「もう〜、何しよっと!」
今日は母親のデイサービス利用の日。
パジャマから外出着に着替えている最中にカッとなってしまい、つい声を荒げて
プチ喧嘩状態になってしまった。
準備した服に着替えたかと思ったら、脱いでまたパジャマを着ている。
脱いだり着たりを、何度も繰り返すのである。
認知症が進行すると、よくある行動らしいのだが。
同じことを何度も言ったり、繰り返し聞いてきたりすることは日常的な
ことである。
認知症は脳の病気なので仕方ないと分かっているのだが、
急がなくてはならない時や、こちらがイライラしている時は、
今朝のようにつつい怒りを爆発させて大声を出してしまう。
何とか穏やかな心で介護ができないものかと、ずっと悩んでいたのだが、
3年ほど前、知人から「アンガーマネジメント」という心理療法があって、
怒りの心を上手にコントロール出来ると聞いた。
さっそく「アンガーマネジメント入門講座」を受講してみた。
そこで学んだ方法で、今も実行しているのが「コーピングマントラ」である。
“魔法の呪文”を決めておく。そして怒りを感じたら、その呪文を唱えて、
気持ちを落ち着かせることを実行している。
カッとなった時の我が家での呪文は、「いつも新鮮でいいね!」。
この言葉を3回繰り返して、大喧嘩にならないように心掛けている。
言葉自体に意味があるというよりも、言っている時間(6秒)が
最悪の事態を防ぐのに必要だということらしい。
母にとって、今自分が聞いたこと、今言ったこと、今やったことは
記憶していない、すべてが新しい出来事なのである。
母の方は怒られたこともまったく覚えていない。
しかしながら、お互いの気持ちは傷ついている。
母の普段見せない厳しい表情、もっと優しく言えば良かった。
自己嫌悪、、。
アンガーマネジメントは仕事や子育ての現場でのストレス解消に
有効なスキル。
ネット上の日本アンガーマネジメント協会の頁など参考になる情報が
多数ある。例としてはしてー
https://www.angermanagement.co.jp/blog/7248
ALSと言う難病でしたが、始まりは認知症ではと病院の梯子でした。
ALSと判明まで3年間が大変でした。
福大病院で判明して1年後に逝って仕舞いました。
息子が居てくれて助かりました。
大変ですが、気張らずに過ごしてください。
URLが入力されていませんので、多分、こちらと思いコメントしました。
ブログはじめて間もないようですね。
楽しみながら続けてください。
コメントありがとうございます。
奥様の介護、大変だったことと思います。
息子さんが支えてくださったのですね、良かったです。
自宅で介護を続けるには、一人では困難だと実感しています。
我が家でも夫婦二人で何とかなっている状況です。
まだまだ先が長そうですが、適当にストレス解消も図りつつ
やって行こうと思っております。