おやじ News! watch-dogs

月のとき(京都市伏見区)

小さな目立たないカフェですがその「もてなしの心」は、京都の奥ゆかしさを感じます。

京都市伏見区中油掛町108    「Cafe 月のとき」   【1146】



京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」を下車し「大手筋商店街」を西進する。  アーケードの端まで到達したら左折し、もう一つのアーケード街「納屋町商店街」に入り貫き「魚屋通」を挟んだ向こう側「竜馬通り」に進み、その入口直ぐ左手に在るコジャレタカフェレストです。



おやじのマンションからは約200歩の位置にこの通りは在り、主に休日の午前中または夕方観光客の少なくなった時間帯を狙い散策します。



玄関の土産物売り場と厨房、カウンター席を通り過ぎ2階へと上がります。



3本の太い梁が印象的な築約100年の蔵をリブートした店内は「和モダン」のお手本のような造りで、和みの空間となっています。   店内はテーブル席のみで約20名の収容能力があり、1階のカウンター席と合わせると25名程になります。

前述のとおり時間をずらして訪れていますのでそれ程お客は多くなく、おやじ一人でもゆっくりと過ごすことが出来ます。



メニュー表、呼び鈴に至るまで気を抜くことなく「観光地」としての演出を心がけていますね。



メニュー表①
ランチにしろドリンクにしろ所謂「観光地価格」では無く、良心的な価格帯が並んでいます。



メニュー表②
カフェだけあってドリンクメニューも充実しています。



メニュー表③
ページを捲ると写真入りの紹介がありました。   地元に特化したメニュー構成にも好感が持てます。



メニュー表④
おやじの大好きなホットジンジャーもラインナップされていました。



「酒かす入り季節の京野菜カレー ¥756」

マグカップ入りのルーとは、おやまぁ珍しい演出です。   彩も流石です。



素揚げした季節の京野菜がタップリのったカレーで、野菜不足のおやじにとっては嬉しい構成です。   ルーには地元の酒粕が入り独特の味が全体を包んではいるが、スパイシーさと隠し味とのコンビネーションは取れており中々の一品に仕上がっている。  但し甘味が若干強いので、辛味好きの人には物足りないかもしれない。   またライスも府内美山産を使用し、どこまでも地元に拘っている姿勢が出ており良い。



プラス150円で頂くランチサービスの珈琲。
スッキリとした味わいで雑味も無く後味もOKな一服。   さり気無い一杯だが、心遣いが細部まで浸透しており「ゆったりとした」時間を過ごすことが出来ました。

此処は観光地のお店という「驕り」が全く感じられず「お客をもてなしたい」という一途な気持ちがヒシヒシと伝わってきます。
やはりそこには「古都京都」としての「一日の長」がありますね。

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