Are you Wimpy?

次々と心に浮かぶ景色と音。
そこからは絶対に逃げられないんだ。

★「ネット小説大賞」にもチャレンジ中★

トイチの中のジジコ 第3話

2021年03月19日 | 日記
 ジジコと過ごした記憶は旭野が2才になった頃からある。1枚だけ赤ん坊の自分を父が抱き上げている写真があるから、父は 妾だった母の元に幾度か顔を出していたのだろう。どうやらその写真も母が撮影したものらしく、実際に母の顔が確認できるものは何もなかった。ひょっとしてジジコが意識的にそういったものを自分の周囲から排除していた節すらある。しかし、当の旭野には記憶の欠片として覚えていることがいくつかあった。
 その1つは、ジジコが自分を母の元から連れ去った日、砂利が敷かれた狭い駐車場の向こうに見える薄汚れた白壁の平屋のちっぽけな1枚ドアを開け放しにしたまま呆然と立ち尽くす母の面影だった。それは僅か5分ほどの出来事で、その時に脳裏に焼き付いた母の姿は豊満で、どちらかと言うと太目の体型だった。
 その時のジジコとのやり取りもはっきりと覚えている。乗って遊べるハンドル付きの0系新幹線のおもちゃに跨いで板張りの部屋で遊んでいると、すぐ側の流しでトントントンと母が包丁で何かを刻んでいる音が聞こえていた。そこは、今で言うワンルームアパートの様な作りになっていて、背を向けて母が仕事をしている流しの左手に小さな出入り口があって、それは幼い頃見ていたテレビアニメの「サザエさん」の家の様子に似ている気がしていて、アニメを見る度に何度も思い出すほどだった。
 そこへ突然グレーの背広姿のジジコが現れて、すぐさま片方の腕で新幹線のおもちゃを取り上げると、旭野の手を掴んで直ぐ様部屋を後にした。すると母が持っていた包丁の柄を握りしめたまま裸足で駐車場まで追いかけて来たのだ。その時父は振り向き様に「馬鹿!」と言っただけで、そのまま2人でその場を後にしたのが記憶に残っている。

 19才の時に自分が養子だという疑惑が確信に変わった後は、その出来事を思い出す度に自らの出生についてあれこれと自分勝手な推理をする旭野なのだった。

 それは、こんな具合だ。

  戸籍謄本の記録から、旭野が養子縁組されたのは3才の時となっているが、自分の記憶と計算によると2才頃貰われているはずだった。当時、旭野家は朝霞市の集合団地の3階か4階に住んでいて、そこには既に大きな女の子がいて、一緒に住むことになった自分のことをあまり歓迎していない様子だった。玄関から小さなダイニングを抜けて、一番奥に6畳ほどのリビングがあって、その更に奥にベランダがあった。
 ベランダからは大きな駐車場に自動車がたくさん並んでいるのが見下ろせた。ある日、自分が置き放しにしてした三輪車を牽き潰してしまった中年の男性が怪訝そうに残骸を持ち上げてるところを目撃したこともある。そのベランダには"モコ"という名の大きな犬が飼われていたはずなのだが、旭野の記憶には全く残っていない。
 リビングから左手に折り返した所に子供部屋があって、襖のような扉を開いて中に入ると、左手には継母が使っていた足踏み式のミシンが、右手にはいつも布のかかったまま使われていないオルガンが置かれていた。その奥に2段ベッドが据えられていて、旭野はそのベッドの下の段に寝ていた。義姉は旭野とは10歳も離れていたから、ジジコと義母の間には長らく子供ができなかったことになる。

 ところが1年ほどすると、弟が生まれた。きっとコレがジジコたちにとっては予想外のことだったのだろう。

 10年間子供が生まれなかった夫婦のお間に如何なる事情があったのか。この10年というのはどのような意味をもっているのかが鍵だった。それは、自分で家族をもち、親兄弟に一切頼らずに就職し、結婚し、家や車を買い、今や一家の主となった旭野にとって想像するに容易い事の様な気がしていた。

