刑務所の受刑者逃げ回る男Chuckを助けるオットー
「おれ明日出所なのに」
「心配するな、俺がどうにかする」
オットーはSOAの古参メンバー今服役中です。
Chuckは中国系のギャング団から金を騙し取って服役中の気の弱い変な癖のある男。
音楽中学の発表会に、出店を担当するママジェマの元に、エイプリルが助けを求めて来ます。
「お願いなの、息子チャーリーのバンドは明日の夜の花火大会で演奏をするの、お父さんに聞いて欲しいみたいなの」とエイプリル・・
そのエイプリルの夫、カイルは元SOAのメンバーで、昔、卑怯にも、仕事中にOpieを見捨てて一人で逃げてしまい、仲間から総スカンで追い出された男です。
エイプリルはその奥さんで、娘と息子が居ますが、一人で頑張っています。
「あら私はクレイがOKするとは思わないわ」
「でも、息子のチャーリーは経緯を知らないわ。彼を傷つけたくないのよ。判っているわ、ベースボールの試合でも参観日でも・・カイルは来なかったわ」
遣る瀬無さそうなエイプリル。姉御肌のママジェマは邪険にはしません。
「判ったわ一応言ってみるわ。でも、何も保障しないわよ」
刑務所に入っているオットーの要請で面会に来るクレイとTig。
下オットー。
いい奴だからと言うオットーの保障もあって、Chuckを引き取る事にしたクレイ。
「そうだ、Chuckは問題があって、ナーバスになるとチックが・・・」とオットー
「ああ、大丈夫だよ、そのぐらい」と安請け合いのクレイ。
「でもちょっと人と違っていて・・」クレイたちは、気にもかけない様子。後に残ったオットーは面会室で笑い崩れます。
オットーの元から戻ったクレイを捕まえて色っぽく迫るジェマ。おねだりヴァージョンです。
「それと音楽専門の中学校のフェスティバルのことなんだけど・・」とジェマ。
「地域活動にも熱心だし、聖人だね君は」とクレイがジェマを優しく抱きしめてキスします。
「でね。チャーリーが出るのよ見に行こうと思うの。カイルを連れて行ってもいいかしら?」
クレイの表情が曇り、
「ダメだね。Opieが囚人に・・」そんなクレイの言葉をさえぎってジェマがいいます。
「カイルのためじゃなくて、エイプリルがチャーミングにいる間だけ彼を許して欲しいのよ」
「答えはノーだ!」
ジェマに対してはいつも優しいクレイが、語気荒く言い放ちました。でも、それぐらいじゃめげないジェマ。
「チャーリーのバンドは明日の夜やるの、チャーリーの父親は一度も彼の演奏を見てないわ。エイプリルの子供なのよ!あなたって寛大さを持ち合わせてないのね!」
「おい、俺は寛大だぞ!」と反論するクレイ。してやったりと、にっこり笑うジェマ。
「ええ知ってるわ。ダーリン」
「何を知ってるって?・・・まったく。今夜倶楽部で評議するよ」ジェマに弱いクレイです。
病院で息子エイブル絵本を読むJax、それをエージェントのコーンがガラス越しに覗いています。
「何か?」とドアをあけ応対するJax
「いい子だね」それだけ言ってさるコーン。いぶかしむJax
その夜、倶楽部のミーティング。
「Chuckは400グランドをヘンリーリンのクルーから奪ってそれをまだどこかに隔している。オットーは刑務所で、彼をストックトンから守ってきた。彼は明日の朝出所だ。そして我々は彼を守って、金を取りに行き。彼から身元保証料として金を受け取る、」とクレイ。
「Chuckyboyと一緒に25%が我々のものだ」とJax
「そして口利き料としてオットーはルアンから25%貰う」
「リンは危険な猫だ。蛇みたいな・・」とボビー
「我々はこの場所を暫らく閉鎖して、倶楽部ハウスからChuckを出さない。ガレージはあけておけ、迎えのためだけにね。Skimはレストランの中に隠れているリンは前しか使わない・・俺たちは日曜日までChuckを匿うんだ。金の受け取りの時は閉めていくんだ」とクレイ
「よし」と合意を見て立ち上がる面々。
「待て!実は、もう一つあるエイプリル・ハーバートが望んでいるんだ。昔の男に彼の息子のバンド演奏を見せたいと・・」とクレイ
「からかってるのか?」とTig
「いや、俺はそうすべきだと思うよ。彼女のためだ、カイルのためじゃない」と当事者のOpieは寛大です。
