米子市米原「フクモト」 【367】
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米子市中心部、山陰道国道9号線と皆生街道がクロスする「西福原1丁目交差点(ホテルわこう角)」を両三柳(西側)方面へ、約2㌔先「グットヒル」角を左折し「ホープタウン」を横目にJR境線を横断し直ぐ左、雑居ビル1階にある小さなレストランです。
商業施設の近くにあり車の往来も激しく、イメージ的に認知度が高い感じがしますが、シンプルな造りで、逆に注意していないと通り過ぎてしまうほどです。
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店内はわりとコンパクトで、一番の特徴は厨房が客席から「丸見え」である事。 シェフの作業がダイレクトに「目・耳・鼻」でライブ感覚で楽しめ、最後に「舌」で味わう、「コレって良いね!」です。
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写真は「夏のランチ(魚) ¥1,690」
(前菜・スープ・メイン・ライスまたはパン・デザート・飲み物)
先ずは前菜だが、オーダーの前に給仕の方が「何か食べれない物、苦手な物がございますか?」と質問。 細かいところまでの心配りなんでしょうが、おやじにはチョットコソバユイね。
写真左から「キノコとクルミのマリネ」「北海道産イクラとソーメンかぼちゃ」「カレー風味カナッペ」
彩りがきれいで、器の選定にもセンスを感じる。 「イクラとソーメンかぼちゃ」の組み合わせは意外性があり(もちろん食感も)OK!
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「かぼちゃのスープ・五穀米とピンクペッパー入り」
スープに僅かに焦げた香りがし、苦味も出ている。 それが無ければ、かぼちゃの甘味とペッパーの辛味のコントラストが良く、美味なのだが、、、
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メインの「鯛とタコのソテー アオサノリソース」
鯛とタコの鮮度の良さが光る一品、ソテー具合も完璧。 何より素材抜群のアオサと「塩味」ソースの絡みが、やみつきになる美味さ! これは完全にメインを脇に押しやり、アオサノリソースだけで、一つの料理として成り立つ程。
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こちらは「ハンバーグランチ ¥1,400」
前菜、スープ、ライスまたはパン、デザート、飲み物は「夏の~」と同一です。
粗挽きのハンバーグは、肉の旨味と程よい繋ぎと焼き加減、+ソースとの絡みが抜群の「さすが!」と思わず唸る一品です。
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デザート「マンゴーのムース」「巨峰と白ワインのゼリー」
ゼリーのすがすがしい味は、ランチを締めくくる味として充分。
この価格で、コースランチを堪能させてくれるレストランは久しぶりであり、シェフの技能の高さとセンス、独創性を充分体感でき、コレは間違いなく米子の「超新星」です!
*先日、クリスマスディナーの予約を、問い合わせしたのですが、なんと1ヶ月前から予約で一杯でした。 残念!