 弟が生まれた時、それを機にしたかどうかは不明だが、一家は埼玉県越谷市の一軒家に転居した。その客間に据えられていた大層立派な食器棚に民芸品のコケシ人形が何十体と飾られていたのを思い起こすと、義母は流産し易い体質だったのかもしれない。いずれにしても、長女の誕生から13年もして授かった男の子、つまり嫡男が誕生したわけなのだから、後々、この弟の誕生が自分自身の存在価値を急激に下げてしまう転機となったのは間違いなかった。その証拠に、それからの旭野の人生において、その家にいることが苦痛でしかないような日々が続くことになった。それは、大人になってからも常に感じていることだった。

  旭野が北条時輔を慕っているのは、彼の境遇が自分と重なり合うからだ。元寇の時代、執権として歴史に名を残した北条時宗にはもうひとつのエピソードがある。それは「兄殺し」だ。時輔は時宗の異母兄弟で、武士の世の中にあっては至極当たり前の流れかもしれないが、実権を握った時宗によって失脚させられた挙句粛清される。父親の時政にも時輔の存在を疎んじる気配があったのだが、それは嫡男たる時宗や正室に対するコンプレックスの現れだったと見て取れる。
 きっとジジコも旭野に関する事で家族に対して時政と似た「後ろめたさ」の様なものに支配されていたに違いない。ジジコの旭野に対する「教育」は、現在なら児童相談所が関わるであろう程に壮絶なものがあった。何か上手くいかない事案が発生すると、それは全て旭野の存在そのもののせいにされたし、旭野が犯す"子供らしい"過ちも徹底的に叱責され、その尋常ではない“御仕置”は精神的及び肉体的拷問に近い様相を呈していた。

Are You Wimpy? エピソード①「怖がる男」

2021年03月18日 | 日記
「Where are you from?」

 その男を見かけたとき、そんな一言が思わず口を突いて出た。その日は、朝からどんよりとした雲が上空から垂れ下がっていて、11月にしては珍しい程の湿気が街の中に立ちこめていた。左肘や額の傷にはまだ多少の違和感が残っていたが、痛みというほどのものは既に無く、“旅”の終わりが近付くのにつれ、目的を失った僕はただ時間だけが漠然と流れていくのに身を任せていた。

 彼が定まらない視線をちらりとだけ自分に向けて「Japan」と答えた途端、ポツポツと小雨が落ちてきて、一緒に歩いていたビクターが大きく溜息を一つついた。

「何でこんなところで?」

 僕は、自分の立場も棚に上げて、不躾な質問を投げかけてから、僕が放った日本語をただのノイズとしてしか認識しないリアノやビクターが先を急ぐのを見届けた。男は何かに怯えるようにして相変わらずキョロキョロと見回しながら、被っているヘルメットの小さな傷を指さして、小さな声で酷く吃りがちに話し始めた。

「が、外人部隊なん・・・だ。 こ、ここに、た、弾が当たって・・・し、し、死ぬとこだった・・・」

 突然焦げ臭い排気ガスを撒き散らしながら、大きな装甲車が僕達のすぐ脇を走り抜けたとき、彼が一瞬身を屈めとものだから、僕もつられて思わず背を丸めて後を確認した。

「そういえば・・・」

 円山さんと2人だけでパターゴルフをした帰りに、喉を潤そうと偶々立ち寄ったパブで、ビジネススーツ姿の若い男性に声をかけられたことを僕は思い出していた。最初は円山さんと自分が日本人だということに大層興味をもっていろいろと質問してくるのに少し警戒していたが、ビールが進んだせいかいつの間にか打ち解けて、円山さんが止めてくれなかったら、あるいは僕も“外人部隊”とやらの契約書にサインをしてしまうところだったのだ。