「投票を」とクレイ。
皆がチャーミングにカイルがやってくることをOKします。
解散後、クレイがJaxに、「彼をOpieから遠ざけておくんだぞ」「判った」
翌朝Chuckを迎えに行くJax、おびえたChuckが車に乗り込んできます。
「よかった俺どうしたら良いか夢も希望も無かったんだよ」
とマスかき・・ナンだこいつ?のJaxそりゃ、驚きますよいきなり人前でマスじゃ・・これがオットーが笑ったチックです。Chuckは精神的に追い詰められると、処構わず落ち着くために千擦っちゃう・・困ったチックですね。
「400奪ったって聞いたけど・・」
「そう、416Thouだよ」
「リンの・・本当に彼の金を?」
緊張してきたのかChuckはまたマス・・・それをみたメンバーは、みんなで唖然。
「で、どうしてDick握ってる?」冷静なクレイが問います。
「ごめん、無意識なんだ・・Compulsive Masturbation Disorder・・って言って・・病気なんだ」と必死で言い訳するChuck。
「いいか今度やったら、クロゼットに突っ込むぞ!」とマジ怒るクレイ。
お祭りの当日カイルは若いスリムな彼女を連れて学校へやってきます。駐車場で、それを見かけたエイプリル、早速カイルに文句言いに。
「何考えてるのよ。自分の子供たちの発表なのに」とエイプリル。
「彼女もみたいって言うから・・」と言い訳するカイルとっても優柔不断・・呆れるエイプリル。
その光景を見つけたドナが夫のOpieに聞きます。
「あれSam Crowのメンバーじゃない?」
「いやもう、そうじゃない」
「抜けたの?」
「・・・らしい」経緯を知らないドナにも、優しいOpieです。そこへJaxがやってきます。
彼の事をドナは知ってるの?」「いや」
今度はカイルに、声を掛けるJax
「何も言うなよジャクソン!俺だってラインを知ってるさ」とカイル。
「俺はお前と話さなくちゃならない。誰からも離れていろよ・・息子にプレイさせたいなら檻にでも入っていて、終わったら直ぐ車で立ち去るんだ」とJax
病院でラナを待つコーン。
二人は知り合いのようです。お互いシカゴからやってきていますから。
少し話せるかな?とコーン
お祭りの会場の学校では色々なゲームや、模擬店が出ています。
ちょっとした自治会のお祭りみたいです。
今日はチャーミング警察署のおまわりさんもエプロンつけて模擬店をやってます。
玉子のキャッチゲーム。子供とパパが組んでやっています。
カイルも普段は会えない小学生ぐらいの娘と二人で楽しそうにゲームをしています。
そのカイルの様子を見ているOpieとJax。
カイルがミスって、玉子を受け損ね、上着に割れた玉子がかかって、GFがその上着を脱がせたとき、カイルの背中に、カリフォリニアの刺青がちらっとみえました。
「まだ入れてるぞ!」とOpie。
「ああ」と立ち上がるJax、俺の仕事だとOpieがJaxをたしなめます。
体育館で、息子のバンドの準備を手伝うカイル。Opieがやってきたので、後で会おうと息子を外に出します。
「おい、俺はJaxに、全てクリアしてきたといったぞ」とカイル
「おれもそう思ってたが、ちょっとね出来なかった・・そうだろ?」Opieはカイルを殴り倒します。
Jaxがドナに話しかけます。
「あなたのママから散々サムクロウの話は聞いたわ」とドナ。いかにも嫌そう。
「いや俺はサムの事で君と話がしたいんじゃない。君とOpieの話だ」とJax
「私とOpieに何かあってもあなたたちの知ったことじゃないわ」とドナ
「いや、君が悪い。彼は俺の親友だ。誰よりも頼りにしてる。彼をいつも見ていた。Opieは中途半端が嫌いだ。ドナ」
「カイルみたいに出れば良いの?」
「いやカイルは追い出したんだ。なぜか知っているか?ある日Opieはあるトラックを爆破したことで掴まったんだ。カイルが逃走を手助けするはずだった。奴は警察のサイレンの音をきいてパニックになり、Opieを残して逃走した」とJax
「Opieは何も言ってなかったわ」とドナ。
