若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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秋のはじまり、はじまり!!

2012年09月03日 | Weblog日記 ~ほぼ毎日更新~
みなさぁ~~~~~~~~~~ん

こんばんはぁ~~~~~~~~~~~~~


今日からいよいよ本格的に夏休みも開けて、

9月がスタートしましたね


相変わらず雨が突然降ったりやんで晴れたりですが、

一雨ごとにすこ~し、爽やかさを感じるようになりました。


どうぞ季節の変わり目、寝ている頃など冷房つけっぱなしだと

そろそろ寒くて目が覚めそう!!

お疲れがたまっていらっしゃる頃かとぞんじますが、

ちゃんと切タイマーなどで調節お忘れなく!!

わたしは職業柄、このあたりは皆さんのことも心配になってしまいます

元気に過ごしましょう!!!


と・こ・ろ・で!!!



リカド ボサさぁ~~~~~~~~~~~ん

>若生さま、いつもお世話になっております。
はじめまして。突然すみません、、、。もし、もし!可能でしたら、
リカドボサの英語歌詞を教えていただけませんでしょうか・・・。
勝手なお願い、本当にすみません・・・。お願い申し上げます!


昨夜、とても嬉しいメッセージを頂きまして本当にありがとうございます。

いつもブログ読んでくださってありがとうございます

お急ぎのようでしたので、取り急ぎ返信という形でもお返事させていただきましたが、

あらためて『レカード・ボサノバ』というのはポルトガル語で、

英語の歌詞は、ポルトガル語の歌詞とはまた別の人が書きました。


ボサノヴァといえばジョビンですが、

ジョビンは自分がポルトガル語で書いた歌詞を、

勝手に英語歌詞にされて、オリジナルとのあまりの差に

何度か愕然とし、それから自分自身で「英語歌詞」も書くようになったそうです。


ジョビンのそのこだわりは、もしかしたら「ポルトガル語」というよりも、

もっと「ボサノヴァの本質」とかそういったものを感じずにただ雰囲気で書いたような、

ウスッペラな歌詞に書き換えられるのがたまらなくイヤだったんでしょうね。


ただ、好きだの、ホレた、ハレたで書いてんじゃないんだよ~~~~~~


みたいな(笑)



しかし、この「レカード・ボサノバ」はジョビンの作品ではなく、

あまり詳しくはわからないのですが、

ブラジル出身のアメリカへ移住した二人が作詞・作曲したようです。


もともとの原詩ですが、

そもそもブラジル語で「RECADOレカード」というのは

「手紙、伝達、伝言、便り」などなどの意味があるらしく、

『未練を残しつつ別れてしまった相手への未練と、でも

それが運命だったんだと言い聞かせる。そんな懐かしさも含めた

全ての想い、そしてこの歌が、私の心からのメッセージ』

というような内容で、こちらの原詩では、

英語歌詞の『ザ・ギフト』のように、

「二人だけの楽園」にはどうやらたどり着けなかったようです


原詩のことを思うと、だから「マイナー系のメロディー」だったんだな、

と、改めて思います


英語歌詞にされたときに、これがポルトガル語とは真逆の内容の

「ザ・ギフト」というタイトルになりました。


それをイーディ・ゴーメという女性ジャズ歌手の歌でリバイバル&大ヒット

しかもその場所は、ブラジルでもアメリカでもなく、なんとなんと、

「日本」でのCMタイアップがきっかけだったのです


ライブで歌わせていただくたびに思うのですが、

日本人は盆踊りの血なのか、外国の方から「シャイが多い」なんていわれるけど、

イヤ、イヤ、イヤ

どちらかといえば、

「ラテン系」です(笑)


しかも、このレカード・ボサノバのように、

ちょっとマイナー系で、時々「泣き」が入るメロディーは弱い(笑)


ほら「ベサメ・ムーチョ」とか「夢破れし並木道」とか

「キサス・キサス・キサス」とか「スウェイ」とか!!

