愛猫の為のグッズや消耗品
引き取りに来ていただきました
ありがとうございました
我が家に残ったものは
これだけになりました
愛猫のお気に入りだっだわけではありません
他の猫達にも何か起こってはいけないから
お譲りする事はやめておきました
愛猫は幼少の頃
よく鼻血を吹いていたのです
最初は自分も気づかなかったんです
鼻血だって事を
お部屋の床や壁に
霧吹きで吹き掛けた様な
黒い水飛沫の跡があるのを発見したのが
きっかけでした
その汚れを拭き取ると
血液特有の匂いがしたので
慌てて愛猫を確認しました
ですが何処も出血の痕跡はありません
愛猫も至って普通に元気にしており
暫くは本当に解らなかったんです
ある日
愛猫がくしゃみをしたんです
その瞬間
私の洋服に赤い血飛沫が点々と付着しました
直ぐに愛猫を抱き寄せたところ
くしゃみを連発しまして
その時にようやく
驚く程の血飛沫が
くしゃみと共に飛び散っている事が
解ったのです
まだ引き取って間もない幼い時期で
確定した獣医もなくて…
とにかく直ぐに診てもらえる獣医に
連れて行った記憶があります
アレルギー性鼻炎だろうとの
獣医の診断でした
猫は人間と違って
鼻血を啜ることが出来ないので
くしゃみで飛び散らす事しか出来ない
と、言われました
この鼻血は数年続きました
幼少期から青年期の血気盛んな頃です
うちの子 血の気が多かったのかな
そんな鼻血も
愛猫自身は気にする事なく
シニア年齢になってからは
鼻血を吹く事はなくなっていたのです
シニア年齢になると
やはり寝ている時間が増えていき
バカな自分は
愛猫の為に
と、『ねころん』を購入したのです
猫の形をしたおこもり出来るハウス
見た目も可愛くて
ファブリック系ではないので
お手入れも楽そう
そんな単純な動機でした
当時の自分的には
かなり奮発して購入したのです
ところが
愛猫が『ねころん』に入って
嫌がる事もなく
暫くおこもりしていると
愛猫がくしゃみをしたのです
『ねころん』の中を覗いた自分は
真っ青になりました
真っ白な『ねころん』に
真っ赤な血飛沫が飛び散っていました
シニアになってからの数年間
鼻血はありませんでした
年齢を考慮すれば
愛猫の身体に負担をかける様な事は
一切排除したい
安全性を重視せずに
安易に購入した事を後悔しました
『ねころん』を
何度も洗剤で洗ったり
点日干ししたり
色んな手段を講じましたが
愛猫が鼻血を吹く事はなくなりませんでした
たまたま だったのかも知れません
うちの子が過敏に反応しただけかも知れません
でも
そんな思い出のある品物を
譲渡は出来ません
新しいお家を待つ子達
少しでも
幸せな時間を過ごしてほしい
自分に出来る事はないけれど
そう思っております