自宅から自転車で7〜8分のところに、70年の歴史がある商店街「吉塚市場」がある。
我が家では、ここの八百屋で山芋(長芋)、豆腐屋で豆乳を買って、毎朝ジュースを作り
母親に飲ませているのだが、古い商店街である吉塚市場もご多分にもれず、老朽化が進み、
シャッター街化していて、いつまでここで買い物が出来るのか分からないような状態であった。
“あった”と、過去形なのは、その商店街が昨年12月に「吉塚市場リトルアジアマーケット」
としてリニューアルしたのである。
空き店舗だったところに、新たに、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ、中国、韓国の料理店、
食材店がオープンした。
そして、今年の3月にはミャンマーから「金色の釈迦像」が到着、新たに建設された「吉塚御堂」に
安置された。
金色に輝く高さ2メートルの「お釈迦様」の到来は地元メディアにも紹介され、注目されていて、
日曜日には遠方からの来客もあるらしい。
この地域はJR博多駅の東側、ひと駅の吉塚駅から5分足らずという立地でバスの便も良く、
スーパーやディスカウントストアーも多い。
このため、古くからの個人商店や商店街の生き残りは難しいと思われていたようだ。
アジアに開かれた都市としての歴史を持ち、交流も盛んで、日本語学校も多いという
条件に着目して、地域活性化の補助金を獲得し、新たな道を歩み始めている。
日本とアジアを満喫出来る、そんな「吉塚市場」を応援している。
明日は、豆腐屋さんと漬物屋さんで買い物をして「アジアンプラザ」でベトナムコーヒーを
飲んで来ようかな。
アーケードの入口
ミャンマー料理のチョウゼヤ
ーお店は銭湯だったところをそのまま利用している
金色のお釈迦様
ークーデター前にミャンマーから来ました
ー手を合わせているのはミャンマーから来ている「チョウ君」
アジアンプラザ(交流施設)
駄菓子屋さん
ーいまでも子供に人気のようである
豆腐屋さん
ー豆乳は売り切れるため、要予約
ミャンマー支援
シャッターアート