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映画「とんび」(2022)

2023年01月14日 01時48分44秒 | 作品review
例えば、ニンジャタートルズや、ハリー・ポッター、バック・トゥ・ザ・フューチャー、グリーン・マイルと言ったファンタジーが好きです。またゴッド・ファーザー、フォレスト・ガンプ、ロッキーと言った、ファンタジーじゃないけど、なかなか経験できないような話も好きです。

が、この映画のように、ごくごく普通の日常を描いたものも好きです。この映画を見てジーンとしたり、涙が出る人は幸せだと思う。私も最後、ジーンとしました。幸せ者だ。

しかし、阿部寛さんを初めて拝見した時、その後にこのような俳優さんになるとは全く想像もつかなかった。いわゆるバブル期の人気トレンディー俳優さんでした。イケメン、高身長、モデル出身で、とにかくシュッとしてかっこいい人でした。幅広い才能を持っておられたんですね。それをいうなら、同じくこの映画に出ている薬師丸ひろ子さんも「セーラー服と機関銃」の頃には、このような人情味のあるお袋さんタイプを演じるとは想像つかなかったなぁ。

北村匠海さんも、あと20年したら、そういう感じになるのかな?
あ、麻生久美子さんがとても綺麗でした。

町中の人たちが大きな家族みたいな関係。ある意味、うざいのかも。でも、その暖かさやありがたさは離れてみてわかるのかもね。そういえば、私の子供の頃も、近所の大人たちみんなで子供のことを世話したりするようなフシがありました。子供が危ないことや悪さをすると、我が子じゃなくとも大人は注意したり叱ったり。そういうことって実は大切なんだと思います。

親子の絆、人の暖かさ、などなど、ある意味、描かれ古された要素かもしれないけど、いいもんですね。

そして、時代の流れを、登場人物が口ずさむヒット曲で表現しているのは、とても効果的だと思う。

効率が悪くて、なんか燃費が悪くて、不器用で、ゴリがんなお父さん。「とんびが鷹産んだ」と言われたらしいけど、このお父さんは決して悪い意味でのとんびじゃない。とっても素晴らしいとんび、だよ。

ダイナマイトだよ〜〜

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