霞ヶ浦 その1 常磐線高浜駅―鹿島鉄道潮来駅
霞ヶ浦は一周約125キロですが、最寄り駅からのアプローチを考えると、一周する場合歩く距離は約140キロになります。もっとも一周をしなくても、歩いて楽しいコースは無数にあります。私の霞ヶ浦一周は6回を数えました。
我孫子駅6:25発の電車で出発、常磐線高浜駅7:15着、駅前のT字路を直進約5分で恋瀬川にかかる愛郷橋に出ます。ここを渡らずに左折、左岸を直進すれば、約10分で霞ヶ浦です。そのまま左岸を直進、雄大な眺めを楽しんでいるうちに、正面に霞ヶ浦大橋と霞ヶ浦タワーが見えてきます。意外に近いぞと思いながら歩くうち、道つまり湖岸は大きく左へ切れこみ、園部川合流地点を9:05通過、このあたりから鹿島鉄道石岡鉾田線の電車が玉造の手前まで湖岸を平行して走っています。
湖岸をひたすら歩き、霞ヶ浦大橋を渡らずにくぐり、左側のこぎれいな休憩所で一休み(10:30着、ここまで15キロ)。長距離を歩きたくない場合は、あと2キロで関東鉄道玉造駅へ出るコースがあります。今回は引続き左岸を直進するうちに、鯉の養魚場が多数見えてきます。更に直進すれば、干拓地の水田地帯に出ます(今宿)。ここで例によってコーヒーを沸かし昼食です(12:15着、25キロ)。
これから2キロほど未舗装ですが、しばらくすると霞ヶ浦東岸(左岸)きっての景勝地天王崎です。国民宿舎「白帆荘」、温泉、マリーナなどがあり、公園も整備されていて一休みに最適です(13:40着、30キロ)。正面には霞ヶ浦西岸(右岸)きっての景勝地和田岬が見えます。コーヒーを沸かし、20分ほど休憩。ここから5キロで霞ヶ浦の終点北利根橋(14:45着、35キロ)でこれから先は常陸利根川になります。北利根橋を渡らず、左岸を直進すると潮来駅です。(15:40着、ここまで40キロ)このコースはほとんど舗装されており、平坦で歩きやすく、常に霞ヶ浦を右に見て湖岸を歩きます
(使用地図:国土地理院・常陸高浜、玉造、西蓮寺、麻生、潮来)
霞ヶ浦 その2 常磐線高浜駅―土浦駅
このコースはいわゆる霞ヶ浦中岸を歩きます。土浦駅、高浜駅どちらからでもかまいません。ハイライトは霞ヶ浦随一の景勝地「歩崎観音」です。道は歩きにくい砂利道が多く、底の厚い靴が必要です。霞ヶ浦は常に左側にあり、全行程湖岸を歩きます。
我孫子発6:25電車で出発、高浜駅7:15着、駅前のT字路を直進約5分で恋瀬川にかかる愛郷橋に出ます。ここを渡り左折、右岸を行けばまもなく霞ヶ浦に出ます。湖岸を左に見て、水田地帯を通過、正面に霞ヶ浦大橋と霞ヶ浦タワーが見えてきます。意外に近いぞと思いながら歩くうち、道つまり湖岸は大きく右へ切れこみ、霞ヶ浦町の漁村を通り霞ヶ浦大橋へ10:10着(15キロ)。あまり長距離を歩きたくない場合は、ここから大橋を渡り、ふれあいランド経由、玉造駅まで約3キロのコースがあります。
大橋を渡らず直進、歩きやすい舗装道路を行けば、右手に歩崎観音の丘が見えてきます。石段を登れば神社があり、湖を見下す素晴らしい展望台があります。10:40着(18キロ)。ここからの眺めは霞ヶ浦随一で、この一帯は公園として整備され、水族館もあり、絶好の昼食の場所ですが、今回は先を急ぎ小休止の後出発。
しばらく歩くと再び歩きにくい砂利道になり、道も大きく西へ曲がり有河のが右手に見えます。以前この地点に橋がなく、一の瀬川を500メートル遡り、また戻ったものですが、数年前に橋が出来、湖岸を能率よく直進できます。このあたりから霞ヶ浦が細くなり、左手約4キロ先に右岸が見えます。牛久大仏もはっきり見えるようになります。水資源公団事務所に12:15着、コーヒーを沸かし昼食(25キロ)。
これからは比較的単調な道を西へ向かって進みます。天気が良ければ釣り人が多く、また右側に名物のレンコン畑が続きます。まもなく土浦の町が正面に見え始め、天気が良ければ多数のヨットが見えてきます。終点も近いなと思っていると、道は大きく右(東)へ左(西)へ曲がり、土浦市内に入ります。土浦駅着15:20、37キロのウオーキングでした。
(地図:国土地理院 常陸高浜、玉造、西蓮寺、木原、土浦)
霞ヶ浦 その3 常磐線土浦駅―鹿島線潮来駅
このコースは距離も長く、道路の状態も悪く、1日で歩くには霞ヶ浦一周コースでもっとも難しいでしょう。私は通常2回に分けて歩いています。
① 古渡橋―土浦
土浦駅(江戸崎行バス)7:45発、吹上8:25着。ここから霞ヶ浦めざして歩き、古渡橋(ふっとばし)8:50着。ここで湖岸を左折、歩きにくい砂利道を岸に沿って進み、稲荷の鼻を通り、大山マリーナ10:15着。このあたりから雄大な湖の景色が広がります。湖岸に沿って更に直進陸平貝塚入り口10:15、最近整備されたこぎれいな公園を経由、養魚場12:15着、17キロ。ここでコーヒーを沸かし昼食。更に湖岸を直進、防衛庁技研及び自衛隊武器学校を迂回し、あとは湖岸を直進、土浦駅15:20着。30キロ。このコースは上述の通り、湖岸を歩けない部分があり、霞ヶ浦一周コースではいささか興味をそがれるところがあります。
② 古渡橋―潮来駅
なんとも優雅な地名が多く、眺望にも恵まれ、非常に良いコースです。上述のルートで古渡橋8:20着。旧古渡橋は建替え中で渡れず、新古渡橋を渡り遠回りして旧古渡橋東端へ出ます。ここから湖岸に沿って北上、堂崎鼻や西の洲岬(10:00着)では雄大な湖の景色が楽しめます。更に湖岸を直進、小袖が浜を通り、霞ヶ浦右岸最大の景勝地和田岬11:00着13キロ。夏はキャンプに良いところです。正面には霞ヶ浦左岸最高の景勝地天王崎が望めます。更に湖岸を直進、数年前野鳥観察のため整備された妙岐の鼻で昼食11:30着 15キロ。淡水真珠養殖場を右に見て稲敷大橋を渡り、しばらく歩けば霞ヶ浦の終点北利根橋13:00 着、20キロ。これから常陸利根川の右岸または左岸を通り、潮来駅14:20着 25キロのウオーキングでした。
これにて私の霞ヶ浦一周も完結です。なにも一周しなくても良いコースは無数にありますので、脚力や時間に合わせいろいろなコースが選べます。これこそウオーキングの醍醐味ではないでしょうか。(おわり)
(地図:国土地理院 江戸崎、西蓮寺、木原、土浦、麻生、潮来)
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