本当に「コピペ」じゃないとキツイほど長い
この曲の作詞・作曲を手がけたこの二人は、
どうやら映画畑の人だったようですが、
そんな二人の作品だからか、タイトルが長かったり、
言葉がリズムに乗りやすかったりと、
曲全体に何気なく遊び心が散りばめられているところに、
この歌の魅力があるような気がします
【インスト物でも歌物でも人気のスタンダード】
当初はファッツ・ワーラーがお得意のピアノの弾き語りでヒットさせ、
その後、1956年にビリー・ウィリアムズとう男性歌手の
MGM盤で200万枚の大リヴァイヴァル・ヒットを果たしました
しかし日本でも、フランク・シナトラの『Swing Easy』の中で
縁の下の力持ちのネルソン・リドルの演奏で録音したもののイメージが強く、
とても人気があります
他には、ビング・クロスビー、ルイ・アーム・ストロング、
ナット・キング・コール、ディーン・マーティン、
エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、など、
歌手はもちろん
インストでも、ファッツ・ワーラーのほかに、ベニー・グッドマン、
カウント・ベイシー、アート・テイタム、ベン・ウェブスターなど、
たくさんのミュージシャンに取り上げられています


個人的には女性コーラスの草分け的存在の
『The Boswell Sisters』のほのぼのとしたサウンドも好きです
ではこの『I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter』
「手紙でも書こう」ですっ!!
どうぞっ!!
《英語歌詞》
(VERSE)
The mailman passes by and I just wonder why
He never stops to ring my front door bell
There’s not a single line from that dear old love of mine
No, not a since I last heard “Farewell”
Since you stop’d writing me I’m worried as can be
I miss each little loveword now and then
You’re in my every thought, you don’t know how much I’ve fought
To find a way to feel O.K. again
(CHORUS)
I’ gonna sit right down and write myself a letter
And make believe it came from you
I’ gonna write words, oh, so sweet
They’re gonna knock me off my feet
A lot of kisses on the bottom, I’ll be glad I’m got’em
I’ gonna smile and say “I hope you’re feeling better”
And close with love the way you do
I’m gonna sit right down and write myself a letter
And make believe it came from you
《日本語和訳歌詞》
(ヴァース)
郵便配達がまた家の前を通り越していく・・・
僕はそのたび不思議に思うんだ
彼はなぜ、我が家の玄関に立ち止まって
ベルを鳴らさないんだろう?ってね
最後の「さよなら」の言葉を聞いてからというもの
愛しい君からの便りもなく音信不通
君からの手紙が来なくなってから僕はずっと悩んでいたんだ
そして時々、君からもらった手紙の愛の言葉の一つ一つを
思い返しては愛おしくなる
もう、頭の中は君の事でいっぱいさ
僕がどれほどもう一度立ち直ろうと
必死にあの手この手で頑張っているかなんて
君は全然、知らないだろうね・・・
(コーラス)
よしっ!それならここに座って自分宛の手紙でも書いてみよう!
そうそう、君から届いた手紙だというつもりになってね
それはそれは、もう飛び上がっちゃうほどの甘い言葉で綴るのさ
そして最後の行にはたっくさんのキスマークをつけて
それをもらった僕は大喜び!!
笑顔で「ごきげんよう!」なんて言ってみたりして
そして手紙の最後は「愛をこめて」と書くんだ
いつも君がしているようにね
よしっ!もう、こうなったら
ここに座って自分宛の手紙を書くぞ!!
君から届いた手紙だというつもりになってね
~手紙でも書こう~
1935年
作詞/ ジョウ・ヤング Joe Young
作曲/ フレッド・E・アーラート Fred E. Ahlert
【明るい失恋ソング?】
だいたい、世の中に「明るい失恋」なんてものはあるのでしょうか?
でもこの曲を聴くと、ふられたことや連絡が途絶えてしまったことを
歌っているのに、すごくカラッとした雰囲気を持つ、
歌詞とのギャップが面白い曲です

最近では、彼女との唯一の連絡手段だった手紙のやり取りさえも
途絶えてしまい、その寂しさと戦った主人公は、思いつくのです

『ならば自分で手紙を書こう!彼女から来たつもりの自分宛の手紙を!』
と・・・。
いいなぁ~。この人

明るいなぁ~(笑)

