鳥取市栄町666 「いっせん焼 舞」 【1086】 《閉店》
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JR鳥取駅前から太平線通りに抜ける「バード・ハット」を潜り、その直ぐ右手(ホテル・モーリス対面)に在る小さな「粉もん」専門店で、山陰では殆どお目に掛かれない「一銭洋食(いっせん焼き)」を出すお店として知られています。
*一銭洋食についてはコチラをご覧になってください↓
オタフクHP→http://www.otafuku.co.jp/laboratory/culture/history/his04.html
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テイクアウトが主流なのかな?カウンター席のみ7席の、コンパクトな店内です。
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メニュー表。
B級ファストフード店らしく、シンプルな構成です。
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オーダーを入れるとおばちゃんが、これまたコンパクトな鉄板で焼き始めました。 鳥取では僅かでしたが、昭和の時代駄菓子屋さんの店先に同様の鉄板が備え付けられてあり、いっせん焼きやお好み焼きを「買い食い」した思い出が蘇ってきました。
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「舞焼き ¥500」
「いっせん」は所謂「イカ焼き」とほぼ同じ形態の「おやつ代わり」のため、お腹になる此処のオリジナル「舞焼き」をオーダーしました。
小麦粉を薄く延ばした生地に、キャベツ、モヤシを入れ(ここまでがスタンダード)更に鳥取県産米を加え「厚み」を持たせたオリジナルの一品で、いっせんとお好みの中間所と言える。
お米のモチモチ感とパリパリの表面のコントラストが実によく、中々イケるし、結構お腹になりました。
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「焼きそば ¥500」
チョイ辛口の、これまた昔懐かしい「駄菓子屋バージョン」の味です。
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お口直しにと、サービスで出してくれた焼きナス。
これこそ正に「おふくろの味」でした。
お店の雰囲気と言い、いっせん、舞、焼きそばと言い、古き良き昭和の時代がおやじの脳裏に蘇ってきました。 何処で食べたのかは曖昧ですが、その時の光景だけは鮮やかに覚えている、根っからの「食いしん坊」なんです。