パンクラスを主戦場にしている
Tsune選手の、ちょっと遅い祝勝会を
しました
美味しいお肉をた〜くさん
いただきました




Tsuneくん、これからも頑張ってね
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特に1990年代
「どうしたら高い地声が出るんですかぁ?」って
駆け込み寺のように私のところに来た人が
結構いたよ
皆、多かれ少なかれ悲壮感が漂ってた
変なディレクターに
「これぐらい出ないと、物にならないよ」
なんてことを言われて必死だったの
声の高低は持って生まれた声帯の長さに
関係がある
楽器でもピッコロとフルートは
なんとなく似てるけど
長さが違うから音の高低が違うよね
そんな感じ
例えば
短距離走者もいて、長距離走者もいて陸上
音楽だってそう
短距離の人はマラソン走れないし
練習しても伸びない
長距離の人が100m走必死で走る
トレーニングをし続けたら体壊れませんかね?
自分が持って生まれた筋肉のタイプによって
向き不向きがある、でしょ?
そして
高い声の人もいて、低い声の人もいて音楽
地声と裏声もそう
自分の喉はどういう声を出すのに向いてるか?
適性を知ることも大切な才能の一つです
高い声が出る方が偉いわけじゃない!と
何度指導しても、取り憑かれた様に
「でも出したい」という人は可哀想だった
出たらそれだけでプロとしてやっていける
わけでもないのに
てか、喉つぶすし
だいぶ、つぶれてる人も結構いたし
てか、そのディレクターも
そんなこと言わないでよ!
と思う
トロンボーンはトランペットより低い音だけど
トロンボーンが劣ってるわけじゃないじゃん
自分の声で何が歌えるか?が大事なのよ
ソプラノ、メゾソプラノ、アルト
テノール、バリトン、バス等々
その人がその人として良さを活かす
そしてコラボする
それが音楽でしょ?
ただただ高い声を出さなきゃものにならない
とかって、そんなの音楽じゃない
そして、歌手の皆さんも振り回されないでね
歌手は音楽のないところにいなくていいんです
ただ、それを理由に豊かな声を出せるための
トレーニングと歌の練習、英語発音練習を
サボっちゃダメよ
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ジャズの生徒さんは逆で
とにかくキーが低い、姿勢が悪い、ハンドマイク
でしか歌えないのセットの人がとても多い
姿勢が悪いと言うのは
猫背というだけじゃなく
やたら顎が上がってしまっている
(これは高い目のスツールに座って
歌う人に多い)
内股(いますぐ改善してね、自分の
意識ですぐにできることだから。
そして、美容と健康にも悪いですよ)
歌っている時に体や、上半身がやたら
動く、などです
ジャズだって音楽ですから
うなだれた様な声で歌うもの、ではありません
豊かな声が出るようにトレーニングして
癖というものはなくて七癖というぐらい
ですから、ついてしまうものです
意識してなるべく無くすことですね
ハンドマイクでもスタンドでも
歌える様にね
でも、いろんなことを心を込めて
伝えて指導しても
なかなか受け入れてくれない人の
方が圧倒的に多い
受け入れてもらえるような
人物にならねばならない、な
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言い訳か、説明かは違う
生徒さんに時々
「どうしてそうなったと思いますか?」と何度聞いても
「言い訳になっちゃうので」と言ってなにも言わない
人がいますが
はき違えています
理想があって、その理想に向かっていない時
その原因、理由をはっきりさせることは大事です
上手く歌えた時に、なぜ上手く歌えたか?
さっきとは、どんな違うことをしたか?
確認していくことも大事
「言い訳になっちゃうから」と言って
なにも言わずただただ歌い続けるのも
自分で自分に、単なる根性論を強いてることに繋がる
学校の部活で
とにかくただ頑張って
疲れているだけで上手くなった
と思っている人と
しっかりと分析して、効果的な練習を
情熱燃やして一生懸命し続ける人とでは
大きく違う結果になると思うよ
その様に、レッスンとは
工夫、また試行錯誤、含めて
やっていくもので
先生は生徒が求める限り
それに付き合いますから
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習いに来てくれた人の中で
「私は根性だけは誰にも負けません」
と豪語する人ほど、割とすぐ諦めちゃう
傾向にあると感じています
根性があることは当然として
その上に、なにを積み上げるか?が
レッスンなのです
そして根性がある、イコール
表現の勢いが強いことではありません
静かなタイプもあります
これまでできなかったことが
あっという間にできたなら
こんなにたくさん音楽学校や
レッスンは存在するはずがありません
時間をかければ良いかといえば
そうではないこともあるでしょう
でも、すぐに結果が出ないからと
やめてしまうのはもったいないなと
思う人が多いです
私のレッスンをやめるのは
そんなことは本当に全く構わないのです
当然です
ただ、何らかの形でどこかで
レッスンを続けていて欲しいなと
思うのです
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紫陽花が綺麗だった