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TeamARAモンスタークラブの面々とともに・・・金曜の夜、市さんのワンボックス車で札幌を出発。
深夜ウトロ到着
車の中で、少々・・・仮眠
某氏・・・ おれ・・車の中では寝れないんだよな~と言っていた・・・・・・・が・・ンゴー!と一番最初に寝ていた(笑)
午前3時半・・・パール工房のミツグ氏とともにウトロ港へ
港は船の明かりが煌々と灯り、エンジンの音、排気ガス、そして釣り人であふれ、不思議な緊迫感にあふれていた。
我々の船は パール工房さんのチャーター船 竜神丸
釣り座は左舷のみで10席。私はほぼ船の中央でキャビンの真横、左にKING工藤さん、橋さん、市さんと並び我々の前に4名後ろに2名が入った。
ロッド、リールをセットし、餌にする半解凍のサンマを1cm程の輪切りにして発砲スチロールの餌箱に詰めていく。
ほぼ準備が完了したところで、出港。空はまだ暗い。
世界遺産・知床半島の先端方向に1時間ほど走り、最初のポイントへ。
しかし不思議に、今思い返してみると1時間も走った感覚がない。
ものの10分か15分くらいの時間感覚しか無い・・・・それだけその後の記憶が強烈だったからなのか、期待と不安で興奮していたのか?(笑)
とにかく釣り船が、ゴチャ!!と集まっている場所へ到着。
250号の錘に3本針。私のスタートラインナップは、下からピンクラメ、赤ハチマキ、シルバーラメ!
船と船の間を縫うように、場所を探り、停船。
船長の「よし、いいぞ」の声で、船べりから錘をポチャンと落とす。
そして、船は・・***
****************・戦場とも思えるトワイライトゾーーンに入り込んでいったのでした。
〇▼×※:・。、
よーーーし、やるぞ! 気合を入れ、リールのカウンターを見つめる。
水深90m・・・海底まで落とし、船が波で揺れても錘が海底をたたかない程度に、少し巻き上げる。
竿先の動きを見つめ・・・アタリを待つ。
昨年は、魚が薄く私が確認できたアタリは2回のみ。しかし2回ともアワセが早過ぎフッキングできなかった。
それから1年
「前アタリがあったら、ハンドルをゆっくり巻いてきき合わせ、刺さったら電動レバー全開。早合わせ厳禁」と頭の中でシミュレーションを繰り返して来た。
そして、船中初のアタリは私に来た。
クン、クン と前あたり・・・「よし、ハンドル」と手を伸ばしたら、すぐに刺さった。
すぐにレバーを倒せばいいのであるが・・・念仏のように繰り返して来たシミュレーションの呪縛から逃れることができず。
レバーを倒すのがワンテンポもツーテンポも遅れてしまった。
電動リールは「ウイイイン」と唸るものの、竿は軽い・・・・
突然頭の上から「遅い、ハンドルじゃないレバーだ、レバー!!!!」と船長の声
(魚探で)「反応が出た」て言ったら一回底を再確認して、錘がたたかないとこまで巻き上げ、竿先見る。
竿は上から見ててもアタリは分からない、横から見れ。
レバー倒すのと一緒に竿おこしてフッキングさせろ。
・・・・・・・・・・・・・・・
と教えてくれるのだけど・・・すっかり監督に怒られている野球部員のような感じになってしまった。
周りでは、いいサイズのサケが上がっている。
私の頭の中では ???アタリがあったら・・・・ハンドル??・・レバー??・・??? としばし混乱。
「要するに、前あたりはいろんな出方するけど、本あたりを見定めて間髪入れずにレバー全開すればいいんだ」とやっと折り合いが付き・・・・
そして・・・来ました。
クン、クン・・グン!で電動レバー全開。同時に竿を起こしてフッキング!
乗りました。
竿に重さが乗り、電動リールの唸りが魚の引きに音が変わる。
リールのカウンターが40m・・30m・・とカウントダウン。どうも隣とオマツリしているような感じ。
ミツグ氏がタモを持って待機。
魚が海面に見えタモに入った・・・・が・・・・あれ・・・・何か変。
まだ、リールのカウンターでは10m位残っている??
ドサッと船に上がったサケの口には仕掛けのフロートは見えず、PEラインを噛んでいる。そして口の奥横に針が見えている。
「エエ? 仕掛けのフロート飲み込んじゃったの??」と不思議に思いながら、とにかく針を外そう・・・(これがなかなか外れなく苦労した)
針はやっと外したものの・・・この針、フロートもラインも付いていないし古い感じ・・・しかも魚はまだPEライン咥えている。
???
ラインをたどっていくと、左の口のでっぱりに引っ掛かり、さらに右に回って右のでっぱりにも引っかかっている。
やっとほどいて・・・んんんんんむ!
何がどうなったのか分かりませんが・・・・とにかく1年越しのウトロ1匹目はPEラインだけでGET!
10m下の仕掛けは絡んだ隣のKINGが回収してくれていました。
魚は80cmクラスの雄(♂)
魚を処理して血抜きバットへ。気が付けば、喉がからからに乾いていました。アドレナリン沸々だったんですね。
その後、二匹目雌(♀)をちゃんと針でGET
その後も、タイミングを外すと
「だから遅いって言ってるベヤ!」と監督(船長)の罵声×・・指導〇・・が入り。
なんとか少しずつアワセのタイミングも分かってきて、大型の♀3本・・計5本まで確保。
周りの景色もやっと目に入るようになって・・
船も何度か移動を繰り返し、さらに♂、♀をGET
最終的に、市さんと、「俺は5本でいい。後はサポートに周る」と言っていたKINGが定数10本。
橋さん7本。
私も仲良く7本。
船全体で90本あまりのご機嫌釣果でありました。
※♂2本、♀5本と思っていたのですが、家に戻り再確認したところ♂3、♀4でありました。分かりづらいのいるんですよサケの世界にも(笑)
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