一人ディズニー見聞録

ディズニーを切り口に世の中の出来事を紹介しています。ディズニーソングのコンサートレポートも書いています。

ディズニー・オン・クラシック 2022 12/15公演 第1部

2022-12-22 09:32:00 | コンサート




12/15(木)、「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2022」が東京国際フォーラムで行われた。

この日は、第2部に『塔の上のラプンツェル』から全曲演奏されるA公演の日で、(B公演は『ノートルダムの鐘』。今年のディズニー・オン・クラシック(以降オンクラ)は、第2部が2つの公演に分かれており、加えてこの日は秋の全国ツアー東京公演のファイナルコンサートだった。

『~ラプンツェル』公演、5000人が収用できる国際フォーラム、そして今ツアー最後の東京公演という要素が相まって、平日の夜にも関わらず大勢のお客さんが来場していた。

そのため、開演時刻の午後7時にオーケストラ・ジャパンが音合わせをしている際も場内にお客様が入ってきた。さらに、第1部1曲目の『フェアリー・ガーデン』が演奏し終わった後にも入ってくる様子から、この日は大盛況だということが伺えた。

話をコンサートに戻すと、開演時刻の午後7時、オーケストラ・ジャパンが音合わせを終えた後、ステージに指揮者のリチャード・カーシーさんが笑顔で登場した。

第1部1曲目は、東京ディズニーランド「ディズニー・ファンティリュージョン!」より『フェアリー・ガーデン』が演奏された。1995年~2001年の間にランドの夜のパレードで使用された同曲は、今までのオンクラでは何度も演奏されてきた人気の曲だ。

曲に合わせてステージ上のスクリーンには、過去のコンサート映像が流れていた。声は出せない状況だが、お客さんが感動している様子は場内の雰囲気で察することができた。

1曲目終了後、コンサートのナビゲーターを務めるささきフランチェスコさんとシンガーのみなさんが登場。出演者が全員登場したのは、2、3曲目をルーレットで選ぶ演出を見届けるためだ。

オンクラ開演20周年を祝う今ツアーでは、ディズニーソングのプロデューサーたちが選んだ3曲と、お客様リクエストから選ばれたパークミュージックの4曲をそれぞれルーレットで決めるお楽しみコーナーがある(曲のリストはホームページでチェック)。しかも毎公演行われるため、公演ごとにより異なった曲が演奏されるのだ。

ファイナルコンサート東京公演1日目ということで、気合いが入ったフランチェスコさんがパーク部門の曲を紹介する際に、思わず聞き逃してしまいそうになる早さで紹介した(しかも一切噛んでない)。

今日を含めて4回目の来場となる自分にとっては、紹介される曲にさほど驚かなかったが、この日はパーク部門の曲が紹介される度に会場は盛り上がった。特に最初に紹介された『ワンス・アポン・ア・タイム』の時は一番盛り上がった。

この様子を見て、この日は始めてオンクラに来る人が多いと感じた(自分の隣に座っていた男女のグループも始めてオンクラに来ている感じだった)。既に今ツアーに何度も来ていれば、「今日はこの曲やってほしいな」と心の中で願う人やそういう内容の会話をするお客様が多くなると思うが、そういったものより「えっ!ワンスやるの!?」みたいな驚きが多かった。

コンサートの演出に新鮮なリアクションをする多くのお客様を見ていると、オンクラに新しい仲間が増えた感じがして嬉しかった。

この日のプロデューサー部門は『ライオン・キング2』より『愛の導き』。パーク部門では、東京ディズニーシーの夜のショー「ファンタズミック」の『イマジネーション』となった。

『愛の導き』では、モネ・サーベルさんとアルマンド・ロンコーニさんのデュエットで唄われた。スクリーンにシンバの娘・キアラとスカーの息子・コブが向かい合って互いを思う姿を、ステージ上のモネさんとアルマンドさんも同じように向かい合って唄っていた。映像とシンガーがシンクロして、互いを愛する様子は感動的だった。

続いて、『イマジネーション』をディロン・ヒープさんとケイリー・ルビナッチオさんのデュエットで唄われた。9/10(土)のツアー初日公演で観た以来だったが、スクリーンに映し出される「ファンタズミック」を観ていると、9/10と同じくリアルタイムで生演奏付きのショーを観ている感じになった。

何度もこのブログで書いているが、オンクラはディズニーの映画やパークの世界に実際に行った感覚にさせてくれる没入体験を提供してくれるコンサートだ。それを体現させてくれたのが、この日選ばれた『イマジネーション』だった。


セレブレーション・ルーレットのあとは、お客様アンケートで1位となった各部門の曲が演奏された。まずは、作品部門で1位を取った『リトル・マーメイド』の『パート・オブ・ユア・ワールド』をケイティ・トラビスさんのソロで演奏された。

続いて、パーク部門で1位を獲得した東京ディズニーシー「シンドバッド・ストーリブック・ヴォヤッジ」より『コンパス・オブ・ユア・ハート』をアルマンドさんのソロで演奏された。

そして最後は、歌曲部門で1位を獲得した実写版『アラジン』より『スピーチレス ~心の声』がトリシアさんのソロで演奏された。

聞いた感じは、ツアー初日(9/10)の公演と似ているため気になる方は9月12日(月)にアップしたブログを読んで頂きたい。

この日は初めて観に来るお客様が多かったため、ルーレットコーナーと同じく1曲ごとに驚きや喜びのリアクションが観客席から起こった。中でも「シンドバッド~」の時は、「ああ~!!」という声が多く聞こえた。

お客様リクエスト曲が終わると、第1部最後の『メリーポピンズ』より『メリーポピンズ』組曲が、ケイティさんのソロとシンガー全員で演奏された(感想は9/12の記事をチェック)。

初めて来るお客様が多いことを知れた第1部。そして彼らは第2部になると、もっと驚き感動するのであった。

〈第2部に続く〉

〈第1部セットリスト〉
①東京ディズニーランド「ディズニー・ファンティリュージョン!」より『フェアリー・ガーデン』
②『ライオン・キング2』より『愛の導き』
③東京ディズニーシー「ファンタズミック!」より『イマジネーション』
④『リトル・マーメイド』の『パート・オブ・ユア・ワールド』を
⑤東京ディズニーシー「シンドバッド・ストーリブック・ヴォヤッジ」より『コンパス・オブ・ユア・ハート』
⑥実写版『アラジン』より『スピーチレス ~心の声』
⑦『メリーポピンズ』より『メリーポピンズ』組曲
『チム・チム・チェリー』(楽器演奏)、『お砂糖ひとさじで』、『凧をあげよう』、『チム・チム・チェリー』、『2ペンスを鳩に』、『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』


最新の画像もっと見る

コメントを投稿