ベッドで寝ていたが、すぐに起こして、車いすに乗せた。
そして、南の窓際に連れて行き、日光浴を指せた。
母は大変喜んだ。
「朝は曇っていたのに、良い天気になったね」
と、短時間記憶がしっかりしているセリフを言ったので驚いた。
そこで、明日は雨だよ、雨ってわかる?と尋ねると、「分かる」とのことだった。
いつもの口癖の「お小遣いをあげる」という話になった。
メガネを取ってくれというので、メガネを渡すと、自分で左手も使ってかけようとした。
ただ、左側の顔の感覚が鈍いのだろう。うまくかけられないので手伝った。
それから、館内を車いすで移動した。
自分が写った写真が壁に掲示してあるが、それを見て自分だといった。
また、カシオの電子ピアノを引いている男性入居者を指して「お父さん」といった。
洗面台に大きな鏡があり、それに映った自分を見て、「私」といった。
再び部屋に戻って日向ぼっこをした。
NHKのTVは総選挙の話だったが、それには興味を示さなかった。
こちらの帰る時間が近づいたので、ホールに連れて行こうと思ったら、履いていた靴を脱いでいた。こちらのバスの時間を気にしながら、急いで靴を履かせてからホールに連れて行き、帰った。
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