ボランティアガイドをしている友人の案内で奈良へ。
偶然に春日若宮神社おん祭の日でした。
全く知らずに行ってしまったのでした。
近鉄奈良駅に集合。
とってもいいお天気だけどちょっと風が強いかなと。
やはり大阪より寒い。
まずは駅前の行基さんにご挨拶。
何かあるとは思っていたけど行基さんでした。
噴水なので水が噴いてた。
東大寺に向かって立ってらっしゃるらしい。
興福寺 北円堂や中金堂について色々教えてもらう。
五重塔は工事中でした。
なかなか業者が決まらず着工が遅れたらしい。
南円堂では御朱印をいただく。
御朱印帳を持ってくるのを忘れたなと気がついたのは生駒を過ぎたあたりでした。
(一緒に行った友人は持ってきたけど新しいの買ってた)
びんずる尊者さんも撫で撫でしまくった。
きっとお腹痩せるはず。
五重塔が改修工事中なので、三重塔へ。
これまた周囲の樹木伐採中でめっちゃ迂回させられる。
歩きやすい靴でほんま良かった。
猿沢池の周りは出店がいっぱいでした。
めっちゃいい匂いした。
采女神社も和牛串に囲まれてました。
神様もびっくりやろな。
一之鳥居付近は色々と行事があるらしく人がいっぱいで通行止めになってました。
林の中を歩く。
さすがの鹿もあんまりいてません。
これは鹿の働き方改革なのか、頭数少なめ。
フレックス制なのかも。
出勤時間が変則的なのかな。
浮見堂に到着。
ほぼ人のいない静かな池に浮かぶ浮見堂。
大正時代の建物なので奈良的には最近ですね。
新緑の季節に来たら気持ちいいやろうなぁ。
浮見堂の南側にある瑜伽山園地は、
将棋の白玲戦が行われた会場でもあります。
将棋友達同士なのでウキウキで見学。
素敵なお庭でした。
ランチは瑜伽山園地横の「日本料理滴翠」で。
ふふ奈良の施設なのかな。
意外とリーズナブルでした。
めっちゃ悩んで季節野菜の天婦羅丼セットにしました。
焼きカレーと最後まで悩んだのよ。
ご飯とお味噌汁はお代わり自由でしたが、これくらいでよし。
天丼に天ぷらついてた。
飛鳥のなめらかプリン付。
もちろんビールは飲む。
さすが奈良、ラベルにも鹿がおった。
美味しいビールでした。
のんびりまったり食べたのでめっちゃお腹いっぱい。
続いて志賀直哉旧居へ。
教科書で「城の崎にて」を読んだくらいしか知らないのですが、思った以上にラグジュアリーなセレブハウスでした。
イメージ的にはもっと庶民的というか清貧な感じでしたが、愛妻家なパリピでした。
サンルームとか食堂とか、ほんと素敵すぎた。
東京に引っ越す前にお別れ遠足したようですが、記念写真に写った人が調査中なのが面白かったです。
次に行ったときには誰かわかってるといいな。
月日亭の女将も遠足に参加してたけど、あの月日亭なんかな?
それから遠足なのに革靴なんやなと盛り上がりました。
いいお庭でしたわ。
ささやきの小径を通って春日大社さんへ。
昔は禰宜がこの道を通って通勤していたようです。
奈良市内なのに森でした。
15:00過ぎなので少し薄暗くなってきて、鹿が景色に同化しすぎてました。
脇道から鹿が急に現れるのでびっくりやし。
視界の隅で何か動いてると思えば鹿やし。
振り返れば鹿がいる。
鹿的にも鹿せんべいを持っていないのを察知してか、まったくねだってきませんでした。
この道では人間が異端だもんな。
若宮さんは参拝できなかったのですが、金龍神社へお参り。
やはりお金大事ですからね!
何もしなくても月に15万くらい手に入りますように、とはお願いはしませんでしたが(笑)
察して叶えてくれたらいいのになと。
とてもご利益のありそうな狛龍様たちでした。
龍が剣と珠と鏡を持っているので三種の神器を持たれているようです。
最後は春日大社へお参り。
鹿はわさわさおりました。
奈良の鹿って餌貰ってない野良鹿やったのね。
そら鹿せんべいほしいわな。
夫婦鹿の灯籠や歴史のある灯籠のお話もいっぱい教えてもらいました。
藤原氏に関係するところなので藤の花がたくさんありました。
季節になったらまた来たいなぁ。
光る君へを見てたので、藤原氏熱いです。
話を聞いてる間に鹿にカツアゲされかけましたが、持ってないと知るとぷいっていなくなりました。
鹿、恐るべし。
春日大社でも御朱印をいただく。
夕方だからなのか、鹿がめっちゃ鳴いてました。
ちょっと切ない寂しくなるような声です。
鹿園苑のところに芭蕉の句がありました。
「びいと啼 尻聲かなし 夜の鹿」
不肖の弟子の後始末のために大阪へ向かう途中に奈良に立ち寄ったときに読んだ句らしい。
鹿の泣き声ってびいか?
と情緒もないことを話し合いながら駅へ向かう3人組なのでした。
めっちゃきれいな空でした。
空は奈良時代と変わらないのでしょうか。
最後は奈良の日本酒をおいているお店で打上げです。
うまっしゅさん。
美味しかった。
つきだしも美味しかった。
奈良楽しかったー!
第二弾もありそうなので楽しみです。