時々眺める富士山

アル・ゴアの「不都合な真実」

 アメリカ合衆国元副大統領アル・ゴアの「不都合な真実」 (副題)「地球からの警告」 のDVDを観た。
 一人でも多くの人に地球温暖化問題の真実を理解してもらいたいという趣旨のドキュメンタリーフィルムであるので、内容紹介が許されると思うので、時々紹介していこうと思う。

 DVDはアマゾンで購入できる。また、公式サイトはCrimateCrisi.netであり、英語が得意な人はそちらを参照していただくとして、以下、簡単に紹介する。

 まず、パッケージだが、再生紙で作られた二つ折りの簡素なもので、経費、資源、場所の節約効果抜群のものである。

 パッケージを開くと、右側に
「これを観て、       Watch it!
 これをみんなで共有して、  share it!
 このために寄付して」 donate it!
が目に付く。大量購入して、皆に配布して、という趣旨だろう。

 パッケージ左側には、地球温暖化を防止するための10の行動基準が記載されている。
 モーゼの10戒を模したものだろう。(単位をメートル法に変化してあるので、少し不自然な文章になっていることをお断りする。)

   照明を変更しよう
 照明を電灯から蛍光灯に変更することで年間68キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   車の運転を控えよう
 車の運転の代わりに、徒歩、自転車を利用しよう、車を駐車場に止めて先は地下鉄を利用しよう。自動車の運転を1キロメートル削減するごとに、0.28キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   もっとリサイクルしよう
 ゴミとして捨てられる日用品の半分をリサイクルすることで、年間1,090キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   タイヤの空気圧をチェックしよう
 タイヤの空気圧を適正にすることで、燃費を3%以上向上できる。ガソリンを1リットル節約するごとに、2.4キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   温水の利用を控えよう
 水を温めるのには多くのエネルギーを消費する。水量を絞れるシャワーを使用すると年間159キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。洗濯水の温度を下げることによって、年間227キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   過剰包装商品の購入を控えよう
 排出ゴミを10%削減すれば、年間545キログラム二酸化炭素の排出を削減できる。

   エアコンの温度設定を緩めよう
 エアコンの設定温度を冬季は1度下げ、夏季は1度上げることによって、年間908キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   植林をしよう
 1本の木を植えるだけで、その木は生涯に1トンの二酸化炭素を吸収してくれる。

   電子機器の電源をこまめに切ろう
 テレビ、DVDプレーヤー、ステレオ、パソコンの電源をこまめに切ることによって、年間2、3千キログラムの二酸化炭素の排出を削減できる。

   問題解決の一翼を担おう
 CrimateCrisi.netで地球温暖化についてもっと勉強し、その防止のためにアクティブに活動しよう。

 DVDの内容については、またの機会に。
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