今回封を切ったのは、刈穂 純米吟醸 秋田酒こまち
現在の日本酒のほとんどは速醸という方法で酒の元(酛) 酒母が作られているそうですが
他のホームページさんの解説転記になりますが
※速醸酛は、酒母の仕込みの初期に高い純度の乳酸を添加することで自然に乳酸菌を増えるのを待つ必要が無いため、伝統的な方法の約半分(2週間)の時間で造ることができるようになりました。 速く醸する酛なので、速醸酛という名前が付けられているのです。 速醸酛で造られる日本酒は、生酛系に比べてアミノ酸やペプチドが少ないので淡麗(すっきりしていて上品)な味の日本酒になる傾向があります。
この解説の「伝統的な方法」というのが「生酛」で、自然の乳酸菌を取り込むために「山おろし」という手間と時間のかかる工程を必要とします
また、「系」に当たるのが手間のかかる「山おろし」を行わなくても乳酸を得られる「山廃酛」(山おろし廃止酛)となります・・・たぶん(笑)
それで、このお酒は この 速醸酛、生酛、山廃酛、どれにも当てはまらない、新しい方法で酒母を作り醸したお酒だそうです
この新酒母シリーズ 使っているお米と酵母が異なる4種類が出ていますが、そのうちから
「秋田酒こまち」を使った お酒になります
※詳しくは 「刈穂 新酒母シリーズ」で調べてください
まずは、冷で・・・
グラスからは「お酒!!」という香りが立ち、一口飲むと・・・
今まで飲んできた スッキリ・フルーティー系のお酒とは明らかに異なる飲み味
喉の奥にしっかりと「酒の味」が残る、これがコメの旨さなのだろう・・
※雑味との違いが良くわかっていないのですが(笑)
裏ラベルにある「ボディ」とはこういう味?を言うのか・・
正直言って この味チョット苦手かな・・これは絶対、燗の酒だというのが最初の感想
ということで、二日目は 燗酒で挑戦・・
しっかり熱燗で・・・くいっと一口
これが、旨いんですね・・・昨日感じた苦手感は全く感じず
肴は味の濃い中華料理でしたが、料理の味にも全然負けることなく、とにかく旨い
冷と燗でこんなにも違うんだと驚きの酒でありました
初日に 一瞬「料理酒にまわしちゃおうか?」と思ったのですが、そうしなくて良かった!(笑)
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