母はここの所古事記に凝っている。 父が残していった古事記関係の本を積み重ねて、読書にふけっている。 日本書紀は漢文で、なかなか読むことはできないが、古事記は面白いという。 歴代天皇の名前をすべてそらんじられるようになったとも言っている。 これは昔できていがた、一時忘れたものをまた覚えなおしたものだという。 歴史書を読んで、ただの暗記ではなく、歴史と関連付けて思い出せるという。