「Opieは馬鹿じゃないからね、カイルとOpieの仲は元には戻らない。Opieは倶楽部から離れたりはしない。彼も知っている俺たちのDNAがね。君が彼を別の方向へ引っ張り続けても・・SOAは導師じゃないグルーは君さ」とJax
さて、体育館に出向くJax、Opie達に「話し合いは終わったかい?」
「ああ、いい方向へ向かった」とOpie
「皆に会いたかった。倶楽部から切られてから尚更、俺がどんな奴か判って追い出されてからずっと・・」とカイル。
「さて、失われた事について話してくれるかな?」とJax
「ああ、倶楽部に連れて行ってくれるなら。シャンパンをもって。謝りたいんだ」とカイル
サムクロウのガレージでは「プラム色のヴォルヴォなの」と女性客
書類はガレージにあるのかな・・・とクレイが接客しています。ちょっとお待ちくださいね。
とガレージに行っている間に、女性の処にChuckがやってきます。
焦っています。「クレイはどこに?」とズボンに手を入れます。
女性はなんて事!と大騒ぎして慌てて逃げて行きます。
ガレージから女性客が逃げるように出て行ったのでクレイがあわてて出てきました。
外にブルーのHIP=POPを大きく鳴らす車がいます。Chuckはそれをみて焦ったんでしょう。
呼び止められて、クラブハウスに連れ戻されるChuck。
「どうして俺が外にいる5分間彼を見てられないんだ?」と倶楽部でChuckの面倒を見てるはずのChibsをどなり散らします。
「俺たちずっと缶詰だぜ。そのうえ怒鳴られたらやってらんないよ」とChibs
「僕が付いていたんですが、トイレットペーパーをとりに行ったすきに・・・」とハーフサック。
イラ付いているのはみんな同じことですわ。
さてChuck、金を受け取りに行くぞと叫ぶ怒ったクレイに
「まだレストランが開いてる!行けないよ」とおびえます。
「俺はあと2日間も、お前のマペットショーを見てられないんだよ」と語気あらいクレイ。
「今すぐお前の友達を捜すんだ」
青いBeemerが前に止まって「以前、囚人の時みたよ」とChuck。
「中国人か?」とクレイ
「いやハンドジョブのポリスだ」とChuck。
あはははは。
お祭り会場でプレスリースタイルのボビーとTigがJaxを探しています。
「Opieと一緒のはずよ」とママ。
「ボスが俺たちを呼んでるんだ」
「あら、彼は後2日いなくてはならないんでしょ?ちょっと、イベント目当ての子供たちはどうするのよ!」と叫ぶママ
ごめんねと二人は退散します。
署長がママのところへやってきます。
「どうしたんだいボスがなにか?」と聞きますが、ママは上手く話を反らせました。
「あのブースにいる男はだれ」とママが署長に聞きます。
「シカゴから来たコーン捜査官だよ」
さて、ボスが呼んでるとボビーがJaxを迎えに来ます。ママに断わってから会場を後にしようと、サムクロウのテントにやってきたJaxたち。
警察のブースにいる新顔を見つけたTigがあいつは誰?とママから情報を得ます。
「夕べ病院で俺とAbelを見てた奴だ」とJax
「そいつは危険だな」とTig
「目を離さないで。俺たちの後を付けるようなら電話して」とJaxはママに頼んでクラブハウスへ戻ります。
さて、クレイはChuchの両手を縛ってバンに載せ護送。
「警官から呼び止められたら?」とおびえるChuck。
「奴らはリンを呼ぶだろうな」とクレイ。
「やめてくれよ・・・」と泣きそうなChuck。
チャイニーズレストランに到着します。営業中です。
「ココか?」
「そう、裏の事務所から書類を取った。レストランで奴らは金を洗ってた」
レストランに入ると、女性支配人が大声でなじります。
「あら、自慰男!出ってってよ。あなたはココの従業員じゃないわ。出てって!」
クレイが構わずに「どこだ?」「キッチンです」とChuckが案内。
「キッチンの天上のプラスターの新しいところです」
Jaxがそこを肉たたきで割ります。
そこにはバック。中身を確かめてにっこり笑うJax。
ギャンギャン騒ぐ女性店長はお金を少し掴まされて嬉しそう。静かになりました。
女性店長は、いつでも戻って良いのよとにこにこ顔・・・
これってアメリカの中国観?それともどこでも中国人はこうなの?
