谷健太郎くんとの出会いは、私が10年前美谷本小学校に赴任したとき。彼は小学3年生。私は音楽の担当。
5年生になると、低音部譜表を学習します。バスキーボードやバス木琴などとともにアコーディオンの左のボタンをその学年の全児童に教えました。スタンダードアコーディオンで左の指3本を縦に位置したとき、薬指はF、中指はC、人さし指はGを押します。3本の指をそのように置いたまま左のボタンを見ないで(見えませんが)C調の曲の伴奏ができるという学習です。彼は、その3つの音以外の音はどこを押せばよいのですか、と聞いてきました。さらに♭がいくつかつく曲の場合、E♭やA♭はどれと聞いてきて、ついに「もののけ姫」をベースソロで弾いてしまいました。それが5年生の終わり頃。
6年生になる頃、「アコーディオンを習わない?」と誘い、蕨の初級教室に通ってくるようになりました。人一倍長身の彼は、バスに乗るにも「小学生なんです。」とことわって乗ったとか。初級教室では、普通、右手、左手、両手と進んでいきますが、サウスポーの彼の一言が語りぐさになっています。「アコーディオンって右手も使うんですか?」夏の修了演奏会の頃は、ひざを痛め、東京医大病院(偶然にも今は日本アコーディオン協会事務局のある西新宿芸能花伝舎近く)に入院。その後フリーベースアコーディオンに転向。
中学校は美笹中学校。当然のように、吹奏楽クラブへ。これがいいんだか悪いんだか、アコーディオンの夏合宿に吹奏楽のコンクールが、ぶつかる。さらに「行った方がいいよ」といって勧めたオーストラリアでのホームステイ(けっこう競争率が高いのです)へは、アコーディオンをかついで行った!アコーディオンを機内に持ち込む方法も伝授。少しカルチャーショックの様子で帰ってきました。生徒会副会長で活躍しながら、アコーディオンの練習。2002年、第3回JAA国際アコーディオンコンクール中学生の部でダントツ1位。弾いた曲は「Menuet」。バッハとジャズの好きな子でした。
和光国際高校に入学、「勉強とは何ぞやーーー」で悩む1年生。勉強し始めた2年生。そして2005年夏、アコーディオン・サマーフェスタ2005の中で開催された第4回JAA国際アコーディオンコンクール上級の部で奨励賞を受賞。弾いた曲は「Sotana for Accordion」 「Adagio for Glasharmonica」 「Partita Piccola」。大学に行こうか、アメリカに行こうか、今進路を決めるとき。 (紹介者:大滝早苗)
5年生になると、低音部譜表を学習します。バスキーボードやバス木琴などとともにアコーディオンの左のボタンをその学年の全児童に教えました。スタンダードアコーディオンで左の指3本を縦に位置したとき、薬指はF、中指はC、人さし指はGを押します。3本の指をそのように置いたまま左のボタンを見ないで(見えませんが)C調の曲の伴奏ができるという学習です。彼は、その3つの音以外の音はどこを押せばよいのですか、と聞いてきました。さらに♭がいくつかつく曲の場合、E♭やA♭はどれと聞いてきて、ついに「もののけ姫」をベースソロで弾いてしまいました。それが5年生の終わり頃。
6年生になる頃、「アコーディオンを習わない?」と誘い、蕨の初級教室に通ってくるようになりました。人一倍長身の彼は、バスに乗るにも「小学生なんです。」とことわって乗ったとか。初級教室では、普通、右手、左手、両手と進んでいきますが、サウスポーの彼の一言が語りぐさになっています。「アコーディオンって右手も使うんですか?」夏の修了演奏会の頃は、ひざを痛め、東京医大病院(偶然にも今は日本アコーディオン協会事務局のある西新宿芸能花伝舎近く)に入院。その後フリーベースアコーディオンに転向。
中学校は美笹中学校。当然のように、吹奏楽クラブへ。これがいいんだか悪いんだか、アコーディオンの夏合宿に吹奏楽のコンクールが、ぶつかる。さらに「行った方がいいよ」といって勧めたオーストラリアでのホームステイ(けっこう競争率が高いのです)へは、アコーディオンをかついで行った!アコーディオンを機内に持ち込む方法も伝授。少しカルチャーショックの様子で帰ってきました。生徒会副会長で活躍しながら、アコーディオンの練習。2002年、第3回JAA国際アコーディオンコンクール中学生の部でダントツ1位。弾いた曲は「Menuet」。バッハとジャズの好きな子でした。
和光国際高校に入学、「勉強とは何ぞやーーー」で悩む1年生。勉強し始めた2年生。そして2005年夏、アコーディオン・サマーフェスタ2005の中で開催された第4回JAA国際アコーディオンコンクール上級の部で奨励賞を受賞。弾いた曲は「Sotana for Accordion」 「Adagio for Glasharmonica」 「Partita Piccola」。大学に行こうか、アメリカに行こうか、今進路を決めるとき。 (紹介者:大滝早苗)
「他己紹介」いいアイデアですネ。記事や「ひとり言」も、活動の様子がいきいきと伝わってくるようです。これからもちょくちょく覘かせていただきマス。
ところで、読書好きの谷君、
いしいしんじの「麦踏みクーツェ」
は読んだかな?おすすめですよ。
ところで先日はご一緒できて楽しかったです。また是非に☆
一緒に来た友人も「よかった!」って。
「やっぱりピアソラはいいねぇ~」なんて話しながら帰ってきたところです。
ソロのアコーディオンも素敵だけど、今日のデュオみたいに、演奏を下から支えたり、アクセントにスパイスをきかせたりしてるアコーディオンも頼もしい感じで大好きです。
二台の楽器が、管弦楽にも、弦楽何重奏にも聴こえちゃう!
ああ~、アコーディオンってほんとにいい楽器だなぁ~!!