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ジャパンズ(鳥取市)

カジュアルな雰囲気の中にも和食の王道を貫くスピリッツが垣間見える、ごちそうダイニング。


鳥取市弥生町220   「ジャパンズ (japans)」  【2038】



JR鳥取駅北口から本通りを市役所・県庁方向へ「栄町交差点」まで進み右に折れ、ほどなく左手に見える、ラウンジ風の洒落たエクステリアが目印の和食ダイニングです。



ジャパンズといえば言わずと知れた東部では老舗の人気ダイニングであり、33年前の創業当時を想い返してみても、その斬新さと都会的センスは未だ色あせていません。



ジゲにこだわった「和」と、直線的構造物で表す「洋」のコンポジットが巧みで、これぞ和モダンテイストのハシリといえるインテリアは女子を中心に人気を博し、なかなか予約を取ることが出来ませんでした。



因幡地方を中心にした窯元や佐治石など、地元に古くから伝わる民藝作品をさり気に展示しつつ、文化的装いを発信をしている側面も特徴の一つです。



真骨頂といえるメインの座敷フロア。    ブラウンで統一された格子、梁、床の間、屏風に生け花と近代建築の妙は、初めて目にすると暫し見入ることしきり。



お品書き①
毎日更新されるお品書きにも、こだわりとコンセプトが垣間見え好印象です。



お品書き②
ジゲの旬の食材を多用した創作料理の数々に、どれにしようか迷ってしまうほど。



お品書き③
もちろん日本酒も、一球入魂の地酒を中心にしたラインナップですよ。



お品書き④
特徴的なワインのチョイスにも、お店の振り幅の広さを感じます。



「冬至セット 1,800円」
前菜盛り合わせに茶わん蒸しとお造りがついた華のあるセットで、ジャパンズのポリシーを図るには打ってつけといえる、おススメの逸品です。



小松菜のおひたしに数の子、寿司、むかごのしんじょ、よもぎふ白あん、だし巻き、よせ豆腐といずれも料亭ばりの繊細さを備え、特に自家製の湯葉(麩)や豆腐の円やかな口当たりは、本場の京料理と比べても遜色のないほどスバラシイ。



茶わん蒸しも通り一辺倒ではなく、醤油ダレや白子を潜ませ創造力豊か!  美味い! 😋



当然ながら造りの鮮度も申し分なく、アルコールの進むこと!



「岩のりおにぎり 450円」
一口食むと口中に磯の香りが迸り、一気にパクパクッ~とイッテしまいました!💛



「筑前鶏のからあげ 550円」
キョーレツな個性は無いものの、丁寧な下ごしらえが施されており、ジュワンと旨味が奥からにじみ出てきます。



「はまぐりのハリハリ鍋 1,800円」
雪の舞い散る寒い夜には絶好の鍋ですよ~♪



熱々を頬張るとハマグリのお出汁が舌を踊りつつ全体を纏め、その個性豊かな味わいに、改めてハマグリの偉大さを痛感しましたよ(笑)



〆はもちろん雑炊でキマリ!     具材と貝🐚の旨味がギュギュッと詰まりハフハフホフホフ平らげて、心も身体もポッカポカ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡


お久しぶりの訪問でしたがクオリティーの高さは相変わらずで、これからも県東部の創作和食を牽引し続けて欲しいと願いつつお店を後にしました。    ご馳走様!⛄❅

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