ねっ???踊りたくなってきたでしょう


もちろんカラッとしたラテンも人気がありますが、

このちょっと雰囲気の出るマイナーのような、でもメジャーの響きにもなったり、

というラテンはみなさん身体を動かして聴いてくださいます。


よろしければお時間ございましたら、

下記をご覧下さいませ。

「レカード・ボサノバ」の英語歌詞を「ザ・ギフト」


そうそう!!「レカード」「リカード」「リカド」とか、

同じですよね(笑)どれが一番多いのかわからないくらい、

みなさん色々な呼び方をされるので、私はライブの曲紹介では、

「ザ・ギフト」をお聴きください。

と逃げています

だって英語の歌詞を歌うし

どうぞまたあそびにいらしてくださぁ~い!!



潮音さぁ~~~~~~~~~~~~ん


>疑問に思ってた箇所をすべて解説して頂きありがとうございました。
素晴しい訳詩にも感謝、感謝です。
ありがとうございました。


はじめまして

いやいやいや、もう本当にそういっていただけると、

励みになります!!ムーン・リバーはかなり私自身も好きなので調べました。

「ハックルベリーフレンド」やもともとは「ブルー・リバー」にして、

内容も、映画の主人公の役名もいれて作られていた・・・。

など、私も調べていて楽しかったです。

また訳詩をアップしたいなと思っています

どうぞこれからもブログともどもよろしくお願いいたしまぁ~~~~~す



kariyasさぁ~~~~~~~~~~~~~~ん

>前に書いたかも知れないけど、
ヴァースの歌詞とカレン(・カーペンター)がWhe...と
「スッ(でも毅然?潔く??或いはスパッ)」っと入るトコロを始めとして格段に好きな一曲です。
  ・・・なぁんてコメントしようとしたら、
「Close to you」や一連のバカラック作品の作詞者ハル・デビッドさんが
お亡くなりになったとの報道がありました。
例え間接的にでも、知ったお方の悲しい知らせは残念でなりません。
心よりご冥福をお祈り致しますと共に、今夜は彼を偲んで何か聴きながら一杯やらないといけないね。
  今日のお題(?)に返して「I'll Never Fall in Love Again」にしてみようかな?
大人の反応・・って受けて立つには、まだ修行が足りないかも?(笑)


そうそうそう!!もうね、kariyasさんも相当だと思いますが、

わたしはカレンの出だしとかでつかむ声、しびれます

すティービィー・ワンダーの「キス・ロンリー・グッバイ」の

イントロの出だしに私がしびれていたときに、そのつながりで、

出だしの話になって、そのときに、私が好きな「イエスタディ・ワンスモア」で

この話に出たんですよね?その後、バカラックの話にもなって。


私もバカラック作品は大好きですが、その作詞のハル・デビッドさんがなくなられたなんて。

作品を生み出し、世界中の人々を幸せにして、これからもその作品が

幸せをもたらしてくれると思うので、私のようなその作品を歌わせてもらう立場の人間は

作ってくれた人への敬意をこめて、お客様に無事に作者の思いと共にお届けさせていただけるように、

そういった意味では、作者と聞き手の間に立たせていただく重要な役割なので、

しっかりと取り組んでいきたいと思います。


♪What do you get when you fall in love~

「I'll Never Fall in Love Again」

これも大好き!!あと、これも!!

♪You see this girl~ This girl's in love with you~

「This Girl's In Love With You」

きっと意見はぴったり合うに決まってると思うけど!!

お互い、これらを聴いて今夜は過ごしましょう!!

いつもありがとうございま~~~~~~~~す


さぁ!!それでは、9月19日も、

新曲入れてます!!

雰囲気のある一曲も今日追加しちゃったので、

とっても気分がいいです

もし、お時間ございましたらぜひお越しくださいませ


今夜はこのへんで!!


おやすみなさぁ~~~~~~~~~~~い


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