 パトリックという名の、体格の良いその男性は愛想の良い笑顔を振り撒きながら、いとも当然の如く切り出した。

「以前は500人以上はいた日本人も、ほら、あちこちの内戦でね・・・、そうだな、今はざっと50人ほど。10分の1しかいないんだ」

 IBMという信用のある企業の名刺を後ろ盾に、まるで懇願するように僕達に入隊を促している必死な様子に、半ば同情するように耳を傾けていると不意に男は付け足した。

「5年だ。5年間生き延びればフランスのパスポートがもらえるし、福祉も受けられるんだ」

 そして「世の中の為に働いてみないか」と締めくくってから、しばらく僕達の顔を覗き込んで返事を待っていた。「世の中の為に」というフレーズは若者の心を鷲掴みにするだろうが、意気地のない僕にとってはそれよりも「生き延びられたら」という言葉が引っかかって、彼の投げたボールを受け取れない様な気持ちになっていた。まるで、マニュアル通りの話術に危うく騙されそうな僕の肩を円山さんが2回ほど軽く叩いて「そろそろ、僕等はお暇しますよ」と答えると、パトリックは残念そうな表情を浮かべながらも「送りましょう」と、手に持っていたパイントグラスを一気に飲み干した。円山さんが丁寧に断ろうとしたが、「大丈夫、諦めますよ。つまらない話をしました。忘れて下さい」という神妙な態度に謂われの無い安心感の様なものも覚えて、僕達は彼の提案を呑むことにした。途中、車線を間違えて交差点に侵入したことを除けば、特に問題も無くその晩はやり過ごして、以来彼からは何のコンタクトもなかった。

 もし、あの時、パトリックの提案を受け入れていたのなら、僕も今目の前で怯えている男と同じ目に遭っていたのだろうか。

「日本人は君だけか」
「い、い、いや・・・あ、あと2人」
「2人?」
「そ、そ、そう。ふ、2人・・・。でか、出掛けてるん・・・だ」

 男を気の毒に思って「帰れないのか」と尋ねると、眉を顰めた苦しそうな表情で下を向いたかと思うと、犬が身体に付いた水分を払い散らすみたいに勢い良く水滴を飛ばしながら首を横に数回振った。

「ぱ、パスポートを、と、と、取られちゃったか・・ら・・・」

 そして、今度は恨めしそうに僕の方を睨んだ眼差しに少し狼狽えながら、「僕もね、同じ様なもんだよ」と答えると、彼はざまあ見ろとばかりに厭らしい笑みを浮かべた。

「ウィンプ!」

 あの時円山さんが僕のことを遮った様なタイミングでリアノの声が遠くから響いた。

 「魔が差す」ということはそういうことなのだろうか。ともすると相手の思うままに操られそうになる瞬間が時々僕達に襲い掛かるとき、意識を正常な軌道に戻そうとする何か別の力が働く。その「魔力」の大きさによっては、大気圏に突入した隕石の如く引力に逆らうことは不可能なのだろう。いうなれば、自分が今存在する場所へは、きっとその様な目に見えない力で導かれて辿り着いているともいえる。

 リアノたちは50mほど先で僕のことを待っていたが、小雨混じりの霧雨が濃くなってシルエットの輪郭を霞ませた。僕は男に別れを告げようと振り返ったが、彼の興味は既にこちらにはなく、その場所をグルリと取り囲む様に聳え立っているビル群の方へ視線を上げていた。今にも発砲しそうな具合にギュウっと小銃を握り締めて、白い吐息を小刻みに立ち上らせながら、相変わらず落ち着かない様子で周囲を見渡している姿に憐みすら抱く僕だった。

残念ながら二次通過なりませんでした・・・ですので約束通り・・・

2021年03月18日 | 日記
 やはり、まだまだ・・・。


 でも、プロの目を通して読んでいただいて一次通過を果たしただけでも本当に嬉しかったです。

 とにかく読んでいただいたことに感謝です。

 ・・・で、これまで申してきました通り、落選し次第作品を発表という公約を守ろうと思うのですが、ここはイロイロと散らかってきちゃいましたので、「落選作品専用」のウェブサイトを開設いたしました。

