東京都目黒区青葉台1-22-1 「エヌ1221 (N_1221)」 【1839】
さてトンガリアートのPAVILIONを後にし、目黒川の桜並木に沿って池尻大橋方向へほてほてと約400㍍遡上すると、向かいの辻に、リブートされながらもどこか懐かしさの残る、グレーの民家が目に留まりました。
スマホでググってみると、自然素材重視の鉄板焼野菜&自然派ワインをメインにしたカフェということが分かり、早速ティータイムと洒落こみました。
通常のお店であればランチタイムはとうに過ぎた時間帯でしたが、此処はPM4時までのロングランなため、1階の店内は食事を摂る若い女子で未だにぎわっていましたよ。
それら女子パワーを避け2階へと上がると、一転して約40年前の面影が如実に残る個室が3つ設けられ、その見事なレボリューションに立ち止まり暫し見入った程です。
天井や壁、柱は当時のものを極力残しつつも今風にリブートしてあり、1階のオープンな雰囲気より、カップルにはこちらの方が静かに愛を語りやすいでしょうね。
また調度品から照明に至るまで同じものはなく、異なった雰囲気を醸し出しているのにも、センスの良さを感じます。
メニュー表①
ランチメニューは肉、魚、野菜と、バランスのとれた創作系丼が主流です。
メニュー表②
スイーツ類もフツーではなく、ひとひねり加えてあります。
メニュー表③
もちろんコンセプト通り野菜や果物をたっぷり使ってありますよ。
メニュー表④
京都や和歌山、高知など関西の食材を多用しているのも特徴の一つです。
メニュー表⑤
コチラはディナータイムの鉄板焼メニューで、その時節の旬野菜がピックアップされています。
メニュー表⑥
これだけ野菜中心のヘルシーメニューが並んでいると、女子に人気なのも頷けますね。
「南瓜のチーズケーキ 600円」
仄かに甘い南瓜がごろごろと入った、家庭的な素朴さ漂うケーキで、一口頬張ると幸せな気分になることこの上なし!
「和歌山県 生姜丸しぼりジンジャーエール 600円」
既製品の瓶のまま運ばれてきたときには「アレレ?」と思ったけど、まぁ、美味しかったらそれでも良いじゃん。
フレッシュな生姜がピリリと効いた辛めの一杯で、農家さんの愛情がしっかりとこもっており、飲み干すと気分爽快になりましたよ。
近代的なコンクリートのビルが立ち並ぶ中、此処だけスポッと昭和の香りが漂い、まるで癒しのオアシスのような感覚を覚えましたよ。
またお昼よりも夜の方がムーディーであり、さらに言えば早春の夜桜を眺めながらディナーをいただくのが最高のシュチュエーションと想像しつつ、次の目的地に向けお店を後にしました。(さらに続く)
最新の画像もっと見る
最近の「東京都(美味しい物)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事