すっかり重くなってきたナナ話。
今見返すと、本当に痛々しい姿。
ベランダでの日向ぼっこ、しっかりハハ膝にしがみついていました。
憧れのロッキンにも座ってみた。
ちんまり。
ロッキンは相変わらず人気です。
コウに先を越されたジジはしばし悩んでいましたが、
「一緒に寝ればいいさ」
暑苦しい猫たち…。
クウは広々タワーでご満悦。
ナナが来てからも、お兄ちゃんたちはマイペース。
さて。
我が家に来たからには。
初めて似合ったーーーーーーーー!
ジジコウクウ&コナ、今さら振り返りませんが。
我が家初の姫、それはそれはお似合いでした。
あんまり動くと、短さがばれちゃうんだけどね。
はて、次にこれを着るコは現れるのか…。
そんな、ナナ。
a/d缶とクリニケアで栄養を取っていましたが、一向に体重が増えません。
吐くことも増え、12月初旬にレントゲンを撮りました。
食道狭窄
食道裂孔ヘルニア
お腹の外傷だけでもかわいそうだったのに。
食道は一部がとても狭く、その先は横隔膜から飛び出していました。
食道狭窄は、餌に注意すれば何とか付き合える。
手術をするなら、高度医療センターのお世話になる。
食道裂孔ヘルニアは、いつもの先生が手術。
ただ、あまりにも弱っている。もう少し体力がつかないことには。
栄養を取って体重を増やしてから食道裂孔ヘルニアの手術を。
手術をするには、まず食べて体力を。
しかし、ヘルニアの影響で吐いてしまう。
でも、体重が増えないと手術ができない。
手術ができないから、また吐く。
ツラいツラい堂々巡りが数か月続きました。
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ゆっくり進んでいるナナの物語。
ゆっくりゆっくり、お付き合いください。
さて、探検中のナナさんは、大きな茶白に驚いて避難中。
確か、こんな猫もいた。
こんなのもいた。
隙間。猫はそこに挑戦せずにはいられないらしい。
怯えつつ出てきたナナと、余裕のジジ。
「ちびっこには慣れていますから」
あんなに大きいのに猫なんて…。
ところで。
湯たんぽ・カイロと合わせてナナを温めてくれたのは「サンルミエ」。
安全設計でペットにはぴったり。
「あったかいです!」
ゴキゲンぶりをご覧ください。
満足満足。
今年もそろそろ出そうかな。
さて。
保護猫ナナをこんなにも自由にさせたのには理由がありました。
1、ジジたち5兄弟は、保護主さまに手厚く守られてから我が家に来ました。
2、ずっと前に、助けてあげられなかったコがいました。
3、コウは、真冬の橋の下で4日間耐えたにもかかわらず、とても健康体の猫でした。
4、クウは、真夏の暑さにやられてガリガリのカピカピ。「コクシ」にずいぶんてこずりましたが、パワフルに乗り越えてくれました。
5、グウ。
クウが来て1年後、弱った仔猫を保護しました。
大雨の翌朝に日向ぼっこをしていた仔猫が、夕方帰宅時にも同じ場所にうずくまっていました。
あいにく、いつもの神様先生が出張で、別の病院へ。
いつもの病院だったら即入院だったでしょう。
自宅に連れ帰り、シリンジで餌や水分を与えましたが、体に吸収されません。
想像以上に容体が悪化した仔猫さんは、翌朝旅立ってしまいました。
コウやクウが元気に育ったので、「きっと大丈夫」と油断していました。
コウと同じエリアだったので、少し血がつながっていたかもしれません。
この時。
ジジコウクウを守らなけば、虫や菌をうつしてはいけない、と、グウを隔離していました。
でも、健康な大人猫たちはお薬ですぐ治ったかもしれない。
グウのそばにいて安心させてあげられたら。猫同士で温めてあげられたら。
先住猫に対して無責任と思われるかもしれませんが、本当に後悔しました。
そして、6、コナ。
グウとの別れから2か月弱。保護する資格はないと思いつつ、猛暑を外で過ごす仔猫が心配でした。
プリンス☆コナは、美しくやって来て美しく巣立っていきました。
ナナは、我が家にかかわった7番目の猫。
だから、ナナ。
グウと同じ場所で育った猫です。
グウと同じ血が流れているかもしれないナナ。
絶対に守らなくては。
幸い、健康体兄弟には悪い影響もなく、
治療中でありながら、元気に家猫生活を楽しんでくれているようでした。
コウお兄ちゃんも、同じ場所出身だよね。
外傷が癒えてきた頃から、ナナが吐くようになりました。
お腹の虫の影響かと薬を変えて様子を見ましたが、一向に改善せず。
12月に入って、レントゲンを撮ることにしました。
その後の日々は、また後日。
重い内容でごめんなさい。
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昨年 11月末
クウは「抱かれ枕」に収まり、
コウはハハお古のニットでぬくぬく、
なぜかジジはケージの中。
ちなみに、長男次男は二階建て。
ナナは体重も増えずお薬三昧の毎日でしたが、
時々テントから出して自由にさせました。
「もしも」の時に、テント内の思い出しか残してあげられないのはかわいそうで。
膝でコロコロ転がしてみたり。
お腹の傷には毎日軟膏。
ベランダでも、
「にゃーーー」
タワーにも登ってみた。
「楽しいかもーーー」
「もっと遊んでみます」
スタスタスタスタスタスタ・・・
拭けばいい。洗えばいい。消毒すればいい。
ジジコウクウの様子にも注意しながら、
ナナが少しでも楽しい思い出を作れるようにと願う毎日でした。
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ナナとの毎日
季節は秋から冬へ。
ジジ・コウ・クウとは大違いのガリガリ貧弱レディ。
ハハは仕事をしていたので、毎日心配心配。
湯たんぽとカイロを入れていましたが、毎日帰宅した時はもしもの事も考えていました。
お顔だけ見たらとっても元気そうだったのですが。
ガリガリがつらくて、魚眼レンズで盛ってみたり。
大小5つのお腹の傷の影響か、体がまがっているのも気になりました
この頃撮った画像は、ピンボケだろうがブレブレだろうが大事に保存。
毎日、「もしも」の不安。
ジジもなんとなく察していたのかな。
と、思い出のナナに涙が出てしまいますが。
現ナナ。
立派な水野峰子です。しかも、元気はつらつ弾丸ガール。
安心するまで半年かかりました。
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退院したナナ
内と外の虫くんを退治したものの、真菌カッサカサで厳重隔離。
目もウルウルお薬三昧。
しかし。
それ以上につらかったのは、お腹の傷。
(痛々しいので小さめ、クリックで大きくなります)
ナナが暮らしていた場所にはたくさんの猫さんがいて、ただただ見守るヒトもたくさんいます。
時々会う「見守り」のヒトたちの間でも、「あの日に日に弱っていく小さい子」は心配の種でした。
「仲間にいじめられている」
「ごはんを食べなくなったみたい」
「怪我しているんじゃないかな」
私もただただ「見守るヒト」で、手を出す時は保護する時、と決めていました
で、保護。
病院前のシャンプー時、お腹の「カサブタ」が気になっていましたが、
病院で診てもらうと、すべて「傷跡」、一部はただれて肉が垂れ下っていました。
保護場所の灌木で傷ついたのか、仲間に傷つけられたのか…。
大小5か所の傷に、毎日軟膏をつけました。
ジジとご挨拶。
コウとご挨拶。
クウにもご挨拶。
1キロを行ったり来たりのナナでしたが、
背中にハート。
きっと大丈夫。
ホントはクロス。角度によってハートにも見えます。
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