2022年6月27日現在の年平均気温推計
2022年4月4日の極小値14.794 ℃を0.110 ℃上回る 2021年8月8日の極大値15.219 ℃を0.315 ℃下回る (予測値 平年比 +0.60 ~ +0.78 ℃ 歴代順位 (1~4位) =========================== |
2022年6月27日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+3.18 ℃で12日連続のプラス偏差となった。15地点中、網走の日平均気温は平年比-0.6 ℃とわずかなマイナス偏差となったが、その他14地点の日平均気温は平年比プラスだった。
伏木の日平均気温は平年比+6.8 ℃、境は同+5.0 ℃、飯田は同+4.5 ℃、浜田は同+4.4 ℃と偏差幅が大きかった。
15地点の日平均気温の単純平均は25.05 ℃で4日連続で25 ℃を超えた。グラフを見る。
昨年は7月中旬から8月上旬まで25 ℃を超える日が継続した。本年はだいぶ早くから気温が高くなったことがわかる。
昨日の富士山の現地気圧の日平均値は652.2 hPaで650 hPaを超えた。最近年では、2020年6月9日の日平均気圧が652.6 hPaを記録している。その時は梅雨明けとは関連しないが、今回は亜熱帯高気圧の日本列島への接近が、ポイントオブノーリターンを感じさせ、梅雨に戻りそうにない。
気象庁は、本日11時、九州北部、中国、四国、近畿、北陸が梅雨明けしたとみられると発表した。梅雨明けしていないのは東北だけとなる。
対流性の降水のある場所はいいが、そうでない場所では、このまま1か月雨が少ない状態になると植物の生育に影響がでそうだ。昨日も6月の高温記録更新地点は多く、下館は2001年観測開始だが、過去の最高気温記録を更新した。
ヨーロッパでは、これまでの異常高温の傾向は収まっている。