長男坊 T隊員が コミックの「風の谷のナウシカ」を購入したので、一緒になって読んでみた。
結果
アニメとはストーリーがかなり違うのですね。
アニメは巨神兵をめぐるトルメキアとペジテの戦いに、「風の谷」と言う国が巻き込まれた内容で物語が進んでる。
しかしコミックではトルメキアの敵はアニメには出てこない「土鬼(ドルク)」と言う国。
「風の谷」や「ペジテ」は基本的にはトルメキアと同盟を結ぶ辺境諸族の自治国家?といった設定になっている。
アニメのエンディングで、ナウシカが金色の野原を歩く感動的な場面も、コミックでは最初の山場といった感じで、全7巻あるうちの2巻目に出てくる。
総体的に言えばアニメのストーリーは、コミックのストーリーをバラバラにして、ナウシカが金色の野原を歩く場面がエンドとなるように全体を1/3に縮小再構成、細部のつじつまが合うように何箇所かに修正を加えた形になっているのが分かった。
金色の野原の後、コミック・ナウシカはもっと大きく深いうねりに巻き込まれ、悩み・・死にかけ・・復活し・・ 物語は進んでいく。
鉄腕アトムと鉄人28号で育った私にとって、アニメ「風の谷のナウシカ」は、
その後のジブリ作品に繋がるエポックメークな作品として、特別な位置にあるのですが、
このコミック「風の谷のナウシカ」も新たなインパクトを持って私に迫ってきました。
コミックについても既にいっぱい色々と言い尽くされているのでしょうが、文句なしに面白いですよ。
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