中学受験と聞いて、どんなイメージを持たれますでしょうか。
群馬県の高崎市、その中でも田舎で育った自分にとっては、
中学受験?誰がするの?ぐらいのイメージ「でした」。
「でした」と過去形にした意図として、今現在は全く異なるからです。
高校卒業後、大学進学とともに上京し、首都圏の某進学塾に就職。
それ以来、教育支援事業に携わっています。
そこで初めて中学受験のことを知り、難しさや魅力、様々なことを学び、今日に至ります。
首都圏の中学受験は一言で言うなれば、超ハード。
普通の公立小学校だけでは全く太刀打ち出来ないといっても過言ではありません。
凄まじい大変さとともに、そこから得られる経験は大きく、
一概に良いとも悪いとも断言出来ない自分がいます。
娘が幼稚園に入園するタイミングで地元の群馬県に戻り、
引き続き教育支援事業に携わっています。
群馬県は決して中学受験熱が高いとは言えません。
ただ、公立の中高一貫校や東京農業大学第二の中等部など、
徐々に徐々に熱を帯びだしつつある印象はあります。
本日、ある中学校の入試問題(算数)を解いてみました。
激ムズとまでは言わないまでも、小学校の勉強だけでは、
解けないだろうという問題がちらほら。
中学生で学ぶ方程式に近しい解き方も必要ですしね。
小学生は方程式を教わらないので、方程式を利用して解いては×です。
ただ、近しい考え方は必要になってきます。
塾によっては教えているかもですが。
※途中式を書かせるような中学校は要注意です。
中学受験熱が高まってほしいとか、中学受験を進めたいわけではなく、
中学受験で必要とされる考え方は「大切」だと思います。
中学受験に限らず、ただ覚えるだけ、丸暗記のような勉強では面白みがありません。と言うより、それは勉強とは言わないですよね。
おそらく、ただ覚えるだけ、丸暗記をしている生徒からは、
「何で勉強しないといけないの?」という質問が飛んでくるのではないでしょうか。なぜなら、つまらないし、面白くないから。
ひょっとしたら、そのような質問をさせないことが、
私たち教育支援事業に携わる者の役割なのかもしれません。