 “Are You Wimpy?”の映画化もまだ諦めていません・・・妄想は膨らむ一方です。

 「トイチの・・・」も頑張って書き続けて、来年の「太宰治賞」に再チャレンジできたらと考えています。

トイチの中のジジコ 第2話

2021年03月12日 | 日記
 「こちらです」

 神妙な面持ちの若い警官が少しだけ申し訳なさそうに、尖兵として到着した私の事を霊安室に案内した。何の変哲もない無機質な冷たい感じのドアを開いて「どうぞ」とばかりに招き入れる様な仕草をした警官に促されるまま中に入ると、縦に数列並んだステンレス製の引き出しの1つが何の前置きもなく金属を引き摺る様な音を立てながら引き出された。勿論遺体が腐敗しないように冷蔵する為なのだが、大きな引き出しの中で身体をくの字に曲げて、まるで眠っているような父親の姿を認めて、旭野は言葉を失った。数秒間父親の様子を確認してから、傍でじっと見入っている警官の方に頷いて「父に間違いありません」と静かに答えると、旭野はうろたえることもなく、その後の段取りを警官に尋ねた。警官はほっとしたように引き出しを押し込みながら、「詳しくはあちらで・・・」とだけ呟いて元来た通路を先導した。
 旭野は涙一つ流れない自分の落ち着いた状態に自分でも驚いたが、実は葬儀の段取りや仕事のやりくりや残された母の面倒のことで頭の中がいっぱいだった。事務所の机に座って詳しい説明を受けているときも、これから義姉と一緒にやってくる母に父の死をどう伝えようか悩んでいた。警察官はそんな心中を余所に淡々と事故の状況や各種書類の作成についての説明を続けていた。小一時間ほどして義姉に抱えられる様にして哀れな母が到着した。

 20年以上も住んだ埼玉の家を売り払って鹿嶋に転居してから、この継母は控えめに見ても決して幸福な日々を送っていたとは考えられなかった。母にしてみれば埼玉での生活こそが自分の黄金時代とも呼ぶべきものであったのだろう。ご近所の主婦達の団結力といったら、まるで何かのスポーツチームかの様に、常にお互いを親身に支え合っているのが端から見ていても手に取るように分かる程であった。60歳で定年を迎え、ジジコは余生を釣り三昧で送る為にわざわざこんな海辺に大きな家を新築した。家長の一存とはいえ縁もゆかりもない見知らぬ土地にやってきて、孤独の縁に追いやられた母は以来引きこもる様な有様だった。旭野も2年ほど実家で過ごしたことがあったが、埼玉でも我が儘放題に過ごしていたのに輪を掛ける様にして荒んでいく父と家庭の実態に、その家に1度も住もうとしない義弟を含め、姉弟たちは次々と実家を見捨てた様なものだ。独り身で何のしがらみもない義姉までも後に母親の束縛を理由に家出同然に両親を残して去ったのがほんの数年前の事だった。

 継母が義姉に支えられながら恐る恐る入室してくると、警官は旭野の時と同様に何の躊躇もなく引き出しを勢い良く開けて父の骸を露わにした。私達家族にとってはどんなにデリケートな状況にあっても、日に何件も人間の死を取り扱う警察にしてみれば、そんな遺族の心中など推し量っている余裕はないのだろう。それに、逆の立場で考えてみれば、それ程過酷な状況で働く仕事が他にあるだろうか。過酷な状況に長く置かれれば置かれるほど、人の心は温度を失っていく。旭野自身にも覚えがあったし、きっと警察という場所はその最前線なのだ。
 漫画でしか見たことのない「ひいい」という恐怖と悲しみが混じった叫び声を上げながら継母は義姉の胸に顔を押し付けるようにして倒れかかった。姉はそれを庇うように母の両肩を抱きかかえて一緒に涙している様だった。まだ意識と現実がリンクできない中で旭野はその模様を眺めながら、さっき電話で義姉と話したときの白けた気持ちを未だ払拭できず、引き出しの中に寝かされている亡き父の骸でさえも滑稽に見えてきて、込み上がる笑いを堪えるのに必死になっていた。

