但し、頻繁に訪ねていた頃の「画像」が、前の携帯に保存されていたため、今手元にありません。 今後再訪しながらの紹介になりますので、「長い目」でお待ち下さればと思います。
さて、今日はその中でもユニークで、レアなお店を紹介します。
安来市広瀬町「久保屋」 【28】
安来市といえば、9年連続日本一の庭園を有す「足立美術館」と戦国武将・山中鹿之助が有名ですよね。
足立美術館を横目に見ながら、広瀬町市街に入ります。 昔い町並みの一角にお店があり、丁度うなぎの寝床のような古民家で、それぞれ路地に面した表玄関と裏玄関の2つの入り口があります。
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いかにも、、、って感じの裏玄関。 暖簾も無く、戸が開いているだけで営業しているのかどうかは、これでは分らないですよね。
「こんにちは~」と声を掛けると、奥から女主人が出てきて個室に案内されます。
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「割子そば(3段)¥600」鹿之助の実名「幸盛」を取って、別名「幸盛そば」とメニューには書いてあります。
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見よ!この太さ!!
いわゆる田舎のおばあちゃんが打つ「田舎そば」そのもの。
これだけの太麺はそうは無い。 茹では太麺にあわせしっかりとしてある。 これだけ太い麺だと茹で上げた時、どうしても短く切れるので、「ズルッと」音を立てて食べる事が出来ないが、僕的には悪くない。
お店で食べるというより、故郷のおばあちゃんの所で、手打ちを食べてると言う感じになる。
そばの定義から外れている、と言う人がいるかも知れないが、古来のそばは「こうであって」、決して外れてはいない。 今でも田舎に行けば同様の「心温まるそば」がいくらでも食べれる。
安来観光を兼ね、訪問してみるのも良いと思います。 懐かしいレトロな感じが味わえます。
*ちなみに安来市にはその他に、ドラマ・ゲゲゲの女房のヒロインの実家(酒屋)と、清水寺の名所があります。