外に出ると、ブルーのビーマーが到着していました。
「もう一つのパーティもついたぜ、銀のキャディだ」とTig。
「厄介だな。Jax運転しろ。乗るんだ」
相手は車で出入り口をふさぎます。Jaxが体当たりしますが、敵いませんでした。
「だから日曜日まで待とうといっただろう?」とChuck
ブルーのボーマーは中国人が乗っていました。
エンジンを打ち抜かれたようです。
クレイは車を降りて取引のため話し合います。元々これは君の金だ。とリンに金を渡します。
「オットーと話がしたい」とChuck
「だまれ・・エルビスと彼の友に払え」とクレイ。
待ってくれよと言いながらびびるChuch。
「俺は何も聞いてないぞ、一体どうなったんだ」叫ぶChuckですが、もうどうしようもありません。
「良いのか?」とTig
「ああ。好いんだ俺が望んだわけじゃないけどな」とクレイ。
商談成立です。
Chuckが盗んだ金を中国人リンに渡し、原版とChuckをお金と交換しました。
ま、クレイたちにはソンは無いわけで・・・
さて夜。バンドの演奏が始まります。
会場でジェマに話しかけるエイプリル。
「カイルはどこなの?」とエイプリル。ママも「わからないわ」
一方、Opieたちと一緒にクラブハウスにやってくるカイル。
Chuckを始末して、クラブハウスに帰ってきたクレイたち・・カイルを見てもちろん不機嫌です。
カイルは許してもらおうと気軽にやってきたわけですが、そうは問屋が卸しません。
さて、ガレージに連れ込んで服を脱がせます。
全てきれいにしたと言いながらも、チームの刺青はそのままになっています。
「火が良いかナイフか?」とドライにクレイが聞きます。
諦めたカイルは火を選びます。
バーボンが渡され飲むカイル、トーチに火がつけられて、Tigがトーチを持ち・・
演奏を聴きながら、ママジェマはふと気がつきました。
「エイプリル。セントトーマス病院に聞いたほうが良いわ。私が子供たちを家に連れて行くから、すぐ行って!」と
「一体何が?」
「判らないわ。でも何かよ。ごめんなさいね」とママはそう告げて悲しそう。
Opieは祭りの花火の用意をしています。
途中でカイルは気絶しました。しっかり刺青を焼かれて、病院へ投げ捨てられます。
Opieが打ち上げる花火を遣る瀬無く見つめるママでした。
Charlie Hunnam ... Jax
Katey Sagal ... Gemma
Mark Boone Junior ... Bobby
Kim Coates ... Tig
Tommy Flanagan ... Chibs
Johnny Lewis ... Half-sack
Maggie Siff ... Tara
Ron Perlman ... Clay
Ryan Hurst ...Opie
William Lucking ... Piney
Theo Rossi ... Juice
Dayton Callie ... Chief Wayne Unser
Ken Choi ... Henry lin (as Kenneth Choi)
Lela Jane Cortines ... Ellie Winston
Liane Alexandra Curtis ... April (as Liane Curtis)
Sprague Grayden ... Donna Lerner
Jay Karnes ... Agent Scott Kohn
Jim Lau ... Chinese cook
Alice Lo ... Chinese lady
Michael Marisi Ornstein ... Chuck (as Michael Ornstein)
William F. Nicol ... Charlie
Sam Situmorang ... Asian #3
Kurt Sutter ... Otto
Rebecca Tilney ... Woman at Teller Morrow
Brian Van Holt ... Kyle
「おれ明日出所なのに」
「心配するな、俺がどうにかする」
