京都市左京区高野玉岡町33 (ラーメン激戦区・一乗寺❺)
「夕日のキラメキ一乗寺」 【1456】

叡山電鉄「一乗寺駅」を下車し曼殊院道に出て高野川方向へと西進し、東大路通にアクセスしたら右に折れ、通りに沿って約300㍍上った左手角に見える、青い外壁とPOPなオレンジ色の看板が目印のラーメン専門店です。
ちょうど以前ご紹介した「高安【1374】」さんが対面にあり、通りを挟んで昼夜火花を散らしています。 また此処は市内に後3店舗展開していますが、麺はこのお店の製麺室にて全て作られているそうです。

厨房を囲むように設えたカウンター席と、テーブル席が数席のコンパクトな店内で、そのファンキーで懐古調の雰囲気が、結構良い味出していますよ。

先ずは券売機にて食券を事前購入しますが、左上にはランチセットの丼の内容がアナウンスされています。

此処のラーメンはシンプルに「鶏白湯」と「台湾まぜそば」の、2種類のみの構成です。

カウンター席の壁面には、「自家製麺」についての拘りが切々と綴ってあります。

その傍らには「台湾まぜそば」の指南書が張り付けてありました。

「味変タイム」に使うスパイスのボトル。 確かにレモンペッパーの爽やかな刺激が、そばにインパクトを与えています。

「Bランチ 900円」
並べると同じものに見えますが、左が「台湾まぜそば」で右が「鶏と玉子のハーモニー丼」です。 また中央上のご飯は、残ったタレにぶち込むサービス品です(これで900円はご立派!)
そのハーモニー丼は、鶏そぼろとネギ、卵が混然一体となり、豊かな三重奏を奏でておりNice!

発祥のお店から伝授されたというピリ辛の台湾ミンチと、ニラ、ネギ、魚粉、海苔、卵黄が丼を覆い尽くし、そのキラビヤカなビジュアルにぐりぐりと混ぜ込むのを、一瞬ためらったほどでした。

まぜそば特有の後でのどが渇く濃い味は、ニラとネギにより程よく中和され、凝縮されたミンチとタレの旨味に、魚粉、卵黄が加わり、まるでオーケストラのクライマックスを迎えたような、怒涛の味わいが押し寄せVerryGood! また自家製麺も力強さとともにコクを感じ、しっかりと具ダレを受け止めておりOK!
このところおやじは、カオス的要素を持つまぜそばにすっかりハマリ、その中でもコレは至高の一杯ともいえる出来栄えでしたよ。
オソルベシ台湾まぜそば! オソルベシ一乗寺!