京都市左京区北白川上別当町3-2 「せかん堂」 【1853】

叡山電鉄「元田中駅」を下車し東大路通に出て御蔭通まで下り左に折れ、白川通に向かってズンズンと進み、北白川別当の交差点にたどり着いたら今度は右折し下り、その一筋目を更に左折した突き当り右手角に佇む、涼やかな白壁に緑の庇が映える期間限定のかき氷専門店です(ちょうど北白川小学校前にあたります)

普段此処は京都ではメジャー級のケーキショップとして知られる、「セカンドハウス」さんの自社工房ですが、暑い盛りのみ*社長自ら作るこだわりのかき氷が食べれるカフェにチェンジし人気を博しています。 尚以前ご紹介した「オモ カフェ (omo cafe)【1616】」も、同系列のカフェなんですよ。
*本年は7月1日~9月18日まで。

外観同様白を基調とした店内は清潔感に溢れつつも、がらんとしたショウケースが、ケーキの販売は無いとはわかっていても勝手が違い、少々ドギマギします。

メニュー表。
看板のエスプーマ仕立てや、季節感満載のユコウ、マンゴー、モモを使用した、創作性豊かなかき氷が並んでおり目移りしますよ。

レジにて会計を済ませ、2階のイートインスペースへと上がると、温かみのあるテーブル・チェアと、雪洞のようなランプシェードがホッコリお出迎えしてくれました。

「キャラメルエスプーマ 880円」
まるでオニフスベ(茸)の親玉を連想させる出で立ちに、暫し見入ることしきり。 ホンマいつも思うことですが、古都のかき氷は個性豊かです。

独特のふわもち感が涼やかさを呼ぶキャラメル味のエスプーマは、甘さを抑えたほろ苦さが秀逸で、スプーンを持つ手が止まりません😋

中盤まで進むと顔を出してくる焦がしキャラメルのアイスクリーム。
エスプーマ→氷→アイスと最後まで飽きさせず、なんともニクイ演出です。 ハッピー♪
氷は鈴鹿山系の天然水を使用しシロップも手作りと、そのこだわりようは半端じゃなく、素材の旨さがダイレクトに舌を踊り一切雑味を感じません。 スキッと、クールダウン完了! さぁもう一仕事!
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