時々眺める富士山

日本の気温水準はさらに上昇した


2021年7月26日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.86 ℃ 1位 +0.70 ℃ 1位
前年偏差 +0.07 ℃ 1位 0.05 ℃ 1位
前365日平均 +0.77 ℃ 1位 +0.70 ℃ 1位
単純平均の365日移動平均 15.161 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.173 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.164 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.25 ~ +0.46 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.31℃で26日連続のプラス偏差となった。、15地点中11地点で日平均気温が平年比プラスだった。マイナス偏差となったのは、銚子、多度津、宮崎と名瀬の4観測点で、マイナス偏差幅最大の名瀬で平年比-1.4℃だった。一方、プラス偏差幅が大きかった観測点は、網走の平年比+5.7℃、根室の同+3.5℃、寿都の同+2.8℃で、北海道の高温偏差が継続した。北海道の8観測点で7月の日最高気温記録を更新し、2観測点はタイ記録となった。

台風第8号で北風が入ると予想された関東の今日の気温も、当初の予測は変更され、それほど気温が下がらない見通しだ。

本年の年平均気温の予想値は7月いっぱいは上昇する見込みで、8月の気温がどの程度のなるかで、本年の気温が極端に高くなるのかどうかがかなり決まってくるだろう。

15地点の日平均気温の単純平均と平年値との比較グラフを見る。

昨年の7月は実況値の赤線が平年値の黒線を下回っている期間が長かった。本年はそのようなことはなく、逆に黒線の上に大きく偏移している。昨年の8月は黒線の上に偏移しているが、本年もそのようになるか、少し下に向かうかに注目している。また、昨年の11月の上への突き出しが、収まるかどうかも注目点だ。

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