 こういう特別な事案の場合、警察と癒着のある業者が葬儀を請け負うらしく、別室で背広姿の営業マンが旭野達を待ち受けていて早速葬儀の日程と段取りの話に入った。職場ではまだ“見習い”の様な立場の旭野には経済的な余裕もなく、葬儀は極近しい親類だけで執り行うことに決まった。そもそも、父親は禁止されている場所で勝手に釣りをし、その挙げ句波に浚われ溺れ死んだのだ。その堤防は、毎週犠牲者が出る場所で、その危険性を知っている輩の多くは腰に“命綱”を架けてテトラポット等に括り付けるなどして安全を確保しているくらいだった。

「ご遺体が上がっただけでも良かったんですよ」

 業者とのやりとりを見守っていた先程の若い警官がふと漏らした。その場所で海に呑まれてしまうと体内のガスが充満して浮き上がるまで遺体が発見されないことが多く、そうなると目も当てらないだろうから「こんなきれいな状態で運ばれるのは奇跡」なのだそうだ。普通なら傷つくような物言いなのだろうけど、旭野は尤もだなと納得してその警官に礼まで述べた。
かくして葬儀の日取りも段取りもある程度落着し、病院から「死亡証明書」がまだ発行されていなかったので、警察署の計らいで特別許可証を発行してもらい、すぐに自宅まで遺体を移送する手筈が整えられた。業者は時間が経つと肺に溜まっている海水が鼻や口から溢れてきてしまうから出来るだけ早くに荼毘に付す方が望ましいと忠告してくれ、翌日の午後には葬儀から火葬まで一気に行えるように手配をしてくれた。

 ジジコの弟家族は久慈郡で先祖代々の神社を守っている。叔父も従兄も神主だったが、肉親の祭事には関わってはならないのだそうだ。しかし、翌日には叔父が斎場に足を運んでくれて、葬儀に関してあれこれと指図をしてくれた。葬儀業者してみれば意外な展開だった様で、地元の鹿島神宮からの手配で打ち合わせに来ていた若い宮司の表情が強ばるのが明らかだった。そんな様子を観察しながら、旭野にしてみれば心強い味方が出来た気がして、半ば押し付けられた“祭主”の重責も大分軽くなった様な心持で内心ほっとしていた。

第37回 太宰治賞 1次選考通過しました!

2021年03月05日 | 日記
1548応募作品から153作品が選ばれたんですが、なんと“Are You Wimpy?”の再編版が1次選考を通過!
※私の本名と年齢がわかるとどれなのかわかってしまいますねw

ブログでコツコツ書いていても余り反応がなかったから自信なんてなかったし、たかが1次選考、しかも153も選ばれてるのになんて言われちゃうかもしれませんが、プロの目でしっかり読んでもらったっていう事実があるだけですごく幸せです。唯一打ち明けていた長男も褒めてくれました。

つきましては、この後「お蔵入り」が決定し次第、ココで再編版を発表したいと思ってますので、出入りしていただいている方々には是非読んで欲しいです!

それでも凄いなぁ。この153の作品の作者には16歳とか17歳という我が子と同世代の方や、70歳代という義父母と同世代の方々もいらっしゃるなんて!!

何だか勇気をもらっちゃいました!

今「トイチの中のジジコ」を書き始めたばかりですが、実は17歳の時に少年サンデーという雑誌のマンガの原作公募で入賞した「トップシークレット」という物語の進化版で「銀のマリア」と「騎士たちの夜明け」という2つの構想も練っていますので、楽しみにしていてください。




あと、“Are You Wimpy?”のスピンオフとかエピソードもどんどん浮かんでいて・・・問題は作品に臨む心の余裕と時間が中々持てないコト。

それでも、スマホのメモ帳機能を使って、コツコツ仕上げていきたいと思っています。

それから、ボキャブラ地獄に陥りながらも魂をこめて書いているつもりなので、本当に入賞とか全然関係なく映画化して欲しいという夢もどなたか叶えてください!!
m(__)m

妄想は膨らむばかりですが、とりあえずご報告まで。