若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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声は育つ

2009年07月20日 | Weblog日記 ~ほぼ毎日更新~
みなさん、こんばんは!!




お休みも今日までですね?




明日から社会復帰しないとですね(笑)





さて、突然ですが、皆さんはご自分の声をどういう風に思われますか?





私は歌をはじめるまで、正直あまり自分の声が




好きではありませんでした。




それはたぶんいわれる方は悪いつもりでおっしゃられている




つもりではなかったと思うのですが、よく言われたのが




「ハスキーな声だね」と言われ、




ちょっと可愛らしい高めの声にあこがれていた私にとっては、




ちょっとコンプレックスだったくらいだったのです





話はまた変わり、




実は、私が学生のころやっていたアルバイト先で一緒だった方が、




その昔、某国営放送のアナウンサーに内定しました。




その方は先輩だったので、大学をご卒業されて




アルバイトもやめられてからは




お互い全く生活ペースも変わってしまい




連絡もとりあっていませんでした。





しかし、再会は思わぬ形で訪れました。





ある日、何気なくニュースを付けると、とても落ち着いたトーンで、




淡々と、でも大事な言葉はしっかりと聞き取れる




ニュースを読む、女性アナウンサーが画面に現れました




その女性こそがそのときの彼女だったのです




もちろん昔から、決められた仕事以外にも、




なにかイベントというと司会進行もきちんとこなせる、




素敵な女性だったのですが、何より驚いたのは、




更に磨かれた、というか、あの頃だっていい声だなぁ、




と思っていたのに、そのニュースを読む彼女の声は、




全く別人のような、2トーンくらい落ち着いた低めの声だったのです。





思わず、名前と顔を何度も確認しなければ信用できないくらい、




それはそれは、どれだけどんなの訓練をされてきたのか、




暗いニュースも明るいニュースも、表情の緊張感やわらかさも




その話に合ったトーンで本当に立派なキャスター




になられていたのです





私も歌を始めてから、声について色々と考えるところがありました。




でも、ひとつ分かったことは、声と言うのは育つ、ということです。





もちろん、ムリに声を荒らすようなことをして生活していては




悪い方向へと行くのは目に見えていますが、




故ケネディ大統領も、声の与える力を知っていたので、




専門のヴォイストレーナーを付けていたほど、




声にこだわっていたそうです




どんな楽器よりも、1音発しただけで、分かる人には




すぐに誰の声か分かってしまうくらいの力を




声は持っています。





私もそう思うと、今の声を大事に、そしてもっともっと




私らしさがいい方向に出るように、育てていこうと




思いました。





みなさんも、ご自分の声をどうぞ大切に




なにもアナウンサーやオペラ歌手のかたの美声が




すべてではありません




でも、今の声をたまに意識するだけでも




変わってくると思います





世界に一つしかない楽器なんだと思うだけで、




ほら




少し愛おしくなってきたでしょう





お互い、自分の声も大事にしていきたいものですね





それでは、とりあえずはお互い、





明日はまた元気に社会復帰しましょうね~(笑)




おやすみなさ~~~い

















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