紹介前に残念ながら「閉店」となりましたが、おやじお気に入りのお店でしたので「追憶のカフェレスト」として記憶に留めておくため、あえて皆様にご紹介いたします。
最近開けたり閉めたりの状態が続いていたため「おかしいな?」と思ってはいたのですが、今夜奥の入口に電気が点いていたのを発見し覗いて見ると、店主の方が出てこられ「店を閉め、中を片付けている最中」とのことでした。
「またどこかで営まれるのですか?」の問いにも「その予定はありません」との答えが、、、本当に残念でたまりません
外観から受けるイメージとは真逆の「実力派」多国籍カフェ。
鳥取市賀露町「世界料理 monsoon(モンスーン)食堂」 【閉店】
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鳥取市街地北部を東西に横切る、鳥取バイパス「国道9号線・湖山東交差点(びんごや鳥取店角)」西隣にある「多国籍料理」のお店です。
車の往来の激しい4車線道路に面してはありますが、間口が狭いのと外観が地味なため、注意していないと通り過ぎてしまいます。
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店構えもチョイ異質であり、初めて訪れるには勇気が要ります。 また以前お昼はテイクアウトのみで、なかなか訪れることができなかったのですが、現在はランチ(1,300円前後)も扱っており便利になりました。 と言いながら今回は夕方訪問です
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店名通り「多国籍(雑多)」な感じがする店内。 コレだけのスペースかと思いきや、奥まで続いているようで、、、
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意外にも奥のスペースはホールのような広さがありビックリ!(先客があったため、全体の写真は撮れませんでした) どうやら2つの棟を合体した造りになっているようです。
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メニュー表。
この日は2人連れでしたので奮発して「おまかせ晩ご飯セット ¥1,800(1人前)」をいただくことにします。
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このセットは「麺類+ご飯もの」から1つと「メイン」から1つチョイスするシステムになっており、先ずは麺類から「パッタイ(タイ風焼きそば)」を選びます。
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次なるメインからはプーパッポンカリー(ワタリ蟹のカレー炒め煮)をオーダーします。
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先ずは前菜(アサリのアヒージョ、生春巻き、サラダ)
生春巻きはナチュラルテイストタップリの爽やかな一品で、アサリのアヒージョはニンニクの香りがピリリと効きつつアサリの濃厚な旨味と絡み、それでいて後に臭味が残らないクセになる一品。
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パッタイ。
甘味、酸味、辛味のバランスが非常に取れている焼きそばで、パッタイの素となるスパイスの素性のよさが光る。
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プーパッポンカリー。
オリエンタルなスパイスが程よく効いたカリーで、思わず「ご飯をください!」と叫びたくなる一品。 料理の仕方によっては臭味の残るワタリ蟹を巧みに仕上げ、スパイスの香りと蟹の旨味だけを抽出したホンマに旨いカリーです。
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珈琲。
雑味が感じられず、深くローストされたコクのある珈琲で、食事の〆には最適の一杯といえる。 量もタップリで言うこと無し!
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デザートのアイス。 コレはごくごく普通。
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別にオーダーした「チェー ¥600」
日本でいうかき氷またはあんみつに当たるベトナムのスイーツ。
ベースのココナッツは乳臭くなくマイルドで、中に入っている白玉、寒天、タピオカがよいアクセントになっており、一気に飲み干してしまった。
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メニューの分布図。 アジアを中心に全世界の料理が高いレベルで楽しめる「隠れ家的」カフェといえるでしょう。 但し、若干割高なことと、料理を出すスピードが遅いので、そこが解消されれば間違いなくブレイクしますよ此処は。