京都市西京区桂浅原町61 「中村軒」 【1854】
阪急京都線もしくは嵐山線の「桂駅」を下車し、東口から府道139号→142号線を経由して桂離宮を目指し、ちょうど桂川に架かる桂大橋西詰手前右手に佇む、虫籠窓のある町屋づくりが目印の、銘菓「麦代餅(むぎてもち)」で人気を博す老舗菓子司です。
明治初頭の頃、桂離宮の畔である此の地に饅頭屋として控え(創業し)、以来今日まで旧久邇宮家の御用や天皇家への献上を拝するなど、名菓子司としての地位を固めてきました。
昔でいうところの帳場部分は当時の面影を色濃く残し、威厳すら感じます。
今は奥に続く住居部分が客席として開放され、季節により雛人形や大将人形などが飾られます。
中庭を取り巻くように客間が幾つかあり、小グループや家族連れなら、個室でゆっくりとお菓子や軽食をいただくこともできます。
お品書き①
銘菓の数々から季節ごとの甘味や軽食まで、そのアイテムは想像以上にバラエティーに富んでいます。
お品書き②
暑い盛りはやっぱり「かき氷」で決まり! 宇治金時やみぞれ等の定番はもとより、月替わりのフルーツ氷も人気なんですよ。
一番人気の「宇治ミルク金時 1,030円」
さてこの夏4つ目の古都でのかき氷ですが、この金時が一番のうず高さを誇っており、チョイト不安が過りました💦(横で幼稚園児が一人で食べると駄々をこねていたけど、絶対無理!)
定評のある餡はピュアな甘味で雑味がなく、ミルクと抹茶との相性もバッチリで、サクサク匙が進みます。
途中味が薄くなったときにつぎ足す抹茶シロップと、氷の冷たさで硬くならないようにと別の器で出される白玉。 その細やかな配慮は老舗たる所以であり、最後まで飽きることなく完食することができました! 涼やか~♪
テイクアウトした「きんつば」と「白きんつば」(いずれも260円)
京都丹波大納言と北海大粒小豆を合わせた粒あんを、職人が一つずつ丁寧に手焼きしてある逸品で、その上品な甘さが日本茶によく合います💛
秋以降にはおぜんざいやあべ川、そして京風白味噌雑煮などがメニューに上るため、機会を見て伺うことにしたいと思います。 もちろん麦代餅やかつら饅頭もレポする予定です。 お楽しみに!
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