オットーはSOAの古参メンバー今服役中です。
Chuckは中国系のギャング団から金を騙し取って服役中の気の弱い変な癖のある男。
音楽中学の発表会に、出店を担当するママジェマの元に、エイプリルが助けを求めて来ます。
「お願いなの、息子チャーリーのバンドは明日の夜の花火大会で演奏をするの、お父さんに聞いて欲しいみたいなの」とエイプリル・・
そのエイプリルの夫、カイルは元SOAのメンバーで、昔、卑怯にも、仕事中にOpieを見捨てて一人で逃げてしまい、仲間から総スカンで追い出された男です。
エイプリルはその奥さんで、娘と息子が居ますが、一人で頑張っています。
「あら私はクレイがOKするとは思わないわ」
「でも、息子のチャーリーは経緯を知らないわ。彼を傷つけたくないのよ。判っているわ、ベースボールの試合でも参観日でも・・カイルは来なかったわ」
遣る瀬無さそうなエイプリル。姉御肌のママジェマは邪険にはしません。
「判ったわ一応言ってみるわ。でも、何も保障しないわよ」
刑務所に入っているオットーの要請で面会に来るクレイとTig。
下オットー。
いい奴だからと言うオットーの保障もあって、Chuckを引き取る事にしたクレイ。
「そうだ、Chuckは問題があって、ナーバスになるとチックが・・・」とオットー
「ああ、大丈夫だよ、そのぐらい」と安請け合いのクレイ。
「でもちょっと人と違っていて・・」クレイたちは、気にもかけない様子。後に残ったオットーは面会室で笑い崩れます。
オットーの元から戻ったクレイを捕まえて色っぽく迫るジェマ。おねだりヴァージョンです。
「それと音楽専門の中学校のフェスティバルのことなんだけど・・」とジェマ。
「地域活動にも熱心だし、聖人だね君は」とクレイがジェマを優しく抱きしめてキスします。
「でね。チャーリーが出るのよ見に行こうと思うの。カイルを連れて行ってもいいかしら?」
クレイの表情が曇り、
「ダメだね。Opieが囚人に・・」そんなクレイの言葉をさえぎってジェマがいいます。
「カイルのためじゃなくて、エイプリルがチャーミングにいる間だけ彼を許して欲しいのよ」
「答えはノーだ!」
ジェマに対してはいつも優しいクレイが、語気荒く言い放ちました。でも、それぐらいじゃめげないジェマ。
「チャーリーのバンドは明日の夜やるの、チャーリーの父親は一度も彼の演奏を見てないわ。エイプリルの子供なのよ!あなたって寛大さを持ち合わせてないのね!」
「おい、俺は寛大だぞ!」と反論するクレイ。してやったりと、にっこり笑うジェマ。
「ええ知ってるわ。ダーリン」
「何を知ってるって?・・・まったく。今夜倶楽部で評議するよ」ジェマに弱いクレイです。
病院で息子エイブル絵本を読むJax、それをエージェントのコーンがガラス越しに覗いています。
「何か?」とドアをあけ応対するJax
「いい子だね」それだけ言ってさるコーン。いぶかしむJax
その夜、倶楽部のミーティング。
「Chuckは400グランドをヘンリーリンのクルーから奪ってそれをまだどこかに隔している。オットーは刑務所で、彼をストックトンから守ってきた。彼は明日の朝出所だ。そして我々は彼を守って、金を取りに行き。彼から身元保証料として金を受け取る、」とクレイ。
「Chuckyboyと一緒に25%が我々のものだ」とJax
「そして口利き料としてオットーはルアンから25%貰う」
「リンは危険な猫だ。蛇みたいな・・」とボビー
「我々はこの場所を暫らく閉鎖して、倶楽部ハウスからChuckを出さない。ガレージはあけておけ、迎えのためだけにね。Skimはレストランの中に隠れているリンは前しか使わない・・俺たちは日曜日までChuckを匿うんだ。金の受け取りの時は閉めていくんだ」とクレイ
「よし」と合意を見て立ち上がる面々。
「待て!実は、もう一つあるエイプリル・ハーバートが望んでいるんだ。昔の男に彼の息子のバンド演奏を見せたいと・・」とクレイ
「からかってるのか?」とTig
「いや、俺はそうすべきだと思うよ。彼女のためだ、カイルのためじゃない」と当事者のOpieは寛大です。
「投票を」とクレイ。
