What's the JW!?

このブログは布教目的ではありません。
エホバの証人である親を持つ、非信者によるエホバの証人の解説ブログです。

エホバの証人の教え④

2023-05-06 16:05:47 | 日記

今回もまた、教えの本からエホバの証人が信じていることについて紹介します。

自分で書いておきながらまるで伝道活動しているようにも感じますが。。。

私自身エホバの証人ではないし、ブログの冒頭にも書いてあるように布教が目的ではありません。

 

さて、本題です。命についての教えです。聖書によると、人間を含む全ての命あるものは神によって創造されたとされています。「あなたは万物を造られ、万物はあなたの御心によって存在し、また造られました。」(ヨハネの黙示録4章11節)、「命の泉はあなたのもとにあ(る)」(詩編36編10節)という聖句から読み取られています。そのため、自分の命も他の人の命も大事にするよう教えています。殺人はもちろんのこと、堕胎についても間違った行為としています。「きょうだいを憎む者は皆、人殺しです。」(ヨハネの手紙一3章15節)という聖句から、仲間の人間に対する憎しみの感情も持たないよう教えています。

自分の命を大切にするために、体に悪影響のあるたばこや有害な薬物も禁止しています。また、危険なスポーツや暴力的なスポーツも禁止しています。武道などの格闘技をしないのは、この教えがあるからです。動物の命については、食物や衣服のため、また人間を危険から守るためであれば殺すことを許されています。ただし、動物を残酷に扱ったり、ただ楽しみのために殺すことは間違っていると教えています。

 

次に家族に関する教えです。幸福な家庭を築くためには、家族の一人一人が神に倣った愛を示すことが必要と教えています。夫には、「自分の体のように、妻を愛さなくてはなりません。」(エフェソの信徒への手紙5章28節)、「妻を愛しなさい。つらく当たってはなりません。」(コロサイの信徒への手紙3章19節)と教えています。妻には、「夫を敬いなさい。」(エフェソの信徒への手紙5章33節)、「夫を愛し、子どもを愛し、慎み深く、貞潔で、家事にいそしみ、善良で、夫に従うように」(テトスの手紙2章4、5節)と教えています。

夫婦関係になると、「二人ではなく、一体である。」(マタイによる福音書19章6節)とあるので、お互いに性的な関心の対象を自分の配偶者に限るべきと教えています。夫婦のどちらかが淫行、つまり不倫をした場合は再婚が可能な離婚が許されています。しかし、他の理由、例えば配偶者の収入をギャンブルや薬物に使ったり、DVなどが理由で離婚する場合は、再婚を目的とした異性との交際は許されていません。ただし、そのように家庭をないがしろにされる場合、別居は許されています。(「幸せな家庭を築く秘訣」という別の出版物も一部参考にしています。)

子を持つ親に対しては、「子どもたちを私のところに来させなさい。妨げてはならない。」(マルコによる福音書10章14節)というイエスの行動を模範にし、多くの時間を一緒に過ごし、教えることが必要と書かれています。この本の中で「懲らしめ」についても記述があります。そのまま引用すると、「懲らしめは、「適度に」与えるべきであって、決して怒って与えてはなりません。「剣で突き刺すかのように」無思慮に話すべきではありません。(エレミヤ30:11。箴言12:18)懲らしめを与えるときは、子どもが後で、あの時に懲らしめてもらって本当に良かったと思えるようなものにする必要があります。―エフェソス6:4。ヘブライ12:9-11。」ここでは、むちなど道具を使うことは書かれていません。これについては、別の記事で深く書こうと思います。

子どもに対しては、「子どもたち、主にあって両親に従いなさい。」(エフェソの信徒への手紙6章1節)とあることから、親に従順であるよう教えています。子どもが親に従うべきでない場面は、親の言うことが聖書の教えに反していた時だけと書かれています。また、サタンがイエスを誘惑したように、若い人に対しても誘惑をしてくると警告しています。

家庭の中でも、聖書に書かれている神の教えを当てはめるなら、幸福な家庭生活を送ることができるとしています。

 

今回は少し短いですが、この辺で終わります。

また次回もよろしくお願いします。



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