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森のスープ屋(伯耆町)

雄大な大山の頂に抱かれながらピクニックを堪能す。  まさに至高のひととき。


西伯郡伯耆町真野694-19 「森のスープ屋 cinema Valley」【1855】



秀峰・大山の麓、ちょうどペンション村の通りから、ヒルズ前をトマト通りに進んだ、ドンズマリの森の中に隠れるように佇むカフェレストです。



まるで童話の世界から飛び出してきたようなメルヘンチックな山小屋は、初めてその光景を目にすると、間違いなくウキウキと心躍ること請け合いです。



店内に一歩足を踏み入れると若々しい木の香りに包まれ、まだ建ってから間もないお店だということが自ずと分かり、オーナーにお聞きしたところオープンは、16年10月31日ということでした。



カウンター右手に喫茶室がありますが、冬季や天気の悪い日以外は屋外で過ごさないとモッタイナイ!    尚この界隈には珍しく、道路の袖に1㍍以上の雪の壁ができる極寒期でも休まず営業を続けるそうです。



穏やかな時節には玄関前に広がる林の中で、緑のシャワーを全身に浴びつつランチやお茶をいただくのが至福の時といえるでしょう。



憧れのハンモックに揺られながら、暫しうたた寝するのもイイネ!



おサルさん専用の腰掛もふんわり柔らかそうで、お客が途絶えた時間を狙い座りに来るのでしょうね。



メニュー表①
オーナー自らの手書きによるメニュー表で、スープに入るた~くさんのこだわり野菜が、事細かにつづられています。



メニュー表②
ドリンクメニューもシンプルながらオーガニックに特化したものがラインナップされています。



「太陽と月のガーリックバタースープセット(2人前) 1,200円(1人前)」

コナラやクロモジの枝葉から漏れる柔らかな日差しにそよぐスープとパンは、いかにも「森のごちそう」という出で立ちで、いただく前からハッピーな気分になることこの上なし!

ホントはね、かごの中に入ったピクニックセットにしたかったのですが、既に予約でいっぱいでした(残念)



使われているのは「大山くろぼく野菜畑・森藤さん」の新鮮野菜で、一匙頬張ると、大地の力感と旨味がじわじわと押し寄せ、身体中を駆け巡ります!  美味い!     また凝縮されたその旨味の向こうに、じっくりと時間をかけ、丁寧に丁寧に愛情をこめて作っているシーンが浮かび上がりましたよ。



パンは県西部で一二を争う超人気店の「よしぱん YOSHIPAN【109】」製で、ガッンとくる生地の旨味が秀逸でスープにピッタリ!


これだけのロケーションは自然豊かな大山、否、鳥取といえども、そうそうお目にはかかれず、日ごろ喧騒の中で過ごす現代人にとって、暫し羽を休めるのに絶好の場所といえるでしょう。
おやじ的にはね、シンと静まりかえったモノクロの世界も心トキメクので、またその頃訪れてみたいと思います。  ご馳走様!   

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