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仕事を切り上げよう、と意を決したのは午後七時。
そこから東京メトロの駅に駆け込んだのが七時二〇分。
池袋に乗り継いで飯能行き急行が走り出したのが七時四十八分。
西所沢乗換え八時二十五分。
この間に、清原御大引退決死の貫禄四球有り、そのチャンスを潰す拙攻有り。
特に三・四番の連続三振って。
いったん携帯のウェブ通信を切ってため息。
再び携帯速報を覗けば七回裏。
8番細川/レフトヒット
1塁代走/細川⇒佐藤
9番赤田/ピッチャー犠打
西武球場前八時三十一分。
電車を降り、改札くぐったところで聞こえたのは、ドームから響く歓声。
「あぁ、ここまで来たけれども・・・」
一瞬足を止めそうになりましたが、そう私が二の足を踏む筈がなく、いつものレフトスタンドへ。
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案の定、逆転されてました。(L 4-3 Bs)
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ヨシノンから代わった香月マンは、危ないところまでいくも後続をよく抑えましたが。
大石さんも、香月から勝つ気。
いつもの観戦仲間の方々は、ある人は激情し、ある人は肩を落とす状況。
もう試合は終盤。残す攻撃は8,9回。うち9回は超苦手グラマンになるので、反撃は8回しかなーい。
清原御大によるムード変更効果も、もう先ほどの回、やり終えてしまったところ。
それでも、Bs戦士たちの意地を信じ、球場の雰囲気を変えるのはレフトスタンドから。
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すると、今のBsなら、応えてくれるものです。
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相手投手は岡本でしたが、アンパンマンに四球、そして代走モリヤマンが即・盗塁。
続くダカヒが、右中間二塁打。
ここは相手グラブに一旦おさまりかけて落ちたため、モリヤマンはあわてて二塁に戻っており、生還できず。
無死二三塁で、ここまで3連続三振のオレンジバットマン。
ただ、いくら今日当たってないからって、この場面で。
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セーフティースクイズ、とは。
案の定、失敗でしたが。
でも、それを取り返したのは、相手投手がオノスコに変わってからの走塁。
三塁ランナーフミヒロを「おとり」として、オレンジバットマン二盗成功。
シモヤマンが一塁強襲のゴロの間にフミヒロ生還、オレンジバットマンは三塁へ。(L4-4Bs)
そして、小野寺・銀次郎バッテリーのミスに付込み、ボールをこぼしたところを見たや否や思い切ってダッシュ。
頭からホームへダイビング。
1ヶ月前、右肩脱臼してた人が、ですよ。
これが決勝点。(この時点で L 4-5 Bs)
伯父からのメールでは、
「3三振にスクイズ失敗でサッパリやったけど、よう走ったわ。影のヒーローですね。」
一か八かの判断。
あれで失敗してたら、もう終わり。大ブーイングもの。
ほんと、紙一重のもんです。
こういう際どい勝負の時は、時の運が味方に付いたからこそ、風向きが変わったのでしょう。
バクチみたいなもんですが。
ただ、その貴重な1点勝ち越しを絶対に譲らなかったのは、
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ぼくらのゴエ。気迫の投球が光りました。ガッツポーズも出てましたね。
でも西武相手に1点差を守り抜くのは至難の業。
だからこそ、
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9回の攻撃、低い弾道を描いた筋肉弾は効果的でした。(L 4-7 Bs)
久々に「文○放送ざまーみろ!」が響くレフトスタンド。
それでも。
最後の最後まで、勝敗が決まったとはいえなかったものです。
3点リードで迎えた9回裏。
この3点リードが守れなかった悪夢の一昨日、ブルペンから現れたのは
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もう君しか頼る人はいないD-KAT。
早く決めてしまえという声が飛ぶ中も、先頭から片岡には2塁打を打たれ、
栗山には進塁打を打たれ、ブラゼルには
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死球を与えてしまう嫌な展開。
続くのはランナー二人置いて、2005年のプレーオフ決定のサヨナラ弾を打った後藤武敏。
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変化球も高く浮き、ストレートのみで後藤武敏と勝負する僕らの心臓ストッパーD-KAT。
何度もファウルで粘られ、だんだんタイミングも合ってくる恐れもあり、だんだん脳裏に一昨日の悲劇が・・・。
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それでもメゲズにD-KATは、なんとか押し切り三振を奪いました。
Lions 4 - 7 Bs
プロのストッパーとしての意地、というものでしょうか。
出来る限りの声援と、気合を送り続けた甲斐がありました。
にしても、試合終了は十時手前。気づけば1時間以上球場にいたものです。
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ヒーローは打撃好調のダカヒ。今日は久々に千尋とバッテリーを組みましたが、バットの方で援護しましたね。
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ようやくの二次会。7月28日に同じ西武ドームで勝って以来の関東での二次会です。
応援団の方々が一番表情が良かったように思います。関西から来られた援団の皆様も本当に御疲れ様でした。
これで首の皮が繋がりました。
一戦必勝。残すところもあとわずか。そしてあと2戦くぐれば3日間休みになります。
この一勝に安心することなく、
何が何でも、明日も明後日も、勝ちにこだわった、えげつない野球をするように。
次もセギのいる強い楽天相手。油断はできません。
あ、そうそう。
今日の勝利投手・・・香月から勝つ気、当たりましたね。
いいぞいいぞ大石。
2008年、これまでの野球観戦記のまとめはこちらになります。
観戦成績14勝16敗。
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時間とお気持ちに余裕のある方は、ぽちっと1回どうぞ。
