今回の大会でTeamARAのデビル市川氏が準優勝となったのは昨日お伝えしましたが・・・優勝者と3位の方は青森からの参加者。
カレイ釣の本場、東北の釣り人に対し、市川氏は北海道の意地を守ってくれたわけであります。
ところで・・
私は圧倒的な釣果で優勝した釣り人の隣にいたのですが、彼のテクニックがとても勉強になりました。
魚を掛ける技術も然ることながら、魚を釣り上げてからの手返しの早さがすごいのですよ・・驚きました!!
タックルの準備中から餌箱やバッカンの位置を細かく調整していましたが、この位置決めが重要なのです。
また「この方はロッドホルダーを使わないんだ」と思っていたのですが、その理由も後から理解できました。
細部にわたって見ていた訳ではないので、多少の想像も含めて、手順を箇条書きでまとめると・・・
1.右手にロッドを持ち左でリールを巻く。
2.魚が海面に見えたところでロッドを立てる。
3.右脇に竿尻を挟み、左手で錘を、右手で魚をつかむ。
※右手で魚を掴めるようリールの巻き量を加減している?
4.左手で針をはずし、右手の魚は立ち位置の右側に置かれたバッカンに投げ入れられる。
5.針を右手に持ち替えて、左手は餌箱のイソメを取り針へ付ける。
6.左手でラインを持ち、右手でロッドを持ってそのまま仕掛けを投入。
魚が見えてから次の投入まで、おそらく6秒から7秒ほど。
餌がしっかりしている場合はそのまま投入していたので、5秒ほど・・・
※タイマーで計った訳ではないので、イメージ的時間ではありますが・・・
これが私のやり方だと、ロッドをホルダーに収めて魚バサミではさんで針をはずし・・・・・と15~20秒位かかっていると思います。
流れるようにスピーディーで無駄の無い動きなのがよくわかりました。真似てみようとしましたが、できませんでした・・・アハハ!
当然、ロッドホルダーは必要ないし、スムーズに魚を投げ入れ、餌をとるためにもタックルの位置決めは重要なのであります。
彼が写真のようにたまにしゃがんでいるのは針を替えているところ。
苫小牧のカレイ釣のように、1日かかって大物5枚?
・・といった釣ではあまり影響は無いかもしれませんが、小樽や今回の八雲のような数釣り勝負では手返しを早くし、いかに長い時間仕掛けを海底に置いておけるか・・
これが勝負の分かれ道であるのがよくわかりました。
いい勉強をさせてもらいました。
最新の画像[もっと見る]
僕も練習だな(笑)
優勝者の「K氏」は、東北のカレイやヒラメの大会でも優勝や上位入賞経験のあるトップアングラーの一人のようですね。