以前「ディズニー作品には、犬や猫の次ぐらいに虎が出てくる」と書いたが、狐も多く登場している気がする。『ズートピア』のニック、『ロビン・フッド』のロビン・フッド、『きつねと猟犬』のトッド等、様々な作品で狐のキャラクターが登場する。その中でも一番印象に残っているのが、『ピノキオ』に登場する「正直ジョン」ことJ・ワシントン・ファウルフェローだ。
正直ジョンは、猫のギデオンと一緒に学校に向かうピノキオを騙し、ストロンボリの人形芝居小屋に入れたり、「島の遊園地」に行かせるなどの悪事を働いてお金を貰っていた。さらにジョンは、劇中で歌も歌っており、ピノキオを芝居小屋に連れていくシーンで『ハイ・ディドゥル・ディー・ディー』を楽しげに歌っている。
人気のあるディズニー・ヴィランズ(ディズニー作品の悪役)の1人(?)である正直ジョン。巧みな話術で相手を騙す姿は、まさにヴィランと言えるが、そう思えるのはジョンのキャラクター以外からも言える。それはジョンの日本語吹き替えが、伝説の声優・山田康雄だからだ。
山田さんは、1983年公開版でジョンの吹き替えを担当しており、そのバージョンは現在ディズニーから発売されているソフト版(VHS・DVD・BD等)にも収録されている。山田さんがジョンのような、ずる賢いキャラクターを上手く演じられたのは、初代ルパン三世の声優を務めていたからだと思う。
それなら納得だ。話術で相手を巧みに騙し、欲しいものを手に入れるところは、正直ジョンもルパンも同じだ(ルパンの場合は変装して騙すことが多いが)。ルパンの声を演じた山田さんがジョンを演じることで、正直ジョンのずる賢さはより際立っていた。山田さんの声は、お調子者でずる賢いキャラクターの声をやるにはぴったりだ。
そのため『ピノキオ』でジョンがセリフを言うシーンでは、ルパンが話しているようにしか見えなくなってくる。またジョンが時折「とっつあん!!」や「ふ~じこちゃ~ん」と言っているのではないかと感じてしまう(あくまで個人的な感想)。そういえば、ニコニコ動画でジョンのセリフシーンだけをまとめた動画があり、そこに流れるコメントには「ルパンの声だ」、「ルパン逮捕だ~!」等、やたらとルパン関係のものが多かった。
正直ジョンとルパン三世。どちらもコミカルな悪党のため、憎たらしいけど憎めない面白いキャラクターであった。
正直ジョンは、猫のギデオンと一緒に学校に向かうピノキオを騙し、ストロンボリの人形芝居小屋に入れたり、「島の遊園地」に行かせるなどの悪事を働いてお金を貰っていた。さらにジョンは、劇中で歌も歌っており、ピノキオを芝居小屋に連れていくシーンで『ハイ・ディドゥル・ディー・ディー』を楽しげに歌っている。
人気のあるディズニー・ヴィランズ(ディズニー作品の悪役)の1人(?)である正直ジョン。巧みな話術で相手を騙す姿は、まさにヴィランと言えるが、そう思えるのはジョンのキャラクター以外からも言える。それはジョンの日本語吹き替えが、伝説の声優・山田康雄だからだ。
山田さんは、1983年公開版でジョンの吹き替えを担当しており、そのバージョンは現在ディズニーから発売されているソフト版(VHS・DVD・BD等)にも収録されている。山田さんがジョンのような、ずる賢いキャラクターを上手く演じられたのは、初代ルパン三世の声優を務めていたからだと思う。
それなら納得だ。話術で相手を巧みに騙し、欲しいものを手に入れるところは、正直ジョンもルパンも同じだ(ルパンの場合は変装して騙すことが多いが)。ルパンの声を演じた山田さんがジョンを演じることで、正直ジョンのずる賢さはより際立っていた。山田さんの声は、お調子者でずる賢いキャラクターの声をやるにはぴったりだ。
そのため『ピノキオ』でジョンがセリフを言うシーンでは、ルパンが話しているようにしか見えなくなってくる。またジョンが時折「とっつあん!!」や「ふ~じこちゃ~ん」と言っているのではないかと感じてしまう(あくまで個人的な感想)。そういえば、ニコニコ動画でジョンのセリフシーンだけをまとめた動画があり、そこに流れるコメントには「ルパンの声だ」、「ルパン逮捕だ~!」等、やたらとルパン関係のものが多かった。
正直ジョンとルパン三世。どちらもコミカルな悪党のため、憎たらしいけど憎めない面白いキャラクターであった。
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