今日はひな祭り
祖父(実家の母の父)の命日なので
子供の頃はひな人形も無く
いとこもワシらも
女の子ばかりだったにも拘わらず
ひな祭りもしませんでした
家族でひな祭りを
するようになったのは
結婚してからの事
子供の頃から
人形やぬいぐるみが大好きなワシは
友達の家に飾られる ひな人形が
とても羨ましくて
小さな物でもいいから欲しいと
母にねだったのですが
頑として首を縦に振らず
うちがビンボーだから 仕方ないと
思っていました
しかしある夏の日
TVで定番の心霊特集をしていて
その日は
人形にまつわる話をしていたのですが
それを見ていた母が
意外な事を言い出したのです
母が子供の頃
祖父が古いがとても立派な
お雛様を手に入れて
娘達の為に飾ったそうなのですが
その年 良くない事が
立て続けに起こり
手に入れた経路も怪しげだった為
もしかしたら ひな人形のせいかも?
と捨てる事にしたそうです
それを毎日くず集めにリヤカーで
回って歩いてる業者さんに 話した所
「そんな立派なひな人形を
捨てるなんて もったいない。
うちにも娘達がいるから」と
喜んで貰って行ったそうです
しかし 次の日から
くず屋さんは姿を見せなくなり
最初は風邪でも引いたのかしら?と
思っていた母の家族も
二度と姿を見せないのは
やはり あのひな人形は
何か曰くのあった物だったのでは?と
考えるようになり
それ以来 ひな人形に限らず
人形自体 買う事もしなくなった
そうです
いったい あのひな人形は
どういう曰くがあったのか
くず屋さんは
どうなってしまったのか?
今となっては解りませんが
その中で唯一
人形に執着するワシが産まれたのは
何故でしょう・・・
(;゜∀゜)