皆がチャーミングにカイルがやってくることをOKします。
解散後、クレイがJaxに、「彼をOpieから遠ざけておくんだぞ」「判った」
翌朝Chuckを迎えに行くJax、おびえたChuckが車に乗り込んできます。
「よかった俺どうしたら良いか夢も希望も無かったんだよ」
とマスかき・・ナンだこいつ?のJaxそりゃ、驚きますよいきなり人前でマスじゃ・・これがオットーが笑ったチックです。Chuckは精神的に追い詰められると、処構わず落ち着くために千擦っちゃう・・困ったチックですね。
「400奪ったって聞いたけど・・」
「そう、416Thouだよ」
「リンの・・本当に彼の金を?」
緊張してきたのかChuckはまたマス・・・それをみたメンバーは、みんなで唖然。
「で、どうしてDick握ってる?」冷静なクレイが問います。
「ごめん、無意識なんだ・・Compulsive Masturbation Disorder・・って言って・・病気なんだ」と必死で言い訳するChuck。
「いいか今度やったら、クロゼットに突っ込むぞ!」とマジ怒るクレイ。
お祭りの当日カイルは若いスリムな彼女を連れて学校へやってきます。駐車場で、それを見かけたエイプリル、早速カイルに文句言いに。
「何考えてるのよ。自分の子供たちの発表なのに」とエイプリル。
「彼女もみたいって言うから・・」と言い訳するカイルとっても優柔不断・・呆れるエイプリル。
その光景を見つけたドナが夫のOpieに聞きます。
「あれSam Crowのメンバーじゃない?」
「いやもう、そうじゃない」
「抜けたの?」
「・・・らしい」経緯を知らないドナにも、優しいOpieです。そこへJaxがやってきます。
彼の事をドナは知ってるの?」「いや」
今度はカイルに、声を掛けるJax
「何も言うなよジャクソン!俺だってラインを知ってるさ」とカイル。
「俺はお前と話さなくちゃならない。誰からも離れていろよ・・息子にプレイさせたいなら檻にでも入っていて、終わったら直ぐ車で立ち去るんだ」とJax
病院でラナを待つコーン。
二人は知り合いのようです。お互いシカゴからやってきていますから。
少し話せるかな?とコーン
お祭りの会場の学校では色々なゲームや、模擬店が出ています。
ちょっとした自治会のお祭りみたいです。
今日はチャーミング警察署のおまわりさんもエプロンつけて模擬店をやってます。
玉子のキャッチゲーム。子供とパパが組んでやっています。
カイルも普段は会えない小学生ぐらいの娘と二人で楽しそうにゲームをしています。
そのカイルの様子を見ているOpieとJax。
カイルがミスって、玉子を受け損ね、上着に割れた玉子がかかって、GFがその上着を脱がせたとき、カイルの背中に、カリフォリニアの刺青がちらっとみえました。
「まだ入れてるぞ!」とOpie。
「ああ」と立ち上がるJax、俺の仕事だとOpieがJaxをたしなめます。
体育館で、息子のバンドの準備を手伝うカイル。Opieがやってきたので、後で会おうと息子を外に出します。
「おい、俺はJaxに、全てクリアしてきたといったぞ」とカイル
「おれもそう思ってたが、ちょっとね出来なかった・・そうだろ?」Opieはカイルを殴り倒します。
Jaxがドナに話しかけます。
「あなたのママから散々サムクロウの話は聞いたわ」とドナ。いかにも嫌そう。
「いや俺はサムの事で君と話がしたいんじゃない。君とOpieの話だ」とJax
「私とOpieに何かあってもあなたたちの知ったことじゃないわ」とドナ
「いや、君が悪い。彼は俺の親友だ。誰よりも頼りにしてる。彼をいつも見ていた。Opieは中途半端が嫌いだ。ドナ」
「カイルみたいに出れば良いの?」
「いやカイルは追い出したんだ。なぜか知っているか?ある日Opieはあるトラックを爆破したことで掴まったんだ。カイルが逃走を手助けするはずだった。奴は警察のサイレンの音をきいてパニックになり、Opieを残して逃走した」とJax
「Opieは何も言ってなかったわ」とドナ。
