(今や1か月に2度はお邪魔しています)
松江市東出雲町揖屋2686「自家焙煎珈琲豆販売店 松浦珈琲」 【801】
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米子市街から国道9号線を西へと進み、安来市内を突っ切り、松江市との境界線にあたる「意東地区」の沿道沿いに建つ「三菱農機㈱意東工場」角を入り道なりに進む。 中海を望む海岸線に突き当たったら、そのまま弧を描くように側道を進み、その先「崎田1区」住宅街の一角にある、小さな珈琲直売店です。
昨日の「くじら軒【800】」で飲んだ一杯に衝撃を受け、ネットで検索しナビを頼りに訪れてみました(地元の方以外は、チョット分かりずらい入り組んだ所にあるので、番地まで明記しておきます。 またネット通販でも購入できますので、最後にアドレスを張り付けておきます)
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お店の前に着きましたが愛想の全くない外観であり、それらしきアナウンス媒体もなく営業しているのかどうか不安になりましたが、玄関のガラス越しにOPENの文字が見えましたので、恐る恐るドアを開けイザ店内へ、、、
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全面板張りのシンプルな店内で、右手の作業部屋では奥様が忙しそうに、豆の準備をされていました。
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ブランド毎にズラッと並べられたガラス瓶。 蓋に付いている銘柄、もしくはメニュー表にて購入する豆をチョイスします。
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井上製作所の焙煎機。
奥様とあれこれお話をしている途中で、おもむろにお隣の扉を開けられ、ご自慢の焙煎機を見せてくださいました。 製造元のブログによると、リードミルと熱量計測焙煎機両方を備えているお店は、全国でも此処しかない拘りの店と紹介されていました。
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今回購入した珈琲はコチラの3種。
左から「JAPANブレンド ¥370(100㌘)」「リッチブレンド ¥1,000(200㌘・バルブパック入り)」「チノブレンド ¥250(100㌘)」(販売は200㌘からで、豆もしくは希望により挽いてくれます)
因みに「くじら軒」でいただいたのはチノブレンドで「あのクオリティで100㌘250円!?」ともう一度「価格」を見直しました(全体的に破格値とも言えるお値段です!)
奥様が豆を挽いている間、ずっと厨房の傍らで珈琲を静かに飲んでいたご主人が「どうぞ」と、おやじに一杯運んできてくださり、ブラジル豆を使った試作品とのことでしたが、チノ同様雑味の全くない見事な珈琲でしたね。
その際ご主人にもお話を伺えましたが、その並々ならぬ拘りに圧倒され「妥協を許さない熱い想い」が、至高の域に達しているともいえる一品を、作り上げる原動力になっているのだと深く感銘しました。
松浦珈琲HP→http://matsuuracf.exblog.jp/
尚、珈琲豆の販売は(火)~(金)9:00~12:00、(土)10:00~18:00のみとなっています。 また土曜日の14:00~18:00には「試飲室」がオープンし、ご主人自らお好みの珈琲をドリップ(500円~)してくれます。