京都市上京区今出川通寺町東入一真町67-1
「出町ろろろ」 【1481】
叡山電鉄「出町柳駅」を下車し、高野川と鴨川を渡り「出町桝形商店街」のアーケードに入る。 その2ブロック先を左に折れ、直ぐ左手に見える、厨子二階の京町家が目印の京懐石料理専門店です。
古いアーケード街からチョイト横の筋に入った、目立たないところにお店が在るため、一見「それほどでも、、」と思うかもしれませんが、予想に反し土日には、先ず予約をしないとアブレル可能性大の超人気店なんですよ、此処は。
時を静かに重ねてきたことがわかる、落ち着きのある店内には、カウンター席とテーブル席が設えてあり、約15名の収容能力とコンパクトな造りになっています。
お品書き①
ランチメニューは隔週で献立が変わる、此の「ろろろ弁当 1,080円」のみですが、一度いただくと、コレ以外は必要なしと思うほどの満足感があります。
お品書き②
豆皿に盛られるおばんざいの品目がスラスラッと書かれており、それを見ながら一品一品いただくと、更に美味しさが増しますよ。
箸置きと箸を止める紙にも「ろ」の文字が。 この飾り気の無い実直さが、料理にも如実に表れています。
2弾重ねで運ばれてきたお弁当。 一目でクオリティーの高さが窺い知れ、コレで1,000円チョイとは、予約必須なのも頷けます。
1弾目。
大原の無農薬野菜をふんだんに使ったおばんざいの数々は、力感のある食材の旨味を上手に引き立たせつつ、メリハリとリズム感を具えており言うこと無し!
2弾目。
かき揚げは熱々で軽やかな食感が楽しめ、お代わり可能の土鍋ご飯は、おこげの香りが食欲をそそり、蕪あんがかけられた、だし巻き玉子は、出汁の風味がきいた優しい味わいが秀逸でVerryGood!!
外観は庶民派でありながら、中身は完全に料亭そのものの味であり、素朴ながらも趣向を凝らした献立に、改めて京料理の底知れぬ奥深さを感じました。 これは是非夜の「懐石コース」にもお邪魔したいと思いますが、夜はカウンター席のみ(9席)のため、いつのことになるやら、、(気長に予約を入れてみます)
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