「Opieは馬鹿じゃないからね、カイルとOpieの仲は元には戻らない。Opieは倶楽部から離れたりはしない。彼も知っている俺たちのDNAがね。君が彼を別の方向へ引っ張り続けても・・SOAは導師じゃないグルーは君さ」とJax
さて、体育館に出向くJax、Opie達に「話し合いは終わったかい?」
「ああ、いい方向へ向かった」とOpie
「皆に会いたかった。倶楽部から切られてから尚更、俺がどんな奴か判って追い出されてからずっと・・」とカイル。
「さて、失われた事について話してくれるかな?」とJax
「ああ、倶楽部に連れて行ってくれるなら。シャンパンをもって。謝りたいんだ」とカイル
サムクロウのガレージでは「プラム色のヴォルヴォなの」と女性客
書類はガレージにあるのかな・・・とクレイが接客しています。ちょっとお待ちくださいね。
とガレージに行っている間に、女性の処にChuckがやってきます。
焦っています。「クレイはどこに?」とズボンに手を入れます。
女性はなんて事!と大騒ぎして慌てて逃げて行きます。
ガレージから女性客が逃げるように出て行ったのでクレイがあわてて出てきました。
外にブルーのHIP=POPを大きく鳴らす車がいます。Chuckはそれをみて焦ったんでしょう。
呼び止められて、クラブハウスに連れ戻されるChuck。
「どうして俺が外にいる5分間彼を見てられないんだ?」と倶楽部でChuckの面倒を見てるはずのChibsをどなり散らします。
「俺たちずっと缶詰だぜ。そのうえ怒鳴られたらやってらんないよ」とChibs
「僕が付いていたんですが、トイレットペーパーをとりに行ったすきに・・・」とハーフサック。
イラ付いているのはみんな同じことですわ。
さてChuck、金を受け取りに行くぞと叫ぶ怒ったクレイに
「まだレストランが開いてる!行けないよ」とおびえます。
「俺はあと2日間も、お前のマペットショーを見てられないんだよ」と語気あらいクレイ。
「今すぐお前の友達を捜すんだ」
青いBeemerが前に止まって「以前、囚人の時みたよ」とChuck。
「中国人か?」とクレイ
「いやハンドジョブのポリスだ」とChuck。
あはははは。
お祭り会場でプレスリースタイルのボビーとTigがJaxを探しています。
「Opieと一緒のはずよ」とママ。
「ボスが俺たちを呼んでるんだ」
「あら、彼は後2日いなくてはならないんでしょ?ちょっと、イベント目当ての子供たちはどうするのよ!」と叫ぶママ
ごめんねと二人は退散します。
署長がママのところへやってきます。
「どうしたんだいボスがなにか?」と聞きますが、ママは上手く話を反らせました。
「あのブースにいる男はだれ」とママが署長に聞きます。
「シカゴから来たコーン捜査官だよ」
さて、ボスが呼んでるとボビーがJaxを迎えに来ます。ママに断わってから会場を後にしようと、サムクロウのテントにやってきたJaxたち。
警察のブースにいる新顔を見つけたTigがあいつは誰?とママから情報を得ます。
「夕べ病院で俺とAbelを見てた奴だ」とJax
「そいつは危険だな」とTig
「目を離さないで。俺たちの後を付けるようなら電話して」とJaxはママに頼んでクラブハウスへ戻ります。
さて、クレイはChuchの両手を縛ってバンに載せ護送。
「警官から呼び止められたら?」とおびえるChuck。
「奴らはリンを呼ぶだろうな」とクレイ。
「やめてくれよ・・・」と泣きそうなChuck。
チャイニーズレストランに到着します。営業中です。
「ココか?」
「そう、裏の事務所から書類を取った。レストランで奴らは金を洗ってた」
レストランに入ると、女性支配人が大声でなじります。
「あら、自慰男!出ってってよ。あなたはココの従業員じゃないわ。出てって!」
クレイが構わずに「どこだ?」「キッチンです」とChuckが案内。
「キッチンの天上のプラスターの新しいところです」
Jaxがそこを肉たたきで割ります。
そこにはバック。中身を確かめてにっこり笑うJax。
ギャンギャン騒ぐ女性店長はお金を少し掴まされて嬉しそう。静かになりました。
女性店長は、いつでも戻って良いのよとにこにこ顔・・・
これってアメリカの中国観?それともどこでも中国人はこうなの?
