2022年12月22日現在の年平均気温推計
2022年6月15日の極小値14.819 ℃を0.224 ℃上回る 2021年1月12日の極大値15.153 ℃を0.110 ℃下回る (予測値 平年比 +0.60 ~ +0.78 ℃ 歴代順位 (1~4位) =========================== |
2022年12月22日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+0.37 ℃と9日ぶりのプラス偏差となった。15地点中8地点で日平均気温が平年比プラス、7地点でマイナスだった。寿都の日平均気温は平年比+4.3 ℃、銚子は同+3.8 ℃、根室は同+2.5 ℃、網走は同+2.3 ℃と北日本の気温が高かった。一方浜田の日平均気温は平年比-2.5 ℃、石垣島は同-2.4 ℃で、西日本日本海側と南日本の気温が低かった。今後しばらくこの傾向が続く予報となっている。昨日は15地点平均でプラスとなったが、年末までの15地点平均がプラスになるか、マイナスになるか注目される。
昨日気象庁は、本年の日本の年平均気温が歴代1位となると報道発表を行った。確かに11月下旬時点で統計を閉めればそうなるのだが、現在の値はそうなっていない。年明けの確定値発表の時に、何らかの言い訳はあるだろうか?
今日は多度津のグラフを見る。
多度津の本年の気温は平年比、過去5年平均比、昨年比でプラス、過去最高年の1998年比ではマイナスとなっている。多度津の年平均気温が最も高かったのは1998年の17.4 ℃、続いて、2016年、2019年、2020年の17.2 ℃、2004年の17.1 ℃の順となっている。本年は17.1 ℃となる可能性が高まっている。