そこから東京メトロの駅に駆け込んだのが七時二〇分。
池袋に乗り継いで飯能行き急行が走り出したのが七時四十八分。
西所沢乗換え八時二十五分。
この間に、清原御大引退決死の貫禄四球有り、そのチャンスを潰す拙攻有り。
特に三・四番の連続三振って。
いったん携帯のウェブ通信を切ってため息。
再び携帯速報を覗けば七回裏。
8番細川/レフトヒット
1塁代走/細川⇒佐藤
9番赤田/ピッチャー犠打
西武球場前八時三十一分。
電車を降り、改札くぐったところで聞こえたのは、ドームから響く歓声。
「あぁ、ここまで来たけれども・・・」
一瞬足を止めそうになりましたが、そう私が二の足を踏む筈がなく、いつものレフトスタンドへ。
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案の定、逆転されてました。(L 4-3 Bs)
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ヨシノンから代わった香月マンは、危ないところまでいくも後続をよく抑えましたが。
大石さんも、香月から勝つ気。
いつもの観戦仲間の方々は、ある人は激情し、ある人は肩を落とす状況。
もう試合は終盤。残す攻撃は8,9回。うち9回は超苦手グラマンになるので、反撃は8回しかなーい。
清原御大によるムード変更効果も、もう先ほどの回、やり終えてしまったところ。
それでも、Bs戦士たちの意地を信じ、球場の雰囲気を変えるのはレフトスタンドから。
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すると、今のBsなら、応えてくれるものです。
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相手投手は岡本でしたが、アンパンマンに四球、そして代走モリヤマンが即・盗塁。
続くダカヒが、右中間二塁打。
ここは相手グラブに一旦おさまりかけて落ちたため、モリヤマンはあわてて二塁に戻っており、生還できず。
無死二三塁で、ここまで3連続三振のオレンジバットマン。
ただ、いくら今日当たってないからって、この場面で。
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セーフティースクイズ、とは。
案の定、失敗でしたが。
でも、それを取り返したのは、相手投手がオノスコに変わってからの走塁。
三塁ランナーフミヒロを「おとり」として、オレンジバットマン二盗成功。
シモヤマンが一塁強襲のゴロの間にフミヒロ生還、オレンジバットマンは三塁へ。(L4-4Bs)
そして、小野寺・銀次郎バッテリーのミスに付込み、ボールをこぼしたところを見たや否や思い切ってダッシュ。
頭からホームへダイビング。
1ヶ月前、右肩脱臼してた人が、ですよ。
これが決勝点。(この時点で L 4-5 Bs)
伯父からのメールでは、
「3三振にスクイズ失敗でサッパリやったけど、よう走ったわ。影のヒーローですね。」
一か八かの判断。
あれで失敗してたら、もう終わり。大ブーイングもの。
ほんと、紙一重のもんです。
こういう際どい勝負の時は、時の運が味方に付いたからこそ、風向きが変わったのでしょう。
バクチみたいなもんですが。
ただ、その貴重な1点勝ち越しを絶対に譲らなかったのは、
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ぼくらのゴエ。気迫の投球が光りました。ガッツポーズも出てましたね。
でも西武相手に1点差を守り抜くのは至難の業。
だからこそ、
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9回の攻撃、低い弾道を描いた筋肉弾は効果的でした。(L 4-7 Bs)
久々に「文○放送ざまーみろ!」が響くレフトスタンド。
それでも。
最後の最後まで、勝敗が決まったとはいえなかったものです。
3点リードで迎えた9回裏。
この3点リードが守れなかった悪夢の一昨日、ブルペンから現れたのは
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もう君しか頼る人はいないD-KAT。
早く決めてしまえという声が飛ぶ中も、先頭から片岡には2塁打を打たれ、
栗山には進塁打を打たれ、ブラゼルには
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死球を与えてしまう嫌な展開。
続くのはランナー二人置いて、2005年のプレーオフ決定のサヨナラ弾を打った後藤武敏。
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変化球も高く浮き、ストレートのみで後藤武敏と勝負する僕らの心臓ストッパーD-KAT。
何度もファウルで粘られ、だんだんタイミングも合ってくる恐れもあり、だんだん脳裏に一昨日の悲劇が・・・。
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それでもメゲズにD-KATは、なんとか押し切り三振を奪いました。
Lions 4 - 7 Bs
プロのストッパーとしての意地、というものでしょうか。
出来る限りの声援と、気合を送り続けた甲斐がありました。
にしても、試合終了は十時手前。気づけば1時間以上球場にいたものです。
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ヒーローは打撃好調のダカヒ。今日は久々に千尋とバッテリーを組みましたが、バットの方で援護しましたね。
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ようやくの二次会。7月28日に同じ西武ドームで勝って以来の関東での二次会です。
応援団の方々が一番表情が良かったように思います。関西から来られた援団の皆様も本当に御疲れ様でした。
これで首の皮が繋がりました。
一戦必勝。残すところもあとわずか。そしてあと2戦くぐれば3日間休みになります。
この一勝に安心することなく、
何が何でも、明日も明後日も、勝ちにこだわった、えげつない野球をするように。
次もセギのいる強い楽天相手。油断はできません。
あ、そうそう。
今日の勝利投手・・・香月から勝つ気、当たりましたね。
いいぞいいぞ大石。
2008年、これまでの野球観戦記のまとめはこちらになります。
観戦成績14勝16敗。
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時間とお気持ちに余裕のある方は、ぽちっと1回どうぞ。
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