外に出ると、ブルーのビーマーが到着していました。
「もう一つのパーティもついたぜ、銀のキャディだ」とTig。
「厄介だな。Jax運転しろ。乗るんだ」
相手は車で出入り口をふさぎます。Jaxが体当たりしますが、敵いませんでした。
「だから日曜日まで待とうといっただろう?」とChuck
ブルーのボーマーは中国人が乗っていました。
エンジンを打ち抜かれたようです。
クレイは車を降りて取引のため話し合います。元々これは君の金だ。とリンに金を渡します。
「オットーと話がしたい」とChuck
「だまれ・・エルビスと彼の友に払え」とクレイ。
待ってくれよと言いながらびびるChuch。
「俺は何も聞いてないぞ、一体どうなったんだ」叫ぶChuckですが、もうどうしようもありません。
「良いのか?」とTig
「ああ。好いんだ俺が望んだわけじゃないけどな」とクレイ。
商談成立です。
Chuckが盗んだ金を中国人リンに渡し、原版とChuckをお金と交換しました。
ま、クレイたちにはソンは無いわけで・・・
さて夜。バンドの演奏が始まります。
会場でジェマに話しかけるエイプリル。
「カイルはどこなの?」とエイプリル。ママも「わからないわ」
一方、Opieたちと一緒にクラブハウスにやってくるカイル。
Chuckを始末して、クラブハウスに帰ってきたクレイたち・・カイルを見てもちろん不機嫌です。
カイルは許してもらおうと気軽にやってきたわけですが、そうは問屋が卸しません。
さて、ガレージに連れ込んで服を脱がせます。
全てきれいにしたと言いながらも、チームの刺青はそのままになっています。
「火が良いかナイフか?」とドライにクレイが聞きます。
諦めたカイルは火を選びます。
バーボンが渡され飲むカイル、トーチに火がつけられて、Tigがトーチを持ち・・
演奏を聴きながら、ママジェマはふと気がつきました。
「エイプリル。セントトーマス病院に聞いたほうが良いわ。私が子供たちを家に連れて行くから、すぐ行って!」と
「一体何が?」
「判らないわ。でも何かよ。ごめんなさいね」とママはそう告げて悲しそう。
Opieは祭りの花火の用意をしています。
途中でカイルは気絶しました。しっかり刺青を焼かれて、病院へ投げ捨てられます。
Opieが打ち上げる花火を遣る瀬無く見つめるママでした。
Charlie Hunnam ... Jax
Katey Sagal ... Gemma
Mark Boone Junior ... Bobby
Kim Coates ... Tig
Tommy Flanagan ... Chibs
Johnny Lewis ... Half-sack
Maggie Siff ... Tara
Ron Perlman ... Clay
Ryan Hurst ...Opie
William Lucking ... Piney
Theo Rossi ... Juice
Dayton Callie ... Chief Wayne Unser
Ken Choi ... Henry lin (as Kenneth Choi)
Lela Jane Cortines ... Ellie Winston
Liane Alexandra Curtis ... April (as Liane Curtis)
Sprague Grayden ... Donna Lerner
Jay Karnes ... Agent Scott Kohn
Jim Lau ... Chinese cook
Alice Lo ... Chinese lady
Michael Marisi Ornstein ... Chuck (as Michael Ornstein)
William F. Nicol ... Charlie
Sam Situmorang ... Asian #3
Kurt Sutter ... Otto
Rebecca Tilney ... Woman at Teller Morrow
Brian Van Holt ... Kyle