時々眺める富士山

昨日も平年比プラス、昨年比マイナスの気温となった

2020年5月26日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2020年の年換算平年偏差  +1.20 ℃  平年値換算歴代順位   1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.20 ℃  前年値換算歴代順位   1位
前365日間の平年偏差    +0.89 ℃  前365日間平均歴代順位  2位

単純平均の365日移動平均 15.169 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.180 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.157 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.30℃で4日連続のプラス偏差となった。一方で、昨年のこの時期異常高温だった北海道の気温が低めなため、昨年比では-4.48℃で13日連続のマイナス偏差となった。これにより気温水準はさらに低下した。昨日の網走の日平均気温は、昨年比では、なんと―16.0℃、根室は同―10.9℃、寿都は同―10.9℃となった。

平年比では、網走と寿都が平年比マイナス偏差となったのを除くと、、13地点で平年比プラス偏差だった。伏木の日平均気温は平年比+3.3℃、山形は同+3.2℃と偏差幅が大きかった。次は北海道の根室の平年比+2.3℃だった。一方マイナス偏差幅最大の観測点は網走の平年比―1.6℃だった。

気温水準が下がり、今回の暖冬が始まる直前の2019年12月7日の14.988℃が次の極小値の目安となった。ただ、気象庁の予測通りこの夏の気温が高いと、この目標値まで下がらないかもしれない。

今日は石垣島の気温水準の推移のグラフを見る。

石垣島の年平均気温(日平均気温の年平均)が最も高かったのは1998年の25.4℃、続いて2016年の25.3℃、2019年の25.1℃、2015年と2017年の24.9℃、2007年の24.8℃の順である。

一方、日平均気温の365日移動平均値の推移を見ると、2017年4月20日の25.4126℃が最も高く、わずかの差で1999年1月6日の25.3841℃となる。直近の2020年1月27日の25.1496℃は、これに続く高温水準である。

低い方では1968年11月28日の22.7271℃があり、直近では2018年11月17日の24.4137℃が極小値である。

現在の石垣島の気温水準は線形回帰線の上にあり、このようなグラフの形の時は、これまでは、さらに気温水準が低下するのことが多かった。

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