リーの家とお猿たち

家づくりの楽しい出来事や日々思うことをスローなテンポでつづる『建築工房 めぐり』のブログ

シックハウス問題

2011-11-10 | 設計の仕事

 

 

人間は一日に20kgの空気を呼吸しています。

 

食べ物や水として体内に取り入れるものの量は一日当たり2~3㎏ですので、

 

体内に取り込まれる量はとてもおおきいものです。

 

この空気が汚染されていると・・

 

汚染物質は肺で血中に取り込まれ全身に運ばれて

 

各種の臓器や器官等に様々な影響を及ぼします。

 

一方食品等に含まれる有害物質は消化、吸収の過程で肝臓で解毒かれる可能性が高く

 

人体への直接的な影響は比較的小さいと言われています。

 

さらに食べ物や水は、

 

汚染の少ないものを比較的簡単に購入できますが、

 

スーパーやコンビニで好みの空気を買うことはできないし、

 

空気が汚れているからと言ってそれを吸わないわけにも行かないですよね・・?

 

また空気の汚れを感じることも難しく、

 

知らず知らずのうちに汚染された空気を呼吸している場合も少なくないと思うとゾッとします。

 

一般的に人は一日の90%を室内で過ごしているのですから、

 

お家の中では美味しい空気を吸いたいものです。

 

1990年代半ば以降、

 

シックハウス問題が住宅分野で大きな課題になり社会的にも強い関心がもたれ、

 

建材から発生するホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)のどの化学物質が

 

人体に影響し、頭痛、発熱、めまいなど様々な表情を引き起こします。

 

近頃はF☆☆☆☆認定をうけている材料を使うことは当たり前ですが、

 

シックハウスの要因は他にも様々あるので、

 

設計段階でそういった様々な部分でもいい提案をしたいと心がけています。

 

その材料の話は次回またぼちぼち書いて行きたいと思います。

 

MISAWAinternational HABITA

業務内容:新築の設計・施工/リフォームの設計・施工/介護リフォーム設計・施工

提携企業:株式会社住ま居る住宅研究所/建築工房めぐり

銚子市、旭市、匝瑳市、横芝光町、成田市を含む東総地区・東葛地区

 

 

 

 

 

 

 


埋蔵文化財

2011-10-25 | 設計の仕事

 

 

農地転用申請中の土地で遺跡の確認をしたところ、

 

遺跡範囲内ということで、調査の立会をしました。

 

 

建物の建設や土木工事などを行う場合、

 

事業者(施主)は

 

、工事を予定している場所が遺跡の範囲内でないことを確認する必要があります。

 

もしも、その場所が遺跡の範囲内だった場合、事前に届出が必要です。

 

こんなこと言うのもなんですが・・

 

出てこないことを祈りながら。

 

 

地層の様子を確認しながら1.5m~2mほど掘り下げて行きます。

 

調査の方は、だいたいどの位の深さに遺跡があるか事前に検討がついていて、

 

確認するポイントがあるそうです。

 

 

掘り始めて4時間ほどで調査終了。

 

幸いにも何も出ませんでした。

 

後は、転用許可を待つのみです。

 

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