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若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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私の心強い相棒です!!

2008年11月08日 | フルート ~私の相棒~
ジャジャーン

私の相棒、フルートでーす

手前は小学校4年生のクリスマスに両親に買ってもらった

初めてのフルート(フル美さん)で、

その奥が、高校生のときに姉に買ってもらった、

現在使っているフルート(フル男さん)です(笑)


どうでしょう?違いが分かりますか


小さくて見えにくいかもしれませんが、現在使っているものには

キーの一部分に穴が開いているんです。なのでこの様子から

「リングキー」と呼び、また手前のものを、

穴がふさがっていることから「カバードキー」と呼ばれています。


高校生のとき「音楽の道を志すならレベルアップのためにも

フルートを買い換えたほうがいい」といわれ、銀座の楽器店で

10本以上は吹いたと思いますが、その中から選んだのが

このアメリカの「ヘインズ」というメーカーの楽器でした


しかし不思議なのですが、このときはクラシックのフルート奏者を

目指していたのに、「リングキーだとジャズのときも

音に変化をつけられるかもなぁ~」と思って選んだのです。


ジャズはこのときまったく目標にしていなくて、

ただ漠然と思っていただけだったのに、今現在は

クラシックではなく、ジャズで吹いているんですから、

もしかしたら潜在的に思っていたのかもしれませんね(笑)


フルートの材質は、今でも木管楽器といわれる元になった

「木」の他に、洋銀、銀、金、最近ではプラチナと、

非常に高価なものもあります


木以外の金属は、たとえば総金製といわれても

主に金を使っている、ということで、

純度が高いと、逆にやわらか過ぎて楽器として向かないので、

銅やニッケル、あえんなどが一緒に含まれています。


ちなみに私のは総銀製です


高価で買えない負け惜しみではありませんが

華やかな音色が魅力の金などに対して、銀の音色には

うまくいえませんが、言葉にするならば音色に

「わびさび」を感じるのです。「陰」というか・・・。


フルートの神様ともいわれる素晴しい音色の

マルセル・モイーズ」という音楽家の本を読み、

その人が銀製にこだわっていたこと、また、

その本を教えてくれた先生も銀製にこだわっていて、

その音もやはり素晴しかったことも影響していました


買った当時よりもだんだん音が馴染んできて、

やっと自分の物になってきたかなぁ・・・という感じ。


いやまだまだ


もっとこの子のいい部分を引き出せるはず

フル男さん、これからも一緒にたくさんのステージに立とうね
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