なかなか思えないですよね

【舌をかみそうなくらい長いタイトル】
しかし、この曲名をライブでご紹介させていただくときなど、
思わず舌をかみそうになります

歌になると大丈夫なのですが「さぁ!タイトルを言うぞ!」と思うと、
逆に力が入って言い間違えそうに

歌詞が長いもので、言いにくそうなものは他にもあり、例えば
『Between The Devil And The Deep Blue Sea』
『Rock-A-Bye Your Baby With A Dixie Melody』
『Spring Can Really Hang You Up The Most』
などがあります。でも比べてみると、ほら
『I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter』
やっぱり長いですね
あ、でももう一つ戦えるほどの長いタイトルの曲がありました
『I’m Gonna Lock My Heart And Throw Away The Key』
ん~~~!やっぱり僅差で、
『I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter』
の勝ちかなっ

でも、本当に「コピペ」じゃないとキツイほど長い

この曲の作詞・作曲を手がけたこの二人は、
どうやら映画畑の人だったようですが、
そんな二人の作品だからか、タイトルが長かったり、
言葉がリズムに乗りやすかったりと、
曲全体に何気なく遊び心が散りばめられているところに、
この歌の魅力があるような気がします

【インスト物でも歌物でも人気のスタンダード】
当初はファッツ・ワーラーがお得意のピアノの弾き語りでヒットさせ、
その後、1956年にビリー・ウィリアムズとう男性歌手の
MGM盤で200万枚の大リヴァイヴァル・ヒットを果たしました

しかし日本でも、フランク・シナトラの『Swing Easy』の中で
縁の下の力持ちのネルソン・リドルの演奏で録音したもののイメージが強く、
とても人気があります

他には、ビング・クロスビー、ルイ・アーム・ストロング、
ナット・キング・コール、ディーン・マーティン、
エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、など、
歌手はもちろん

インストでも、ファッツ・ワーラーのほかに、ベニー・グッドマン、
カウント・ベイシー、アート・テイタム、ベン・ウェブスターなど、
たくさんのミュージシャンに取り上げられています



個人的には女性コーラスの草分け的存在の
『The Boswell Sisters』のほのぼのとしたサウンドも好きです

ではこの『I’m Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter』
「手紙でも書こう」ですっ!!
どうぞっ!!
《英語歌詞》
(VERSE)
The mailman passes by and I just wonder why
He never stops to ring my front door bell
There’s not a single line from that dear old love of mine
No, not a since I last heard “Farewell”
Since you stop’d writing me I’m worried as can be
I miss each little loveword now and then
You’re in my every thought, you don’t know how much I’ve fought
To find a way to feel O.K. again
(CHORUS)
I’ gonna sit right down and write myself a letter
And make believe it came from you
I’ gonna write words, oh, so sweet
They’re gonna knock me off my feet
A lot of kisses on the bottom, I’ll be glad I’m got’em
I’ gonna smile and say “I hope you’re feeling better”
And close with love the way you do
I’m gonna sit right down and write myself a letter
And make believe it came from you
《日本語和訳歌詞》
(ヴァース)
郵便配達がまた家の前を通り越していく・・・
僕はそのたび不思議に思うんだ
彼はなぜ、我が家の玄関に立ち止まって
ベルを鳴らさないんだろう?ってね
最後の「さよなら」の言葉を聞いてからというもの
愛しい君からの便りもなく音信不通
君からの手紙が来なくなってから僕はずっと悩んでいたんだ
そして時々、君からもらった手紙の愛の言葉の一つ一つを
思い返しては愛おしくなる
もう、頭の中は君の事でいっぱいさ
僕がどれほどもう一度立ち直ろうと
必死にあの手この手で頑張っているかなんて
君は全然、知らないだろうね・・・
(コーラス)
よしっ!それならここに座って自分宛の手紙でも書いてみよう!
そうそう、君から届いた手紙だというつもりになってね
それはそれは、もう飛び上がっちゃうほどの甘い言葉で綴るのさ
そして最後の行にはたっくさんのキスマークをつけて
それをもらった僕は大喜び!!
笑顔で「ごきげんよう!」なんて言ってみたりして
そして手紙の最後は「愛をこめて」と書くんだ
いつも君がしているようにね
よしっ!もう、こうなったら
ここに座って自分宛の手紙を書くぞ!!
君から届いた手紙だというつもりになってね