松江市宍道町上来待「民家カフェ KIMACHI山花(さんか)」【600】
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松江市街地(湖南地区)から国道9号線を宍道(しんじ)・出雲方面へ、きらめく宍道湖を右手に眺めつつ玉造温泉を通過し、その先約8㌔「東来待交差点」を左折し川沿いに上る。 途中「来待(きまち)ストーン」を左手に確認しつつ、山陰道の高架橋を潜り、そこから約1㌔先左手対岸にある(Sの字に曲がり橋を渡って下さい)来待小学校右隣の高台に建つ古民家カフェです。
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見た目何処にでもある田舎の一軒家と言う感じです(白い暖簾が営業中をお知らせする目印です)
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玄関の引き戸を開けると、外観から受けるイメージとは全く違う、センスと温かみを感じる空間が出迎えてくれます。
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縁側に面した大広間。 奥には暖炉も見えますね。 約100年前の古民家を島大生等のボランティアの力も借りてリブートしたもので、09年2月に新規オープンしました(経営者のご夫婦は「奥飛騨」からのIターンだそうです)
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奥にあるカウンター席と厨房。 中々の凝りようです。
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「そばランチ ¥1,000」
此処は基本的に手打ち蕎麦と自家焙煎の珈琲がメインであり、その中で蕎麦は単品とセットメニューに分かれていますが、今回おやじはお得感のあるコチラをチョイスしました。
先ずはサラダ。 魚介も入るバランスの取れた一品。
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プレート。 おにぎり、茹で豚、おひたし、漬物がチョコンチョコンとのっています。 特に厚みのある茹で豚は、しっかりと下ごしらえされつつ丁寧に作られておりGOOD!
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冷製スープ。 なんとお米と青梗菜をおじや風に一旦仕立て、粗びきした後冷やした、オリジナリティ豊かなスープ。
その独特な舌触りと、食材の持つナチュラルな旨味が感じられる秀逸な一品に仕上がっており、一言「旨い!」です。
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メインの蕎麦。
やや淡色の細麺仕立てで、コシが強めで舌触りの粗さ加減から見て、二八に近い配合と思われる。 素材の良さは感じるものの、コネと茹で加減にやや甘さがあるためゴワゴワしたところがあり、そこがチョット残念かな。
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既にお気づきの方もおられると思いますがご主人は陶芸家でもあり、当然器の数々(ディスプレイも含む)も作品であり、舌だけで無く、目でも楽しませてくれるランチでした。
久しぶりにゆっくり食事を摂ることが出来ました、ご馳走さま!